財務諸表基本レッスン 売掛金と買掛金 - 投資一族のブログ

財務諸表基本レッスン 売掛金と買掛金

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とある先輩より銘柄相談 (面白かったのでそのまま投稿)

 1904 大成温調

http://www.taisei-oncho.co.jp/06ir/pdf/kessan/ir20070810.pdf
 現金90億に対して、時価総額58億なのですが、計算合ってる?
 配当とかPBRで数字だけ見ると条件の良いやつはたくさんあるんだけど、
 買い手がいないから全然上がらないんだよねー

私の回答

PBRが低すぎる会社って怪しいのばっかりでしょう?Assetがまともなものではないはずですよ。
ありがちなのは、
商品在庫:価値が専門家で無いとわからないのでなんとでも評価できる)
売掛債権:怪しい会社(主に社長が100%株主の子会社)との取引+計画倒産
子会社株式:これも同様ですが、時価の無い株式なので価値が不明、親会社と大体運命
共同体のはずなので、つぶれたときは紙くず同然のはず。
建物・設備などの減価償却方法が怪しい場合もある。

キャッシュ以外は信用しないことです。キャッシュですら、持ち逃げする奴が居るくらいだから。


上記に当てはまる典型的な例です。
現金90億持っていますが、同時に負債が250億あります。しかもその負債の内容は買掛金
が200億近く。そして資産側は売掛金が240億。この会社のお客である会社でつぶれると
この会社もつぶれる危機があることを示していることがわかりますでしょうか?
この会社の客がつぶれる、売掛金を回収できない。すると現金90億しかないから、200億の
買掛金を仕入先に払えない場合は倒産です。存続のため、売掛金240億のうち110億は
絶対に回収しなければならないのです。

PBRが安い理由は、この売掛債権の価値が財務諸表より無いと思われているのでしょう。
ずっと高いままでなかなか減らないですよね?なんか怪しい。それが減るあるいは絶対回収
可能であることが確信できるまでは、これは安いとは言えませんな。

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