一族家における投資教育 ~CDO

アンサンブル2 劣後債 円建 3年もの

これ、要はCDOで、当初はどういう商品なのか全く分かっていませんでした。
私なりに解説すると、CDSを集めて、優先劣後構造を入れたものとなりますが、
以下、日銀のレポートを解説のお手本としてリンクしておきます。
http://www.imes.boj.or.jp/japanese/kinyu/2003/kk22-b2-3.pdf
我々の理解は、含まれている会社がつぶれたらやられる。リスクの度合いは、3段階で、それに応じてクーポンが決まる。
「劣後債は、さすがにやばいのではないか?」
「いや、メザニンと劣後のクーポンの差を考えれば、劣後のリスクは取れる。つぶれるかつぶれないかだろ?」
というような議論の末、劣後にしました。

この名前で検索すると、我々だけでなく、事業会社にも、はまっていることが分かりました。
光通信 2億(平成11年 有価証券報告書)
日信工業 2.5億 (平成14年 有価証券報告書)
日本電話施設 3億 (平成13年 有価証券報告書)
ざっと見ただけで3社。満期保有債券で、時価評価して無かったですよ。どこの会社も。

このアンサンブル2が、そうであったかはわかりませんが、最劣後のCDOは、CDSのCorrelationを低く見積もりすぎた
ミスプライスが散見されたらしいです。

事業会社だけでなく、専門家たちも苦労しているようです。
理解はしてなかったとはいえ、結果として、我々は、モデルに基づくミスプライスをついて、勝たせてもらったわけです。

私は専門家ではないのでわかりませんが、CDSがそもそも難しい気がしています。
サブプライム危機で起きている様に、Creditのプロテクションの売り手もまたCreditを持っている。
Cash Bondの買い手の調達金利にもCreditがのっている。
意味不明で挫折しましたが、ゲーデルの不完全性定理によくある、髭剃り屋の髭は誰が剃る?的な感じがし、
クレジットデリバティブは、存在そのものが、自己矛盾に陥っている気がします。

ともあれ、今回の教訓は、モデルによるプライスを過信する無かれ。
これは自己投資よりは、日々の業務に活きていますかな。

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