Olympic記念通貨に見る投資可能性

北京オリンピック記念紙幣

香港のネーさんより
香港で、記念紙幣に対し投機熱が高まって良い値段がついているらしいとのタレコミあり。
日本語 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080716-00000028-scn-cn
英語 http://www.rthk.org.hk/rthk/news/elocal/news.htm?elocal&20080716&56&506406
広東語 http://hk.news.yahoo.com/event/fc/20080714/hkolymnote.html

中国でも記念コインがあるらしいが・・・

結論から言えば、記念紙幣でもコインでも、全面否定と行きましょう。

発行数量にもよるが、経験的に、ダブつき気味の需給で殆どプレミアムがのらなかった日本の10万円金貨
が記憶に新しい。
日本の金貨ですら、金の含有率が低く、金としての価値は50%以下だったという。
国益の保全に厳しい中国は、さらに含有率が低いと推測され、金の値上がり益も期待薄だ。
紙幣の場合は、本当に政府信用の乗った紙くずで"値上がり"益は起こりえないわけだが。
さらに、この投資利益約2倍以上のシニョリッジ(通貨発行差益)をめぐる偽造が中国で起こらないはずが無い。
通常の消費はおろか、銀行に預けても入念な偽造チェックの末、ようやく認められると言う厄介な代物になり、
通常消費はできない+チェック期間中金利が付かないの二重苦で本源的価値はキャッシュ以下に成り下がろう。

現金と言うアセットクラスは預金と違い金利がつかない。
記念通貨と称する通貨発行は、オリンピック準備で物入りな国家経営側からすれば最高に都合の良い
無利子のFinance+Capital Gain(金の含有率と額面との差額-加工料)
となる
はずで、それに気付かない無知な人たちがつける不合理なプレミアムのチキンレースに乗るのは
戦略的とは思えない。

でも金貨には、まだ可能性は残されている。贋金鋳造と逆の発想の錬金術。
ハイブリッドデリバティブ講座~金貨のバリュエーション
Zero Coupon永久国債+金のコールオプション(Strikeは金含有率の逆数で200%水準)
Anytime Putable @100 (T+1Month??偽造チェック期間)

今の状況なら100×exp(-r/12)だな。

任意の時刻において、金利<金のオプションだと、記念コインが100%を超えることもありうる。
勝ち目があるとしたら最初の1週間だが、1週間のGold Strike200% CallのBidは0だね。
後1週間で金価格1troy ounce 1900ドル越えはありえんでしょう・・・。
Volatilityが高く、金利が低い場合は、金貨を買って、オプションを売る。お洒落でしょ?

ただ、現実的には金のVolatilityが高かったら、金貨製造から売るまで発行体様が保有リスク
を持つことになりますので、含有率はさらに低いものになるでしょう。

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