歯磨き粉の買い物と債券Arbitrage - 投資一族のブログ

歯磨き粉の買い物と債券Arbitrage

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歯磨き粉が無くなったので会社の周りを探索したところ、3.7SGDの歯磨き粉を発見しました。

過去に一度、うちの近所のインド人経営の雑貨屋で3.2SGDで騙されてつかみましたが、
Cheapest駅前の薬局で2.7SGDです。(これは銘柄相違無しの同一銘柄間の差異です!)

会社の周りにあったものは、銘柄が違いましたが、40%も違うことに怒りを覚え、買いませんでした。


セクショナリズム丸出し発言で恐縮ですが、債券系読者の方は少ないので言わせて頂きます。

歯磨き粉の買い物とかけて、債券先物Arbitrageととく。その心は?

どれでも一緒だからCheapestで。

債券の方、間違っていたらツッコミお願いします。

債券先物は、標準物という架空の債券を見立てて、規格化しています。
先物は、受渡適格銘柄に交換比率をかけてセトルされ、
http://www.tse.or.jp/rules/jgbf/jgbfcf.html にありますが、大雑把に言えば、
分母が標準物の価値、分子が受渡適格銘柄の価値、そして経過利子の調整項目がついており
これを鑑みると、受渡適格銘柄の中にCheapestという割安銘柄ができることになります。

債券はどれも似たようなものなので、先物も仕組みとして受渡適格銘柄という複数銘柄群のどれでもいい
などというのが許されるこだわりがない世界、とってもお洒落な世界です。
一方、Equityでは、Settleする銘柄が違うというのは、Worst ofあるいはBest ofと呼ばれ
著しくValueが異なり、Vega,Crossed Gammaがグッリグリのデリバティブで
「株の標準物」とは到底呼べない代物になるのが常識です。

利回りがもっとも高いもの(Cheapest)、すなわち値段だけみて、銘柄を見ずに買い集めるのが
債券Arbitrageの基本だと思っています。素人が外野からみた理解ですので、「実際は違うぞ~」
というプロの声、お待ちしてます。
銘柄のこだわりの無い債券ならではの、特徴的オペレーションと言えましょう。


さて歯磨き粉に話を戻しましょう。

私の実生活における将来の歯磨き粉需要が先物の売りに対応し、買い物はCheapestを探す感覚です。
Carryは、5分で歩いていけるところしか見ていないので、無視。
セトル期間もT+0でもT+1でも、古い歯磨き粉が、まだ少し残っていますからバリューに差はありません。

Equityの投資家の皆様は、歯磨き粉の銘柄が違えば値段が違って当たり前と言いましょうが、このケース
では私は債券先物Arbitrage的観点から、現物・先物間&場間Arbitrageを実行したということです。

債券Traderの方に喧嘩を売るつもりはございません。
むしろ、値段だけ見て銘柄を見ないで買う感覚、(Equity Businessではありえない感覚ですが)
実生活では激しく同意します。
是非仲良くしましょう。


素直に、大差ないので値段的に安い歯磨き粉を買ったと言えねーのか!と言われそうですが・・・。

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タバコだったらどう?

銘柄相違は証券事故扱いです。
中国の怪しいタバコはTax Arbだけではなく、値段も考慮したうえでの決断です。

ワインは債券だね。
最近、ウイスキーはValuation始めました。これについてはまた書きます。

タバコと酒は難しいね。株ってよりQuantoみたいな感じ。
というのは、空気の味が影響するんだわ。
香港で吸うCherryと日本で吸うCherryは味が違う。これ驚いた。
酒もねぇー、ウイスキーだけじゃなくて、例えば、ビールも紙コップのビールってダメ。
理論的には味は、一緒のはずなんだけど冷えたグラスで飲まないとダメね。
世界一おいしいビールについては、それもまたいつか書きましょう。

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