2009年度予算案

納税の慣習に則って12月でしめてみました。
08年は複数通貨にわたる収入で、いつの為替を基準に取るかで結果が変わってしまうこと。
源泉徴収有の収入もあるため、計算が複雑で結構苦労しました。

ここまで言うからには、かなり細かな資金計画をもって日々生活しているように思われるかも
しれませんが、それは実行しておりません。
なぜならば、元来の性格で、放っておけば生活費は誤差の範囲に収めるように動くのでお金
が足りないと思ったらおろしに行くパターンでもそれほど使い込まないことがわかっているからです。

毎月のお小遣いで自分を縛るよりは、年間のCash Flowで総合的に資金を眺め、
コントロールする方が効率的
のような気がしております。(木を見て森を見ずというか・・・)

去年も全く同じ記事を書いていますが、今年は全ての財務項目について、対応する記事を書きました。

損益計算書

売上高 : 給与所得による収入(額面)   2008.10.09: 海外駐在員のための証拠金取引
-           税金・社会保障費                   2009.05.13: 所得控除
粗利益 : 可処分所得                           2009.04.29: ファーストフード店に見るシンガポールの社会構造
-            家賃・生活コスト                    2009.04.01: 賃貸にみるOptionality
営業利益 :投資資金                            2009.04.15: 貯蓄率にみる人々の自信度合い
+            金利
+            資産運用益                           2009.05.06: 損益の定義と認識
経常利益 :運用成績
-            特別損失                               2009.05.08: 私はカネ目当てじゃない ~怒りの代償
-キャピタルゲイン課税等投資関連税
純利益 :


源泉徴収税の無いSGPでは、最後の年間資産評価損益以外はCash Flowだけで
計算することができます。複数通貨の取引があると計上方法にいくつか自由度がありますが。

これを百分率にして眺めると人生設計に役に立つと思います。

 生活費<<所得税
の場合、職の問題が片付けば、物価の高いスイスも悪く無い選択肢ということになります。

 生活費<金利・配当収入
 Income<年間資産評価損益
が成り立つ場合、労働の必要性が薄れます。(無くなるとは言いませんが)


08年度決算を振り返ります。2008.05.14: 自分自身の財務諸表 で宣言させていた決算目標、
給与所得から税金と消費を差し引いたものを営業利益と定義した場合の営業利益率は70%を達成いたしました。
この結果に甘んじることなく、09年度は75%必達で日々邁進する所存です。

具体的には
 マレーシア旅行東南アジア横断で大盤振る舞いしすぎたので、今年は控えて可愛く行きます。
 SGPの主たる支出要因である家賃を大幅にカットいたします。

リスク要因といたしましては、
09年度はSGD建の収入のみになり、SGPでの税率はさらに上がること。
そもそも売上が期の途中から0になるという波乱含みの決算になる可能性も否定できません
このシナリオでは、弊社といたしましては、大幅な事業転換を即座に実行します。
純投資のキャピタルゲインはほぼ絶望的なので主たる売上は、先物の売りとCall Optionの売り、
それから配当と金利の受取に焦点を置き、コスト面ではIncome Tax0、家賃0・借金の棒引きを
中心に削減し、10年度以降は営業利益率50%を目指します。

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