春のタイ 後編 ソンクランのはしご 7/8 ~プーケット潜伏隊

パタヤバスターミナルまでバイクタクシーで50THB。パタヤ1号のマンションはメインどおりからちょっと奥まっているので、さきほどの電話で、バイクタクシーを呼び出したのだろう。マンションの目の前にバイクタクシーが居る。しかし、チケットが2時間半先のバスしかない!!
パタヤ・ソンクラン最終日を楽しみたいという観光客の大群が、バスターミナルに押し寄せているので、チケットが売切れてしまっているのだ。選択肢は無いので、2時間半待ち。バス停で待っているのはつらいので、バス停近所の喫茶店でネットしながら暇つぶしだ。

バスは、スクンビットの渋滞につかまるので、パタヤからスクンビット近傍まで90-120分、スクンビットでエカマイまで30分というふざけたタイムロスがあるので、スクンビットに差し掛かったところで下車し、電車に切り替えるのが"ツウ"である。しかし、今回私はスクンビットより2kmほど手前のBang Naのショッピングセンターで降りてしまった。今となってはスクンビットから2kmとわかっているが、降りた瞬間、「あれ?BTSが無いぞ・・・、んー?ここはどこだ?まさかスクンビットまで数十キロなんてことはあるまいな?」という不安に駆られる。


わかりやすく言うと、完全に道に迷っている。この道路設備と周辺風景から察するに、スクンビットは近いはずと信じ、バスの方向に沿って1kmほど歩いてみたが、一向にBTSが現れない。交通量がかなり激しい通りなのでバス停はある。適当にバスに乗ってみよう。冷房無しバス、外国人は俺だけ。「BTS Station?エカマイ」などと連呼したらなんとかBang Naの駅に着いた。降りる時に20THBほど車掌に渡したら「自分から金を払うとは酔狂な客よのぅ」という顔をして12THBほどの釣りをくれた。失った時間15分、失った金8THBだ。

財布をひったくられても、銀行口座が開かなくても、携帯が水攻撃で壊れても、バスの降りるところを間違って道に迷っても、無駄に悔やんだりせず、最適復活経路に向かって即座に最短コースで変換だ。この臨機応変な姿勢はビジネスでも重要だw

やっとの思いでホテルに着く。バンコクで待機中のプーケット潜伏隊は23時か0時に電話するとの連絡で、今日会うのはかなり反故にされそうな予感。即座にるみちゃんに電話し、るみちゃんの店に。「るみちゃんですか? 今5Fですので、呼んでおきますから4Fに行ってください」と客引きに言われる。もはや常連だ。るみちゃんの故郷とソンクランの土産話を聞きながら2時間、ロック。るみちゃんと2時間は、完全グロッキー・コース。ペイバー不能なので、ホテルに直帰。寝てたらプーケット潜伏隊から電話があり予想通り「明日昼どう?」と言ってきた

プーケット潜伏隊はその名の通り、プーケット住民なのでバンコクは詳しくない。Sala DeangというBTSの駅があるからそこで待ち合わせしよう。ということになった。シーロム・MRTとSala Deang BTSは違う、どっちの駅だ? シーロムのデパートはたくさんあるんだ。駅は一つしかない。駅に来てくれ、今どこに居るんだ? という質問を複数回繰り返し、Sala DeangとSilom駅を一往復、電話を5回くらいかけてようやく会うことができた。

久しぶりだな、約1年ぶりくらいか? とりあえず暑いからどこかでお茶でもしようとSilom Complexの地下を徘徊。どこもお気に召さないのかなかなか決めようとしない(俺がここと言えば決まるのはわかっているのだが、それは俺にとって何も得るものが無いので)。「じゃ、コンビニで何か買って、俺のホテルの部屋に来ても良いけど、すごい狭い部屋だよ」と言うと、「それが良い」と答えた。プーケット潜伏隊と私は客でもなければ愛人でもない、単なるハーレムナイトの一員、ただしハーレムナイト一期生だが。プーケット潜伏隊はシンガポール滞在期間が長かったので、ハーレムナイトの歴史=私のタイ人女性遍歴も非常に詳しい。パタヤ1号すら知らないハーレムナイトの黒歴史を知る一期生なのである

ホテルについて、ゴロゴロしながら、プーケット潜伏隊の日本での活動を聞く。フィリピン人と同じでタイ人女性の働き場所は、なんともコメントしようが無い田舎のフィリピンパブだ。秋田、群馬、石川、岐阜、山口、熊本など、「ぇっ?」というような地方都市のフィリピンパブで働くらしい。お客さんはおじさんを通り越したお爺さんみたいな人が多い。ママがフィリピン人でタイ人嫌い、喧嘩・悪さなどで早期償還するとペナルティある、いじめで最初2週間毎日泣いた、このフィリピン人かなり悪い30歳越えてて子供居る、これもタイ人の先輩だが悪い女、言葉甘いが常に計算してる、フィリピン人日本語できない一生懸命努力、私は日本語できるし給料もらえるから、何もしないでもそれなりに大丈夫。などなどフィリピンパブの地獄の裏舞台の話を延々聞いた。

フィリピンパブにタイ人が紛れ込んでいてもお客さんである日本人にはあまりわからないだろうが、マイノリティとして働くタイ人には地獄だろうな。ママのいびりもかなり激しかっただろうと想像に難くないわ。一晩で10万使うお爺ちゃんが毎日来るなどという話もあり、博打と女で散在するなんていう東京ではにわかに信じがたいような話も、地方では意外にリアリティがあるのかもしれない。タイでもっとも地価が高いであろうバンコクのホテルが安いのと同様、話を聞く限りでは銀座のクラブ(高級クラブじゃなくていっぱいある普通のクラブ)の方が安いのではないか?と思うくらいだ。私は東京でキャバ通いをしたことが無いからわからないが、一晩3-5万というのはありえなくないが、かなり派手に飲まないと行かないのではないだろうか。

プーケットの実家、お父さんは居なくて、4人姉妹で5人の女がひしめく女系家族。「妹は結婚して、お姉さんは真面目で、掃除しろだの、働けだのうるさいからうっとおしいんだよね、楽しければいいじゃんって思ってんだけど」「彼氏とかいらない。毎日会うと喧嘩。たまに会うならOKだけど」とお気楽東南アジア女子発言連発しまくり。プーケット潜伏隊は長らく彼氏無し、子供無し、離婚歴無しの身軽な若い女なので、勝ち組なのだ。半年間日本で荒稼ぎした100万円はアベノミクスの影響で価値がかなり減価したものの、タイでしばらくプラプラと遊んでいる余裕がある。男を見る目も確かなようで、「エキゾさんは怖くない。」と私のホテルに一人で突進するくらい楽勝。まさにライオンの射程距離を知っているガゼルなのだ
Lion-gazel.jpg
日本人女性に何度か言われた台詞ではあるが、ついにタイ人にまで言われてしまったか。ホテルに入ってもまだ逃げる余地がある男という烙印。クソー、言わないだけで女、みんなそう思ってるんだろうなぁ・・・。

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