徹底抗戦 3/4~拘置所の暮らし

検察庁ではクレジットカードやら携帯電話を押収され、そのまま逮捕。拘置所へと護送されることになった。拘置所に連れて行かれる間も同じような状況だった。でも不思議と冷静。拘置所では人定質問され、尻の穴を見せて部屋に送られる。刑務官が気を使ってくれて、官本という備え付けの本を三冊ほど入れておいてくれた。そのうちの一冊は「小説日本興業銀行」(高杉良著/講談社)。これがその後、拘置所内での高杉良の著書を読者するきっかけになった。もう一冊は、なぜかマンガ「難波金融伝ミナミの帝王」(郷力也・画、天王寺大・作/日本文芸者)。興奮してなかなか寝付けなかったので本があって助かった。次の日の朝。噂のくさい飯が登場した。最初の日だけはあの麦飯の臭いが鼻についた。でもすぐになれた。おいしい。

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神経太いなぁ。江副さんは、カンカン踊りに衝撃を受けていたようだが・・・。
2015.04.01 リクルート事件・江副浩正の真実 3/5~検察の横暴

ホリエモンは江副さんの本も読んだというようなことを言っていたので、知っていたのかもしれないが、知っていたとしても、男の人の前で全裸になったことないなぁ。あ、忘れていただけだった、あるわ。でも相手も全裸だったからなぁ。相手が服来てて、全裸で四つんばいか。「尻の穴を見せて」とたった七文字でさらっと流せないわ。臭い飯って麦飯か、麦飯なら、俺も大丈夫そうだ。今現在、実家は麦飯が混ざった飯が出てきているw


基本的に、特捜部案件の経済班事件は接見禁止という処置が取られる。レベルの差こそあれ、面会できるのは弁護士のみで、新聞・雑誌の講読も禁止される。そのくせ拘置所内のラジオから、私の事件関係のニュースがどんどん流れてくるんだけど何なのだろう。新聞・雑誌の読者欄とか広告欄で私が通謀するっていうのか? とにかく独房にいてつらいのは、人と話せないことだ。もちろん、それ以外にもいろいろある。部屋のトイレがむき出しである、というのも人にとってはつらいかもね。私は慣れたけど。それと時計が無いのも意外につらい。逮捕された頃は日の出は6時くらいだったのだけど、だんだん早くなってきて、どうしても眼がさめてしまってつらくなった。それでも7時の起床点検にはキッチリ起きなければいけないから、大変だ。私は九州出身なので、日の出が遅いほうに慣れている。九州と東京では日の出、日の入りは1時間くらいの"時差"があるからだ。

時計ないのつらいね。逆に制限の無いネットが与えられるなら刑罰にならないくらい快適だ。

差し入れというのはその人のセンスが現われるもので、中には非常に気の利く友人もいた。ふかふかの布団と毛布を差し入れてくれたのである。これで拘置所暮らしが非常に快適になった。また、ふかふかの座布団を差し入れてくれた人もいた。毎日替えられるくらいの切花を差し入れてくれた人もいた。お陰さまで、殺風景な独房が多少なりとも華やいだ雰囲気になった。そういった差し入れを下さる人の中には、拘置所の入所経験者もいた。やはりこういう特殊なことは、経験しないと分からないものなのだろう。

シンガポールの刑務所は、日本語の本は差し入れ禁止らしいので、英語の本と辞書でも差し入れてもらって読むしかない。

トイレで鏡を見るのも楽しみだった。拘置所に入るまで、自分の顔を見る自由すら失われるのが、こんなにつらいことだとは思わなかった。なんせ、週2回ある髭剃りの時間と、取調室の往復途中にあるトイレでしか鏡を見る機会はない。しかも自殺防止のためなのか、その鏡はガラスではなくプラスチックに銀紙見たいのが貼り付けてあるチープな代物で、くすんでいるのでよく顔が見えなかったりする。保釈されて久しぶりにマスコミに撮影された写真をネットで見た。こんなになってたのかー、と感嘆したものだ。

お洒落じゃないけど、そう言われてみるとこの私ですら、一日数回くらい鏡を見ている。

二人目の検事の話に戻ろう。検事ばかりでなく隣にいた検事事務官も変わっていて、同じような現場風情の人だった。なんだかな~、と思っていると、なにやら私のあずかり知らぬ話しについて質問してきた。「そんなこと、知っているわけないじゃないですか~」と言うと、いきなり検察官の後ろにあるボタンを押して刑務官を呼び出し、今日はソッコーで取り調べ終了となった。私がとぼけているのだと思って怒ったらしい。 「ああ、今日の楽しみが無くなった・・・。しかし酷い人だなあ・・・。こんな人といつまで対面しないといけないんだろう。早く替わってくれないかな。」などと思いながら自室へ戻るのだった。この検事は、主に私たちのメール解析を担当していたらしく、私のプライベートなメールまで全部見ていたようだ。私の顔を見てニヤニヤしている。エロいメールがあったらしいことをほのめかしてくる。でも、私も暇だから、こんな奴でも我慢して話すしかない。嫌な客を相手にしているキャバクラ嬢の気分がよくわかる

エロいメールねぇ・・・。俺無いわ。口頭による会話でもほとんどそういう話しないし。

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