初フィリピン・マニラ編 8/14 ~民が使う交通機関

フィリピンの民の足ジプニーデビューだ。彼女はジーピィと言っている様に聞こえるが、日本語ではジプニー(Jeepney)と記述するのが正しくWikipediaにも乗っているほどだ。マニラを走るジプニーはウィキの写真よりもはるかにボロい。こっちがマニラジプニー。
Jeepney-Manila.jpg
パタヤのソンテウ>マニラのジプニー>ジャカルタの民バス(冷房無し、窓無し)、バンコクのトゥクトゥク>>マニラのトライシクル(三輪)>ジャカルタのバジャイ(三輪)という順にぼろくなってきており、一人当たりGDPでは測れないリアルな豊かさ・貧しさがこういうところに現れているといえよう。
行き先は車体の前に書いてあるが、ある程度マニラの地図が頭に入っていないと乗りこなすのは難しい。また至るところに走っているが、集中している場所もあり、Burgosの近所だと、Makati AveとSenator Gil Puyat Aveの交差点がジプニー・ピックアップスペースとなっている。バス停に値する停留所などは当然無いw 通勤時間(19時前)になるとジプニー待ちのフィリピン人がたくさん立っているので、すぐに分かるだろう。


Buendia行きのジプニーに乗る。18人乗り。後部座席ギュウギュウに人が乗っています。お金を払う時に、「一人パラ、二人ダラワ」とか言いながら前の人にお金を渡すと手渡しを繰り返しながら運転手のところまで行きます。お釣りも手渡しで自分のところまで帰ってきます。この様子が実にアジア的でコミカルです。ジプニーで検索すればYoutubeで動画も得られるでしょう。とても平和な風景を楽しめるのも、マニラ香里奈が横に居るからである。私の先輩などは、一人で乗ったらしく、怖くてずっと下を向いていた、という話もある。スリや強盗も居るので、注意が必要な乗り物であることは間違いない。Buendiaと言いながら、LRTのGil Puyat駅に着いている辺りも謎なので、一人で乗るには危険ということは理解しておいたほうがいいだろう。

マニラの安全エリアでの夜遊びガイドマップ。マカティの日本人カラオケとゴーゴーバーの位置を示す地図である。
Makati-Map.jpg

私はこの先ジプニーを一人で利用したが、私が利用したのはマニラの中でも安全地区と言われるマカティーのど真ん中を走るマカティーアベニューをブルゴスからランドマーク・グリーンベルトと言われる巨大ショッピングモールまでの1kmという短い区間を夜ではあったものの深夜ではない時間帯に南下したに過ぎない。その他のジプニーは常にマニラ香里奈が真横に座り、私をガードしている。真似して一人で乗って危険な目に合わないことを保障しているわけではない! 安全な国、日本でも人並みはずれた現金を持ち歩く、今は亡き城南電機の宮路社長は何度も襲われている。マニラ香里奈は所持金が50PHP(125円)をきっていることが平気であるようなフィリピンの民だ。それを標準とするならば、私はその100倍以上の現金を"常時"保有している。フィリピンが危険なのではない! 我々外国人がフィリピンの標準から並外れたキャッシュを持っていると思われているから、それを取りに来ようとする奴が居るだけのことなのである。

LRTもデビュー。次の日に乗ったMRTもあわせて説明してしまおう。
Gil PuyatからU.N Ave(これをユエンアベニューと発音しているので中国?と思った)まで4駅で10PHP。自動販売機は無く、全てマニュアルなので駅名を言えないとチケットを買うことはできない。また入り口でセキュリティ・チェック(デパートなど人が多く集まるところではかならずやっていて、男と女で分かれて、検査官が二人居る)をやる。さらに利用客が多すぎるので列をなしている場合もあるので、確かに忙しい人には向かない交通手段である。電車はほとんど待つことなく、すぐに来た。そして、インドネシアと同様、ここでも女性車両が存在する。マニラ香里奈が車掌さんに「私が一緒に乗るから、女性車両で良い?」、めちゃぶりして、「あっちに乗れよ」と断られていた。そして、明らかになったことは、電車の方向の法則、車と同じという意味ではインドネシアのように矛盾していないが、電車も右側通行。対面型のプラットホームで電車は左から来る

manila-LRT.jpg

LRTは、みかけがどうもヨーロッパっぽい電車だと思ったら、ドイツ製ではなくベルギー製のようである。

1970年代、世界銀行によるマニラ・ライトレール構想が示され、1981年から創設が開始、84年から運行。94年から我らが日本のODAが動き始め、LRTの増強事業を開始、2000年のフェーズ2では近畿車両を導入、ベルギー製の既存車両にもエアコンを取り付けるなどの修復整備を行っている。1996年より、日本政府は、メトロマニラ大都市圏交通混雑緩和事業を実施し、MRT-2線の建設を支援。この建設のために日本が支援した総額は、750億円(低金利借款)に上る。丸紅等との協力で、韓国製ロテム社の車両が調達された。車両自体は韓国製であるが、その電機システムは東芝であり、線路や駅も日本規格となっている。1999年に運行が開始されたMRT-3線についても、住友商事等の日系企業が保守作業を支援しており、日本政府や日系企業の貢献が見られる。

LRTの車内には日本語が見られなかったが、MRTにはMitsubishiの文字が、日本製であることをうかがわせていた。日本が官民一体となって、徐々にシェアを拡大している様子が、LRT、MRTの歴史からうかがえる。

Luneta Park(Rizal Parkと名前が2つあってわかりにくい。園内禁煙である。)

フィリピンの平和を象徴するような公園である。子供や学生が多く、芝の上でみんなが話したりくつろいでいる姿である。シンガポールのボタニックガーデンでも、フィリピンのメイドらしき集団が同様にしていたので、これが平和を愛する善人フィリピン人の典型である。至るところに国旗が掲げられ、タガログ語の歌が流されているので調べてみるとスペインからの独立革命を起こしたフィリピンの英雄Jose Rizelを祭った独立記念公園と言えるだろう。記念碑の前には微動だにしない軍人が二人立っている。そして不気味なことに公園の最南端には、フリーメイソンの碑が立っている。

Ocean Park (Lunetaのさらに南に位置する)

海沿いの公園というよりは、水族館などがあるビルといってよい。入場無料なので、我々は夕日とマニラの海を鑑賞した。ここはLuneta Parkと違って、レストランなどもあるため、外国人の姿が観測された。

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