バンファイパヤナーク観測計画 7/11 ~Nakhon Phanomへ

ナコンファノムはタイ北東部、イサーン地区メコン川沿いの県である。バンコク・ドンムアンから得意のAirAsiaでw バンコクからドンムアンへは、民の交通手段であるバスで、Victory Monumentから29番。コンケーンの踊り子に教えてもらった知識をここに記述しておくと、Victory MonumentのBTSの駅からバス停(記念碑の周辺)までの移動だが、改札から下に行かず、そのまま高架を進めば、雨に濡れることなく記念碑に近づくことができる(途中で高架が切れるので最後は少し濡れる)。バスも値上がりして現在は20THBとなっている。もう複数回この経路を使っており、進行方向も間違ってないはずなのだが、それでも途中の道路標識に「Suvarnabhumi Airport」なんていう文字列が並んでいると、不安になってバスの車掌さんに「ドンムアン行くんだよね?」と確認してしまう。バンコク市内の慣れた移動であっても、一人行動は落下傘部隊の威力を感じざるを得ない。

ドンムアンからナコンファノム空港まで約70分のフライト。すごい田舎空港・・・チャンラーイ以上だ。当然、売店やタクシー・バスという移動手段も相当に限定的なイメージで、落下傘部隊が威力を発揮するのは間違いない。時間通りきっちりお迎えが来ていた、信頼の非バンコク待ち合わせ、100%の遭遇率と0%の遅刻率、そして100%ご家族同伴のお出迎えだw ナコンファノムの案内役はナコンファノム三姉妹、とはいえ一番上のお姉さんには一切登場せず、二番目も初対面で、三番目の頼りなく頭の悪そうな妹が落下傘部隊である。ナコンファノム姉妹は日本語ができ、初対面のお姉さんをファノム姉と名づけ、日本語スキルは日常会話はまったく問題ないレベル、ファノム妹は日本語も英語も日常会話に少し問題がある。ドライバーであるお兄さんが一番上のお姉さんの旦那さんであるという・・・。というわけでナコンファノムは日本語でのコミュニケーションとなる。車に乗るなり、冷えたビールが出てきました。どーもどーもすいませんね。でもまだ昼14時前なんですけどねぇ・・・。

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※ファノム妹はハーレムナイト4~5期生だが、パタヤ1号(パタヤ在住のタイ全土落下傘部隊の重鎮級ネーさん)の圧倒的な存在感と迫力(美人とかそういうことじゃないのですよ)に圧倒され、パタヤ1号がタイに帰った後でも、私に近づくことさえできずに、長い間ハーレムナイト構成員のまま潜んでいたチキンな若輩者である。


ファノム妹経由でファノム姉に電話予約してもらったNakhon Phanom River View Hotelにチェックイン。1000THB/一泊がAirAsiaで来ると800THBになるそうで、嬉しいディスカウント。同じ800THBでベッド1つ分のスペースしかないバンコクの格安ホテルと違って、普通のホテルの広さ・遅いWifi・アメニティ・バスタブ・冷蔵庫・バルコニーがある。セイフティーボックスはない。このホテルは空港から車で30分程度ですが、一番の売りはバルコニーから見えるメコン川とラオです。朝方が特に良いです。

Mekong-River.jpg

お兄さんとファノム姉妹と4人で昼食です。ナコンファノムは国境の町なので、ホテルだけでなくレストランもまたメコンの絶景を眺めながらのお食事となります。ナコンファノムもイサーン地区なので、イサーン訛の言葉があり、例えば、おいしい=アローイ(タイ標準語)がセーブユーとなり、アローイマイ(おいしい?)がセボーとなります。ちなみにソンゲーウ=乾杯、飲みましょうはタムカムゴーン、モッゲーウ=一気飲みはロンジョウ、ぺフェーン・ロンジョウと姿を変えています。それはラオ語と類似しているようである。ナコンファノムの飲食店ではラオ人が多く働いており、ウエイター・ウエイトレスには、タイ語は限定的にしか通じない場合がある。ラオ・カンボジア・タイの言語は似ているのだが、アローイ、セーブユーの例を見る限りかなり異なる場合もあるということだ。

タイ人とする典型的なタイ料理の定番は以下の5つの構成要素。

1.サラダ
 ・ソムタム(パパイヤサラダ)
 ・グンチャイナンパー(蝦サラダ)
2.スープ
 ・タイスキ(タイの鍋、スープと思えば良いです)
 ・トムヤムクン
3.ビール(私の好きなChangは女の子に嫌われているので、LEOかShinhaかHeinekenですw)
4.メイン(これは魚・豚・鳥など変化する)
5.米(タイの女の子に"太る"と嫌われています。「じゃぁビールとコーラ止めろ!」と米食復帰運動を地道に行っています。)

ちなみに日本人が思うタイ料理の定番であるグリーンカレーとパイナップル・チャーハンを頼んでいるタイ人を私は見たことがありませんw 多分、カリフォルニアロールを寿司だと思っているのと同じで、あれはタイ料理ではないのでしょう。

このセットで大体一人400THB前後(日本円で1200円程度なので決して激安ではないです)で変動します。2人で食べると割高になり、人数が多いほど単価が下がります。少人数、例えば2人の場合でもこれと同じように頼もうとする傾向があります。食べ残しは罪と考える日本人からするとちょっとムッとしますが、ここは食べ物が豊富にあり、大家族制のタイです。食べ物は必要以上に買う癖があります。食べ残しに罪悪感は無く、大家族制なので、食べ残したら誰かが食べるという価値観なので、2人なのに上記のセットを頼むこともありますが、片目をつぶって我慢しましょう。家族でなくても他人に食べ物を上げてしまうこともありますが、天然の植物などを食べてきたのならば、木になるココナツを奪い合うと国家が分裂するので、タイが一国であることは、天然資源である植物・食べ物もまた国民の共有資産という考えが根付いている土壌なのでしょう。ラープヌアソット(タイのユッケ)はファノム姉は好物、ファノム妹は宗教上の都合で、牛肉を食べることができません。なんちゃって仏教なので、気が向いた時には牛肉を食べますw ナコンファノムのラープヌアソットは、また独特の味付けで苦い醤油(名前はビー)を使って料理するので、タイ料理では珍しい強い苦味があります。

鼻と手

アジアでいつも言われているので段々慣れてきてはいますが、第一印象は「鼻」でした、と言わんばかりに、開口一番に鼻を指差しながら「シリコーン」と言われます。確かに多少大きめの鼻が私にはついているのですが、ジョン・ピアモント・モルガンほどではありません。同様に手については、「指が細く、甲が薄く、平が柔らかい」=苦労を知らぬ手だなと言われています。日本では鼻についても手についても言われたことはありません。日本人女性は手ではなく爪の形について言及していたことが多かったです。日本人に「苦労を知らぬ手」などと言われたら、「私は日本の平民の出ですが、貴女が手に表れるほどの人並みはずれた苦労をしてきたというのなら是非お聞かせ願いたいですね。」(半怒)と問いたいです。「生まれた時はポルポト政権下で内戦中でした。私は幼い頃クメール・ルージュの少年兵で、生き残るために毎日カンボジア人同胞を殺しました。薬物を打たれていたので記憶が定かでなく、何人殺したかは覚えていませんが、そのうちの2人ははっきりと覚えています。父と母を銃で殺しました。そうしなければ私が殺されたからです。父は私に『撃て』と言い、母は黙っていましたが、その時の父を母の顔を今でも忘れることができません。」というくらいの壮絶な"苦労"があったのなら、私の手を「苦労の無い手」呼ばわりしても納得してやるがな。


カラオケボックス

View Khong Restaurant
527 A.Muang Nakornpanom
TEL:042-522314

レストランの横にカラオケ小屋がありますw 「カラオケ行かない?」というのでOK。簡素な小屋にキーボードでタイプして曲を入力するカラオケで、タイ語ソングしかありません。初対面のお兄さんとファノム姉にタイ好きをアピールするために、タイ・ソングを歌いとタイ・ウイスキーBlend 285をバンバン飲みます。レストランと経営が同じなので、レストランの食事・酒はそのまま持ち込めます。しかし、昼15時くらいからウイスキー・・・、キツイ・・・途中で寝てしまいました。その後ホテルに送ってもらいましたが、ファノム妹は引き続き遊びたいと言うので、軽くお小遣いを渡して寝ました・・・。

Relax

起きて深夜、おう、ちょっとまだ飲み足りないな・・・、ファノム姉妹にジョインしようと電話した。ファノム妹が「みんな帰っちゃったよ。」というのでホテルから歩いていける、Relaxという生バンド付きバーへ。ウイスキーを頼み、ちょっとしたつまみを頼んで600THB程度。面白いのはカシューナッツにタイ飯三原色、にんにく、ねぎ、唐辛子がかかっていて、意外においしかったです。ホテルから歩いていける距離にあるだけがとりえで、冴えないところです。

【紳士な恫喝術】
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2013.06.06 東京の島
2013.04.24 孫文 1/5 ~武装蜂起
2013.03.19 タイ全土落下傘計画 13/17 ~チャンラーイのご家族と
2012.06.27 ウォールストリートの歴史 4/8 ~モルガン
2012.01.23|購買力平価で計れば日本は決して豊かではない?
2011.11.28: 利休にたずねよ1/4 ~秀吉のいちやもん
2011.09.08: 投資詐欺 3/3 本職
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