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    <title>投資一族のブログ</title>
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    <updated>2012-02-03T09:26:08Z</updated>
    <subtitle>デリバティブ業界はお笑い芸人の宝庫。そう、多分あんたもな。</subtitle>
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    <title>タイ旅行　1/11～プーケットの悲しき夜</title>
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    <published>2012-02-03T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-02-03T09:26:08Z</updated>

    <summary>タイで遊んできました。前半戦はプーケットでプールにビーチ。私は、タイは4回目なの...</summary>
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        <name>エキゾ</name>
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        <category term="小さな贅沢・観光" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>タイで遊んできました。前半戦はプーケットでプールにビーチ。私は、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">タイは4回目なのですが、こんなに日焼けしたのは初めて</font>です。初日で肩、2日目のコーラル島で額と鼻をこっぴどくやられまして、3日目にコンビニで300THBも出して日焼け止めを買い、顔は白塗りのマイケルジャクソン状態で、帽子と長袖の服を襟立ててサングラスで、道行くタイ人に「暑いの?」と笑われてしまいました。悔しいので「暑いんじゃないの、痛いの」と答えておきました。耳も日焼けしてしまいました。<br />
<img alt="Phuket-Burned-Skin.jpg" src="http://www.ichizoku.net/Phuket-Burned-Skin.jpg" width="450" height="617" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>プーケットのご家族向けコーラル島の行き方。ツアーなんか組まなくたって大丈夫ですよ。<br />
Patong BeachエリアからRawaiまでタクシーで500バーツ。(メーターは居ないので交渉です)<br />
<img alt="rawai-nego.jpg" src="http://www.ichizoku.net/rawai-nego.jpg" width="345" height="258" class="mt-image-none" style="" /><img alt="rawai-boat.jpg" src="http://www.ichizoku.net/rawai-boat.jpg" width="345" height="258" class="mt-image-none" style="" /><br />
Rawaiから船に乗ります。(ボートのようなものですが、スピードボートでなければ1300バーツでOKです。これも交渉で最初は2500バーツとふっかけられました。)<br />
<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">合計2300バーツですよ。一人750バーツ払ってツアーも良いかもしれませんが、そこは人数しだい</font>で計算ですね。<br />
船は30分程度で着きます。波により揺れると服びしょびしょ。後ろ目に乗って重心を後ろに傾けた方が、揺れずに濡れないですむかもしれません。</p>

<p>コーラル島、確かにPatong Beachより綺麗で、かなり遠浅で魚が居ます。ただし日光は要注意です。私はここで数時間泳いでいたら顔面を完全に日焼けでやられました。(日焼け止めなしはかなり危険です)</p>

<p><img alt="Coral-Island_Fish.jpg" src="http://www.ichizoku.net/Coral-Island_Fish.jpg" width="480" height="528" class="mt-image-none" style="" /><br />
鼻の突起などわずかに数センチなのに、日焼けするんですね。おそるべき数センチ。日焼けとは日照時間の積分のようです。しかしですよ、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">わざわざタイまで行って日焼け</font>。少し悲しいです。日中長い間外に出ていた、あるいは海で遊んでいたという証拠なのです。プーケットって夜の街でしょ?　<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">夜遊べていないという大人な事情というか、子供の事情</font>なんですけど、いつしか全く日焼けしないプーケットの旅もしてみたいですね!　夜はホテルの部屋でウイスキーを飲みながらカードを興じるという昼夜逆転現象が起こっておりまして、プーケットは全く読者諸君にアピールする出来事もなく終了ということです。楽しいプーケット・レポートができなくて申し訳ございません。次回こそ、昼はホテル、夜に街に繰り出すような"男旅行"したいものです!</p>

<p>「ホテル帰ったら、ブタのしっぽやろうよ。スピードも後10回くらいやりたいね。」</p>

<p>いいよ、と答えて父は考える。負けることが嫌い、露骨に手を抜いて八百長してもまた不機嫌になる厄介者だ。ただし、同居している兄や母とは同等な勝負をしないと気が済まず、露骨なハンデをつけられると怒りがこみ上げてくるが、異次元の世界の住民である父が相手の場合は、かなりなハンデがつけられていても、気にならないという特質がある。</p>

<p>ブタのしっぽのような手札もないゲームでどのような八百長をやるのか?　疑問に思う諸君も居るだろう。</p>

<p>最も次元が低い八百長だが、口八丁の詐欺的なもので、「ドキンちゃん、使っていいよ。お前が場の札を取らされる時、取りたくなければ、ドキンちゃん使えば、お前の代わりに俺が取るというルールにしよう。」という滅茶苦茶なレベルだ。<br />
ブタのしっぽの勝負時、場札が累積しまくり、お手つきや最劣後によって、この累積場札を取らされたら負けが確定するというような"場"になることがある。その時に「これはドキンちゃん使った方が良いんじゃないかな?」というアドバイスまでつけてあげる。さらにお手つきしても見逃しありだ。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">お手つき見逃しってことは負けようがないハンデ</font>なのだが、それに気付かず真面目にやってる限りはこのハンデもつけてあげるべきだろう。</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">7並べのハンデは、パスできる回数</font>に差をつける。2回と標準的に3回までと。</p>

<p>但し負けず嫌いの厄介者のパスは同じ3回だが、ドキンちゃんで。ドキンちゃんパスとは、ここが出せないという指定付きパスで、指定されたところを手札に持つ者は強制的にその札を出さなければならないというオプションを持っている。もちろん、普通にパスすることも可能だ。ドキンちゃんパスを序盤戦から計画的に用いれば、普通にやれば負けるはずもないくらいの強烈なハンデだ。</p>

<p>スピードにおけるハンデは、自分の場札の枚数に変えることだ。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">通常、互いに自分の場札は4枚で勝負するが、4対2、つまり強者の場札は2枚のみ</font>で連続カードを切っていかなければならない。これは試行錯誤の結果わかったことだが、ハンデ場札は、4対3でやっても勝てないくらい強烈に効くプレイ制限だ。また通常2人プレイのスピードを3人でプレイする場合、場札を2枚に減らすと良い。通常は場札4枚×2人＋河×2=10枚、3人は場札2枚×3人＋河×3=9枚となるから、場札3枚だとほとんど途切れなく勝者が決まってしまう。</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#00ff99">どんなに稚拙なトランプでも、即座にハンデを設定し、手抜き勝負のダラダラ八百長試合を避け、真剣勝負に変える。そして少しのルール変更でスピードを3人でやるという無理ゲーも可能にする</font>。これこそが、ギャンブルのプロ、すなわち天才デリバティブデザイナーの技なのだ。</p>

<p>ハンデに加えて、全てのゲームで共通して使えるここには書けないような投資一族秘伝の如何様も横行しており、一人はその仕組みに気付いている。<br />
「学校のクラスで、トランプをすることがあるかね?　お友達相手に毎回勝ってしまってはいけないよ。妹がいるからわかると思うけど、完膚なきまでにやっつけてしまうと、お友達はどう思うかな?　もうやりたくないと思う。かと言って露骨にハンデをつけるとバカにされているような気がしてスネてしまうだろう?　そんな時に使うのがこの技だ。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">今、我々は負けるためにこの技を使っている。これを八百長という。一方、勝つためにこの技を使うこともできる。それを如何様という。トランプ、もとい、全てのギャンブルにおける禁じ手だが、確実に勝率を上げる方法だ</font>。よく考えてこの技を使えよ。」<br />
と父は嬉しそうに微笑んだ。</p>

<p>【博打関連記事】<br />
2011.03.31: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/03/sama.html">麻雀狂時代</a><br />
2011.02.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/02/number-evolution.html">賭博と国家と男と女 ～数の能力の進化</a><br />
2010.12.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/12/ltcm.html">最強ヘッジファンド　LTCMの興亡　～メリウェザー</a><br />
2010.06.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/06/gambler.html">深夜特急1　香港・マカオ</a><br />
2010.04.23: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/04/gamble-education.html">健全な博打教育</a>　<br />
2009.04.21: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/04/sgpteam-vsteam.html">SGP競馬　データ重視戦略Team VS　お気楽運天Team</a><br />
2009.02.06: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/02/post-177.html">博打における女性誘致</a><br />
2009.02.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/02/post-176.html">麻雀の管理者</a><br />
2008.12.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/12/ma-jann.html">麻雀ISDA Master</a><br />
2008.12.01: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/12/10.html">裏か表の10連敗の確率</a><br />
2008.08.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/08/geylang-street-gamble.html">Geylang Street Gambleの期待値</a><br />
2008.08.01: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/08/gambler.html">Gambler心得</a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/nawatomo/archives/2301811.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/phuketgokuraku/archives/1670717.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/phuketrestaurant/archives/1860369.html"></a></p>]]>
        
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    <title>ザ・ゴール　企業の究極の目的とは何か</title>
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    <published>2012-02-02T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-01-26T15:36:49Z</updated>

    <summary>一言で言うとボトルネックの話。まー、そんなの今更書いてもしょうがないので、本題と...</summary>
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        <name>エキゾ</name>
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        <category term="読書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>一言で言うとボトルネックの話。まー、そんなの今更書いてもしょうがないので、本題とはまったく別のもっとしょうもない部分にフォーカスすることにしよう。</p>

<p>ベアリントンに移ってきて以来、ジュリーはあまり元気が無い。話題が町の話になると<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">彼女はいつも不平不満</font>を言い、私がこの町を弁護するのだ。私はベアリントンで生まれ育った。道は全部知っているし、いい店も知っている。いいバーも悪いバーも全部知っている。</p>

<p>文句を言う奥さんか、いや文句しか言わない奥さんね。アレックスはそんな奥さんに優しい。どうしてそうできるんだろう?　ボトルネックよりそっちを教えて欲しいよ。「私、女性に無理強いするのが嫌いでしてねぇ・・・<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">1ミリでも文句あるんだったらマンハッタンにでも住めば?　ご自由にどうぞ</font>」と俺なら言う・・・。</p>

<p>ジョナ：生産性とはいったい何なのかね<br />
アレックス：私の会社の定義では・・・一定の計算方法があって、確か従業員一人当たりの付加価値イコール・・・<br />
ジョナ：君の会社の定義がどうであれ、そんなのは本当の生産性なんかじゃない。計算方法がどうとかは少し忘れて君自身の言葉で君自身の経験で言ってくれ。生産的とはいったいどういう意味なんだね<br />
アレックス：何かなし遂げることでも意味しているのでしょうか<br />
ジョナ：その通り。でも、どういう観点でなし遂げたかどうかを測ったらいいと思うかね<br />
アレックス：目標(ゴール)・・・でしょうか。<br />
ジョナ：その通り。</p>

<p>ジョナ：アレックス、君はとても重要なことに気づいたね。目標を表す方法は一つだけではない。目標は同じでも、違う方法でこれを表すことができる。『金を儲ける』という言葉と同じことを意味する方法でね。<br />
アレックス：目標は純利益を増やし、同時に投資収益率とキャッシュフローを増やすことだといえるわけですね。<br />
ジョナ：お金を儲けるという目標を完璧な形で表すことができ、なおかつ工場を動かすための作業ルールの設定を可能にした指標だ。指標は3つあって、「スループット」、「在庫」、「作業経費」と呼ぶことにした。在庫とは完成品だけでなく、仕掛品や原材料、作りかけの部品も含まれる。スループットとは販売を通じて、お金を作り出す割合のことだ。<br />
アレックス：生産を通じてではないのですか。<br />
ジョナ：いや販売を通じてだ。在庫とは販売しようとする物を購入するために投資したすべてのお金のことだ。作業経費とは、在庫をスループットに変えるために費やすお金のことだ。</p>

<p>ジョナ：バランスの取れた工場に近づくほど倒産に近づく。生産能力を縮小する場合、たとえば人を解雇したら販売は増えるかね。在庫は減るかね。<br />
アレックス：いいえ、日と減らしてできるのは経費削減です。つまり作業経費の削減しかできない。<br />
ジョナ：アレックス、目標は作業経費の削減そのものではない。指標をどれか一つ改善することではないんだ。目標はスループットを増やしながら同時に作業経費と在庫を減らすことなんだ。</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">もしジュリーが<strong>戻ってこなかったら</strong>どうしようと、考えた</font>。彼女がいなくなったらほかの女性と付き合うのだろうか。どこでそんな女性と知り合うのだろう。突然ベアリントンにあるホリディ・インのバーで見知らぬ女性にセクシーに迫る自分の姿が頭に浮かんだ。それが自分の運命なのか。そんなやり方、いまでも通用するのだろうか。誰か自分の知っている女性で付き合えそうな人がいてもよさそうなものだ。知っている女性で独身の人の名前を挙げてみた。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">考えられる女性を全部挙げるのにはそう時間はかからなかった。その中で気になる女性が一人いた</font>。私は緊張した面持ちで番号を回した。「もしもし」彼女の父親だ。「ジェリーと話をしたいのですが」</p>

<p>すげー、結局、奥さんを思いつくんだ!　<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">あんた、一生、結婚してなちゃい!　いいかね離婚男ならこう考える</font>。</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">もしジュリーが<strong>戻ってきてしまったら</strong>どうしようと考えた</font>。彼女が来てしまったら、他の女性との関係はどうなるのだろうか。とりあえず、ジュリーはいないから、誰かに電話しよう。考えられる女性を全部挙げるのにそう時間はかからなかった。その中で気になる女性が一人いた。私は緊張した面持ちで番号を回した。「どーもー、おひさしぶりですぅー!　ぇえ!　もーぅ毎日超暇です。遊んでもらえませんかねぇ?」と言いながら、「今度遊んでください」というタイトルのメールの送信ボタンを押した。</p>

<p><br />
古代ギリシアの時代から自然界のさまざまな物質の裏には元素という基本ユニットがあり、これが全ての物質を構成しているのだと人々は信じていました。ギリシアの時代の考え方は単純で、空気、土、水それから火。しかしその後土自体は基本元素でなく、多くの基本的な鉱物によって構成されていることが実証されました。空気も異なる複数の期待によって構成されていることが明らかにされました。ギリシア時代の仮説に終止符が打たれたのは18世紀になってからで、フランスの学者ラボアジエが火は物質でなくてプロセス、つまり酸素と結合するプロセスであることを明らかにしたのがきっかけです。その後も化学者たちが長い年月をかけて研究を重ねた結果、19世紀半ばまでに63の元素が確認されました。発見された元素をうまく分類する方法はないものかと試みましたが、どれも無益な努力におわりました。メンデレーエフは元素ごとの定量測定、温度や物質の形状、形態によって左右されることのない定量を用いることにしたのです。彼が用いた定量は原子量と呼ばれるもので各元素の原子の質量と一番軽い元素、水素の原子の重量の比率を表したものです。この比率を用いてメンデレーエフは各元素に特定の数値を割り当てて、識別することを可能にしたのです。メンデレーエフは元素を一列に並べず、7つおきの元素の化学特性が基本的に同じで、その反応度が増すことに気づいたのです。彼は元素を7列の表にまとめました。その結果、すべての元素は原子量順に表され、またそれぞれの列では化学特性が同じ元素がその反応度順に並んで表されたのです。メンデレーエフがこの表を作った時、実はまだ全ての元素が見つかっていたわけではないんです。この表にはいくつか抜けているところがあって、それを埋めようとまだ見つかっていない元素を逆に探すという作業始め、まだ発見されていない元素の質量や特性を予想したのです。</p>

<p><br />
<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478420408/globalcollabo-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51X9HRVXSRL._SL160_.jpg" border="0" alt="ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478420408/globalcollabo-22/" target="_top">ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か</a><br />エリヤフ・ゴールドラット 三本木 亮 <br /><br />ダイヤモンド社  2001-05-18<br />売り上げランキング : 489<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478420408/globalcollabo-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table></p>

<p>【女ってやつぁ関連記事】<br />
2011.09.15: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/09/eebui2.html">エエブイ女優2 2/2 ～いや家庭環境?</a><br />
2011.06.10: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/06/boo.html">歴史を騒がせた悪女たち7/7 ～悪女じゃない、完全なあっぷう</a><br />
2011.04.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/04/simroid2.html">1億円ドール　初期型の企画立案</a><br />
2010.12.28: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/12/kenri.html">香港性工作者　～女性の権利</a><br />
2010.08.27: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/08/w-w.html">女女格差</a><br />
2010.04.27: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/04/womens-competition.html">あなたの知らない精子競争　～女の遺伝子獲得本能</a><br />
2010.01.29: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/01/unreasonable-behavior.html">男性には理解してもらえそうにない女性の○○ランキング</a><br />
2009.08.06: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/08/brother-sister.html">血液型占いより有効な兄弟構成占い</a> <br />
2008.11.13: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/11/romance-mathematics.html">ROMANCE MATHEMATICS　～悲しい事実</a><br />
2008.06.23: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/06/post-93.html">パートナーと気持ちが通う?　無理! </a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/Creep1987/20120126/1327570808"></a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/masterflat/20111125/1322229845"></a><br />
<a href="http://trackback.blogsys.jp/livedoor/honkomagomebusiness/6449879"></a></p>]]>
        
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    <title>ギリシャのデフォルト確率って言うけどどう計算するの?</title>
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    <published>2012-02-01T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-01-29T12:18:48Z</updated>

    <summary>CDSは、一般読者の関心も高いようなので、少し解説的な記事を書いてみよう。プロ読...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>CDSは、一般読者の関心も高いようなので、少し解説的な記事を書いてみよう。プロ読者諸君は、ちょっと退屈だろうから今日は読み飛ばして欲しい。嫌味炸裂を見たい人は最後まで読んでくれ。</p>

<blockquote>

<p>Jan 27 2012 ギリシャ国債ＣＤＳ2480億円支払いも、市場信頼第一－クレジット市場</p>

<p>【記者：Abigail Moses】<br />
　　１月27日(ブルームバーグ)：ギリシャの債務スワップ交渉は、民間投資家の自主的な参加条件をめぐる対立が続いており、同国がデフォルト（債務不履行）に追い込まれる危険がある。こうした状況の下で、ギリシャ国債のデフォルトに備えるクレジット・デフォルト・スワップ（ＣＤＳ）契約の支払いに反対する欧州の政策担当者の姿勢が軟化しつつある。</p>

<p>　　バークレイズ・キャピタルの推計によれば、ギリシャ政府と国際金融協会（ＩＩＦ）との債務減免合意は、対象となる2060億ユーロ（約20兆9000億円）相当の国債の保有者のうち50％に対する拘束力しかない。ヘッジファンドは合意に抵抗し、全額返済ないし保険契約による補償を求める可能性がある。</p>

<p>　　ギリシャは３月に145億ユーロ相当の国債の償還が必要で、国際通貨基金（ＩＭＦ）は支援と引き換えに民間投資家との合意をギリシャに求めている。欧州連合（ＥＵ）の行政執行機関である欧州委員会のマルコ・ブティ経済部長は今週、全ての国債保有者との合意が成立しない限り、最大32億ドル（約2480億円）のＣＤＳ契約からの支払いを伴う解決策が必要になりそうだと発言した。</p>

<p>　　シティグループの信用ストラテジスト、マイケル・ハンプデンターナー氏（ロンドン在勤）は「政治家はＣＤＳの支払いを誘発する事由について以前ほど心配してはいないようだ。ギリシャ国債のＣＤＳ契約に基づく支払いを行う方が、ＣＤＳ商品がソブリン債のリスクヘッジを提供する能力に対する市場の信頼が失われるよりは恐らくましだ」と指摘する。</p>

<p>　　　　　　　　　　　　　信用失うよりまし</p>

<p>　　欧州中央銀行（ＥＣＢ）のトリシェ前総裁をはじめとする欧州の当局者は、高債務国の国債の値下がりを見込んだ投資を助長し、債務危機を悪化させる恐れがあるとして、ＣＤＳの支払いにつながる信用事由は受け入れ難いと主張してきた。しかし、ＪＰモルガン・チェースとシティのアナリストは、ギリシャ国債のＣＤＳの支払いが実際にはソブリン債の保険市場の信頼感を高め、国債相場の支援につながると考えている。</p>

<p>　　ＣＭＡによれば、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">ギリシャ国債1000万ドル相当の５年間のＣＤＳ保証料としては、前払い分630万ドルに加えて年間10万ドルが必要になる。これは投資家の債権回収率を22％と想定し、この間のデフォルト確率が82％であることを示唆</font>している。</p>

<p>原題：Greek Debt Wrangle May Pull Default Swaps Trigger: Euro Credit （抜粋）</p>

</blockquote>

<p><br />
このデフォルト確率、正確には5年間でギリシャがデフォルトする確率で、その確率はマーケットバリューとして存在するということである。それはギリシャ国債のCDSの取引値から、実に簡単に計算できる。CDSの計算というのは難しい数学は一切必要なく、本当に四則演算で計算できてしまう稚拙なデリバティブゆえ、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">デリバティブ業界では、"CDSの専門家"などと不用意に発言すると、「もしかして、数学とか苦手なんですか?　プッ。」</font>と思われるほどだ。(但し、CDSの計算とクレジットリスクの計算というのはまったく意味が違うところは注意が必要だ)</p>

<p>記事上のデフォルト確率82%　を導出するために、必要な数値は5つしかない。<br />
持ち高=Notional　1000万ドル、<br />
年限5年、<br />
保証料10万ドル、つまり保証率Credit Spreadで言えば10万ドル÷1000万ドルで1%＝100bps<br />
回収率Recovery Rate　22%、<br />
前払いPrepaid 630万ドル。<br />
日本語はさすがに気持ち悪いので、それぞれ直した。</p>

<p>ここで、5年のデフォルト確率という意味を改めて考えよう。今日から5年後の間、どこかでデフォる確率、つまり5年目"まで"にデフォルトする確率である。<br />
一方、年間デフォルト確率というのを想定しよう。<br />
2012年でデフォる確率、<br />
2013年でデフォる確率<br />
2014年でデフォる確率<br />
・・・<br />
というように1年間でデフォる確率の累積から5年のデフォルト確率が計算される。今ここでは簡単のため、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">1年間でデフォルトする確率は、同じ1年間なのだから、どの年限でも同じ</font>と想定し、<br />
2012年でデフォる確率＝2013年でデフォる確率＝2014・・・＝2016年でデフォる確率<br />
ということで、これをForward Default Probabilityと呼ぶことにしよう。</p>

<p><img alt="Forward-Default-Prob.jpg" src="http://www.ichizoku.net/Forward-Default-Prob.jpg" width="264" height="267" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>それではここではForward Default Probability＝20%と想定して、デフォルト確率とその逆の生き残り(Survaival)確率を計算しよう。<br />
デフォルト確率+生き残り確率＝1だ。<br />
1年後までにデフォルトする確率＝1年間でデフォルトする確率なので20%。生き残り確率は80%<br />
2年後までは?　<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">20%は1年目でデフォルトしてしまうわけだから、2年目にデフォルトする確率は、80%×20%＝16%</font><br />
一年目の20%と16%を足すと36%になり、2年後までにデフォルトする確率は36%となる。ここまでよろしいか?</p>

<p>次にキャッシュフローを考える。</p>

<p><img alt="CDS-Market-Value.jpg" src="http://www.ichizoku.net/CDS-Market-Value.jpg" width="541" height="358" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>プロテクションの買い手は保証料として10万ドル毎年払う。これをPremium Legと呼んで記述した。<br />
売り手はデフォルト時に回収できない分を払う。今回収率22%としているから、780．これをProtection Legと呼んで記述した。</p>

<p>次に期待値(確率を考慮したキャッシュフロー)を考える。</p>

<p>保証料はデフォルトするまで払い続けるので、保証料10×生き残り確率×割引率(Discount Factor＝DF)。DFとは現在価値割引率というものだが、ギリシャ国債のような壊滅的なCDSにおいては影響は軽微なので無視して1。つまり意味がない掛け算だが一応入れておく。これを年限ごとに計算し、1年目+2年目+・・・と全部足したもの＝26.89</p>

<p>一方、売り手はデフォルトした時にだけ払えばいいので、<br />
債券回収不可能額780×生き残り確率×割引率　"×年間デフォルト率(Forward Default Probability)"<br />
となる。これも全部足したのは524.41となる。</p>

<p>次にCDS取引の時価の計算。</p>

<p><img alt="cds-default-prob.jpg" src="http://www.ichizoku.net/cds-default-prob.jpg" width="538" height="358" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>CDSとはプロ同士の世界で取引されるものだから、どちらかがバカ見ているということがない限り、期待値の総和はゼロになるはずである。</p>

<p>ではバイヤーの支払額の期待値は最初に前払い金630払っているので630+26.89＝656.89<br />
セラーの期待値はProtection Legの総和そのままで、524.41となる。<br />
であるからこのままではバイヤーが132.5の損、セラーが132.5の得をする取引となる。</p>

<p>ここで、最初の想定Forward Default Probability＝20%に立ち返る。これは私が勝手に想定した値であるからして、これを調整してどちらも損も得も無い0に帰着するべきである。それを探していくと・・・<br />
Forward Default Probability＝30%程度のところに落ち着き、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">5年後"までに"デフォルトする確率は83%と出ており、記事上の82%とほぼ一致</font>している。これを正確に合わせるにはDF、Forward Default Probabilityが一定の想定をはずし、5年未満CDSからImplyされるForward Default Probabilityを計算する必要があるが、それをやるかどうかは、ギリシャがデフォる確率が82%なのか83%なのか気になる諸君がやれば良い話だ。</p>

<p>ノンプロ＝一般読者諸君は、「CDSからデフォルト確率を計算できる」などというと「小学校4年生程度の学力があればできるねぇ」と鬼のように冷たい表情で返されるということが、この計算過程を見てわかったであろう。</p>

<p>【みんなが嫌いな数式シリーズ】<br />
2011.09.01: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/09/gamma.html">%Gammaとは何か?</a><br />
2010.08.13: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/08/newton.html">遠心力対万有引力　北極で測る体重と赤道直下で測る体重</a><br />
2010.06.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/06/big-or-small.html">ルーレットと大小(Big or Small)の最適戦略</a><br />
2009.09.29: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/09/black-scholes.html">Black-Scholesは間違っている</a>　<br />
2009.08.12: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/08/double-barrier.html">Double Barrier 複雑なるもの</a>　<br />
2009.06.16: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/06/var-swap-gamma.html">VAR SWAPのGamma+VanillaのGammaでGamma Neutralになるか？</a>　<br />
2008.12.15: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/12/post-158.html">年末ジャンボ　～富くじにおける分散の値段</a>　<br />
2008.12.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/12/cbcall-optionbondfor-beginner.html">CBとCall Option＋Bondの違い　for Beginner</a>　<br />
2008.10.31: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/10/crapsmgm.html">Craps@MGM</a>　<br />
2008.08.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/08/geylang-street-gamble.html">Geylang Street Gambleの期待値</a>　<br />
2008.04.25: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/04/1yatmvolatility3070.html">1yのATMオプション、Volatility30%ならいくら?70%なら?</a>　<br />
2008.01.24: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/01/jump-diffusionvarswap.html">恐るべしJump DiffusionとVAR-SWAP</a>　<br />
2007.12.10: <a href="http://www.ichizoku.net/2007/12/000drift-atm-call-delta50-50-5.html">金利0、配当0(0Drift) ATM Call のDELTAは50%? 50%超? 50%未満?</a><br />
<a href="http://japan-default.com/archives/3260117.html"></a><br />
<a href="http://www.garbagenews.net/archives/1884507.html"></a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>ギリシア神話　神々と英雄に出会う8/17　～終末論</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2012/01/eschatology.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2012://34.14642</id>

    <published>2012-01-31T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-01-23T02:39:35Z</updated>

    <summary>ギリシア神話における死後の世界 貧富や貴賎にも、また生前の功徳や悪行にも関係なく...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
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    </author>
    
        <category term="読書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="神話ネタ" label="神話ネタ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>ギリシア神話における死後の世界</p>

<p>貧富や貴賎にも、また生前の功徳や悪行にも関係なく、ほとんどすべての人のプシュケ(魂、PsychologyのPsych部分に相当)つまり魂は肉体を出た後<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">ハデスの館</font>に向かう。けれども<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">きわめて例外的であるが、人生の終末に、死の代わりにエリュシオン</font>で永遠の生を授けられる者もいた。エリュシオンは雪も雨も降らず、嵐もない最高の楽園である。極楽系パラダイスはもう一つある。ヘシオドスはそれをマカロン・ネソイと呼び、やはり世界の遥か彼方に想定した。つらい涙も労働もなく、1年に3度も実りがもたらされ、あたたかい陽光がふりそそぎ、美しい花々が咲き乱れている。</p>

<p>＞東南アジアのこと?　</p>

<p>キリスト教の終末論との違いを一瞥しておくと、ギリシア神話における死後のユートピアは、キリスト教の天国のように垂直方向に向かうのではなく、この世界の延長線上に水平方向に向かって想定された。またエリュシオンの至福の島も、存命中に善行を積んだ有徳の人のためのパラダイスではなく、婚姻関係によって神界に連なった者だけ約束される理想郷であり、永遠の安楽という特権を神から分与される場所なのである。</p>

<p>そこに道徳・倫理観の押し付けがないところが、「神話」であり、行動規範を定めるものだと「経典」になるのだろうな。</p>

<p>ギリシア神話で地獄に近いものとしてはタルタロスがあげられる。キリスト教では存命中に大罪を犯した人間が地獄で懲罰を科されるのに対して、ギリシア神話の<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">タルタロスは、本来は罪人に暴力的な制裁を加える場ではなかった</font>のである。神統記によると、宇宙は三層構造をなしていた。神々の住む天上と、人間の住む大地と、大地の奥底にあるタルタロスである。これら3つの場所は垂直的にとらえられていた。天から地上までの距離、大地とタルタロスまでの距離は「青銅の鉄床が9日9夜落ち続けて10日目に届く」だけ離れていた。タルタロスは陰湿な奈落の底であり、そのまわりには青銅の垣根がめぐらされている。ここに最初に閉じ込められたのは、オリュンポス神族と戦って敗北を喫したティタン神族であった。タルタロスは本来単なる隔離場所に過ぎなかった。ホメロスとヘシオドスにおけるタルタロスは暴力的な制裁の場ではなく、ましてや使者が生前の悪行を償う地獄ではなかった。しかし後代になるとタルタロスは大罪人が死後に厳罰を科せられる仕置き場に変貌していた。</p>

<p>終末論の変容</p>

<p>死生観の変化に伴って終末論も変容するが、その変容もピンダロスには反映されている。ホメロスの世界の人々は、光溢れる地上での生を、この世の苦痛や苦悩も含めて深く愛した。けれども<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">時代が下るとともに、生を全面的に肯定する姿勢に翳りが見え始めた</font>。ピンダロスは「ピュティア祝勝歌」第8歌に次の一節を残した。人間は影の見る夢にすぎない、だが、神の授ける光が射せば、人の世は輝き、甘美な人生が訪れる。生はつかのまの幻影のようなものであって、無条件に喜ばしきものではない。ピンダロスのライバルとされる抒情詩人バッキュリデスは、ヘラクレスが冥界でメレアグロスの亡霊と出会う神話的場面を描いた。ヘラクレスは「人の身に最善は生まれぬこと、陽の光を目にせぬこと」と口にする。この箴言めいた言い回しにはヘロドトスと会い通じるペシミズムが影を落としている。ペシミズムの度合いはソポクレスに比べるとまだそれほど深くない。悲劇詩人ソポクレス「コロノスのオイディプス」(前401年)になると生に対する悲壮感はさらに深まる。生まれて来ないのが何よりもましだ。が、この世に出てきてしまった以上はもとのところになるべく早く帰ったほうがそれについでずっとましだ。<br />
　人生観に正反対と言ってよいほど大きな相違が生じた原因は何だったのだろうか。それは、時代状況の推移とともに古代ギリシアの政治・経済・社会などが変貌をとげたことと決して無縁ではなかったであろう。<br />
<a href="http://trackback.blogsys.jp/livedoor/mizuchi1224/1977417"></a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>武器輸出３原則を緩和</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2012/01/export-weapon.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2012://34.14736</id>

    <published>2012-01-30T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-01-19T08:42:29Z</updated>

    <summary>野田さんやるじゃん。 2004年に小泉内閣の官房長官談話として、アメリカとの弾道...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
        <uri>http://www.ichizoku.net/</uri>
    </author>
    
        <category term="株式投資" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>野田さんやるじゃん。</p>

<p>2004年に小泉内閣の官房長官談話として、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">アメリカとの弾道ミサイル防衛システムの共同開発・生産は三原則の対象外</font>とすることが発表された。</p>

<p>以来の規制緩和だねっ!<br />
ロッキード株主の私としては、日本が対象をNATOに広げることでコンペティターを応援することにもなるわけだが、愛国者の一人としてこの規制緩和を歓迎しよう。</p>

<p>三菱重工7011、川崎重工7012、富士重工7270、石川島播磨7013(2007年に正式名称IHIに変更したみたい・・・)</p>

<p>感情的に反応している新聞社。貴様ら報道機関は私見を述べず淡々と事実を書けばいいものを･･･。</p>

<p>朝日新聞社説：武器輸出―三原則を緩和するな<br />
読売新聞：野田首相は年内にも、３原則の緩和を最終決断すべきだ。<br />
中日新聞:日本が国際武器市場へ参入することになる三原則緩和は断じて認められない。</p>

<p>↓これだね。</p>

<p>日経新聞:戦闘機などの兵器は装備の高度化に伴って価格が上昇し、一国だけでの開発・生産は限界になりつつある。航空自衛隊の次期主力戦闘機（ＦＸ）に決まった<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">Ｆ35も米英９カ国による共同開発・生産で、米国以外との開発計画になるため日本は加われなかった</font>。</p>

<p>F35の共同開発に加われなかった規制を撤廃しようという流れですね。良いことです。</p>

<p>外務省<br />
<a href="http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/arms/mine/sanngen.html">http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/arms/mine/sanngen.html</a><br />
うーん、まだ反映されてないみたい･･･。ちゅーか規制緩和については載せるつもりないみたい･･･。</p>

<blockquote>

<p>Dec 27 2011 政府：武器輸出３原則を緩和、厳格管理前提に国際共同開発に道</p>

<p>（第４段落に藤村氏の会見発言を、最終段落に談話を加え、更新します）</p>

<p>【記者：坂巻幸子】<br />
　12月27日（ブルームバーグ）:政府は27日、武器輸出３原則に基づく禁輸政策を緩和する方針を決定した。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">米国やその友好国との防衛装備品の共同開発に道を開く</font>ことになる。</p>

<p>　閣議後に発表された藤村修官房長官談話は、防衛装備品などの国際共同開発や生産に関する案件については日本との間での「安全保障面での協力関係がありその国との共同開発生産が我が国の安全保障に資する場合に実施」すると規定した。</p>

<p>　談話はその上で「当該案件への参加国による目的外使用や第三国移転について我が国政府による事前同意を義務付けるなど厳格な管理が行われることを前提とする」とし、第三国への軍事技術の流出防止に努める方針を示した。</p>

<p>　藤村氏は会見で、武器輸出については案件ごとに外国為替法に基づき、「経産相が個別に許可することになっている」と指摘した。また、政府がロッキード・マーティン社のＦ35を航空自衛隊の次期主力戦闘機（ＦＸ）に決定したことと今回の武器輸出３原則について談話を出したことの関連を問われたが、「関係ない」とこれを否定した。</p>

<p>　政府が昨年12月に閣議決定した「防衛計画の大綱」では、防衛装備品をめぐる国際的な環境変化に対する方策について検討することを明記。特に国際共同開発・生産に関しては「装備品の高性能化を実現しつつ、コストの高騰に対応することが先進諸国で主流になっている」と指摘していた。</p>

<p>　武器輸出３原則は①共産圏諸国向け②国連決議で武器などの輸出が禁止されている国向け③国際紛争の当事国、その恐れのある国向け－の３つの場合に「武器輸出を認めない」という政策で、東西冷戦下の1967年に佐藤栄作首相（当時）が提唱した。</p>

<p>　さらに、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">三木武夫首相（当時）は76年、武器輸出３原則の対象地域以外への武器輸出についても「憲法、外国為替、外国貿易管理法の精神にのっとり慎む」として武器輸出を原則禁止</font>。その後は、米国とのミサイル防衛システムの共同開発・生産など案件ごとに例外措置を適用してきた。</p>

<p>　今回発表された談話は、「防衛装備品等の海外への移転については、平和貢献・国際協力に伴う案件および我が国の安全保障に資する防衛装備品等の国際共同開発・生産に関する案件は、従来個別に行ってきた例外化措置における考え方を踏まえ、包括的に例外化措置を講じる」との方針を示した。</p>

</blockquote>

<p>【軍事・軍隊・国防】<br />
2011.06.23: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/06/lmt-f35.html">米ロッキード：Ｆ35、防衛省要望の納期に自信</a><br />
2011.05.11: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/05/ozawn-international.html">日本改造計画3/5　～対外・国際関係</a><br />
2011.03.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/03/bmd.html">ミサイル防衛　大いなる幻想</a><br />
2011.01.28: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/01/emergency-legislation.html">小泉官邸秘録　～有事法制の整備</a><br />
2010.11.02: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/11/weapon-export.html">米国、サウジに600億ドルの兵器売却へ</a><br />
2010.07.20: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/07/Weapon-developing.html">ドイツの傑作兵器・駄作兵器　～開発体制</a><br />
2010.06.11: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/06/nuclear-in-south-asia.html">インド対パキスタン　～両国の核兵器開発とこれから</a><br />
2010.02.23: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/02/air-show.html">Air Show 戦闘機の祭典</a><br />
2010.02.18: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/02/russian-military.html ">ロシアの軍需産業　～軍事国家の下の軍需産業</a>　<br />
2010.02.16: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/02/china-military.html ">台湾への武器売却、やめなければ関与した米企業に制裁＝中国</a>　<br />
2010.02.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/02/military-superpower.html">ロシアの軍需産業　－軍事大国はどこへ行くか－</a>　<br />
2009.11.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/11/new-weapon.html">核拡散　～新時代の核兵器のあり方</a><br />
2009.03.27: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/03/fiat-money.html">私の株式営業　～Fiat Moneyの裏打ち</a>　<br />
<a href="http://master-asia.livedoor.biz/archives/6515379.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/news_aru/archives/1682514.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65783772.html"></a><br />
<a href="http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/57b780a401d8aede50cdf581f2557626"></a><br />
<a href="http://blog.hitachi-net.jp/archives/51321875.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/nappi11/archives/3248586.html"></a><br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>話題の大阪の地域別所得は </title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2012/01/osaka-salary.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2012://34.14735</id>

    <published>2012-01-27T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-02-04T19:02:36Z</updated>

    <summary> Dec 27 2011 日本に広がる「男性不況」、製造・建設業で解雇進む－大黒...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
        <uri>http://www.ichizoku.net/</uri>
    </author>
    
        <category term="生活・その他一般" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<blockquote>

<p>Dec 27 2011 日本に広がる「男性不況」、製造・建設業で解雇進む－大黒柱は女性に</p>

<p>【記者：Aki Ito and Toru Fujioka】<br />
　12月27日（ブルームバーグ）：<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">パナソニックの本社がある大阪府門真</font>市。オガワ・セイヤさんは週３回、同市の職業安定所に自転車で通う。息子の大学最終年度の学費や生活費を賄うため、職探しを続けているからだ。</p>

<p>                      　   国の誇り</p>

<p> 日本経済は国が誇りとする「ものづくり」から、64歳以上の高齢者2900万人を対象とした介護を中心とするサービス業への転換が進んでいる。人材サービス会社、リクルートのワークス研究所によると、男性が10人中７人を占める製造業・建設業は、この10年で400万人の雇用が失われる見通しだ。厚生労働省のデータによると、女性が74％を占める医療分野の雇用は過去３年間で16％増と、全産業で最も速いペースで拡大している。</p>

<p> 円が戦後最高値付近で推移する中、この産業構造の変化は加速している。パナソニックやソニーなどの輸出業者の利益が円高で吹き飛んでおり、政府に変化を和らげるような時間的余裕はない。パナソニックは今年度、過去10年間で最大の損失を予想しており、ソニーは損失を900億円と見込んでいる。</p>

<p> パナソニックの株式は年初来で45％安、ソニーは53％安、その結果ＴＯＰＩＸは20％安となっている。一方、部屋数で介護施設運営２位のメッセージは1.6％高、施設数で１位のニチイ学館は25％高だった。</p>

<p>                        「日本の未来」</p>

<p> 厚生労働省によると、2010年に雇用されている人のうち女性の割合は42％と、データが比較可能な1973年以来最高となった。73年は38.5％だった。</p>

<p> 日本の労働人口では女性の割合が増えつつあるが、企業の人員削減が進む中、他の先進国でも同様の変化が見られている。経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）のウェブサイトによると、昨年のＯＥＣＤ諸国の男性の失業率の平均は8.5％、女性は8.1％だった。2000年は男性が5.8％、女性が6.8％と、女性の方が高かった。</p>

<p>                          失業率格差</p>

<p> 昨年の日本の失業率は男性が5.4％、女性は4.6％となり、格差は過去最大水準に拡大した。ワークス研究所によると、失業率は20年までに男性が7.1％、女性は5.9％になる見通しだ。</p>

</blockquote>

<p>門真地区出身の友人がいるのだが、大阪府の中でも、特別に貧乏な地域と聞いている。その地域のことだけ取り出してスポットライトを当てるとは不況感・危機感を煽りたいのか?　友人の謙遜による主観かもしれないので、大阪府のWebサイトより</p>

<p><a href="http://www.pref.osaka.jp/toukei/zensyou/xlslist.html">http://www.pref.osaka.jp/toukei/zensyou/xlslist.html</a></p>

<p>話題の大阪府、大阪市なのでこのようなデータを取っておくことは有意義だろうと思い<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">市区町別1世帯当たりの収入と支出を取得</font>。市だけにして、収入でソートをかけると・・・・<br />
<img alt="osaka-fu.png" src="http://www.ichizoku.net/osaka-fu.png" width="513" height="661" class="mt-image-none" style="" /><br />
<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">門真市、堂々一位の平均低所得地域</font>です。大阪出身者は面白い表でしょう?　スペースに限りがあるので別途、表は載せませんが、大阪の工業統計では門真は実は大阪府でもっとも平均所得が高い市なのです。それはひとえにパナソニックの本社の影響と予想できるが、それは門真市住民で非パナソニック社員の収入は相当に低いということが浮かび上がる。</p>

<p>私は大阪に土地勘がなく、全然わからないのでなんともコメントしようがないのですが、大阪と言えば、飛田新地と西成地区。ということで大阪市内の区別のデータも出してみました。<br />
<img alt="osaka-shi.png" src="http://www.ichizoku.net/osaka-shi.png" width="510" height="528" class="mt-image-none" style="" /><br />
ガーン・・・<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">西成は超金持地域</font>です!　お友達に慌てて確認したところ、やはり貧困地域であるとのこと・・・。これは私の推測ですが、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">西成を徘徊する労働者の皆様は、住所不定で住民登録してないから</font>であって、住民登録している西成住民は労働者から搾取して潤っているからなのでしょうかね?　本当のところはわかりません。</p>

<p>ところで女性の失業率は、2009年以降改善傾向にある(総務省出展)<br />
<a href="http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.htm#01">http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.htm#01</a><br />
にあるが、09年以降の男性の失業者数がほぼ横ばいに対して、女性は減少傾向にある。女性の主婦願望が増えていると聞いているが、数値を見る限りでは、やっぱ働くの止めたという人が増えている性別は男だということがわかる。</p>

<p>【差別被差別構造】<br />
2011.07.15: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/07/matsumoto-b.html">松本復興相、宮城県の村井知事を叱責</a> <br />
2011.04.22: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/04/tennou.html">美智子さまと皇族たち1/4　～天皇制と皇室</a><br />
2011.02.28: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/02/asean.html">アジア発展の構図　～ASEANの発展　3/4</a><br />
2010.09.27: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/09/juda.html">世界四大宗教の経済学　～ユダヤ批判</a><br />
2010.08.10: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/08/nagoyan.html">母と差別</a><br />
2010.04.02: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/04/hisabetsu.html">野中広務　差別と権力　～被差別の成立</a><br />
2009.07.15: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/07/international-city.html">無差別な世界に思える国際都市</a><br />
2008.01.09: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/01/post-29.html">どうでも良い芸能ネタも外人相手だと</a><br />
<a href="http://sierblog.com/archives/1582486.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/remix2chnews/archives/3796181.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/gjmdajtwm/archives/2097058.html"></a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/tedheath58/20111202/1322827326"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/log2chlog/archives/6609201.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/expert_pen/archives/6572953.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/1858065.html"></a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>野村證券スキャンダルの検証　2/2　～相場操縦</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2012/01/manipulated-market.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2012://34.14693</id>

    <published>2012-01-26T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-01-19T06:47:43Z</updated>

    <summary>1990年代、アメリカの大投機時代を代表する二人の人物がいた。アイバンボウスキー...</summary>
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        <name>エキゾ</name>
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        <category term="読書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>1990年代、アメリカの大投機時代を代表する二人の人物がいた。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">アイバンボウスキーとマイケル・ミルケン</font>だが、彼らはウォール街の錬金術師といわれた。そのボウスキーがインサイダー取引の罪でSECに摘発され1億ドルの罰金を払わされた上、3年の実刑に処せられたのは1986年のことであった。ウォール街を震撼させたこの事件はさらに拡大し投資銀行の幹部たちを巻き添えにしたが、ついに、ジャンクボンドの帝王マイケルミルケンに波及し、6億ドルの罰金と10年の体刑に処せられて、ミルケンが刑務所送りとなったのは1990年のことであった。ミルケンが所属していたドレクセル・バーナム・ランベールは倒産し、バベルの塔はあっけなく崩れ去ってしまったが狂乱の80年代を象徴する事件であった。<br />
 <br />
1989年4月～11月にかけて<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">稲川会の石井会長が野村證券と日興証券を通して、東急電鉄株を2240万株も買い集め</font>、さらに他人名義で140万株、計2380万株を買い占めたことが明らかになっている。北祥産業(千代田区、庄司宗信社長)は、事実上石井前会長がオーナーで東京佐川急便とも関係がある不動産業の会社だ。小谷光浩被告が、巨額脱税で逮捕された竹井博友から1000億近くの返済を迫られた時、蛇の目ミシンに対して、暗に暴力団の後ろ盾があることを示唆した時に利用した会社としても知られている。 　石井会長は茨城県のゴルフ場岩間カントリークラブのゴルフ場会員資格保証金預り証というほとんど無価値の紙切れを発行している。なぜ紙切れかと言えば、もともと岩間カントリークラブは会員制のゴルフ場ではないからである。ところがこの紙切れと担保に、東京佐川急便80億円、青木建設50億円、間組24億円、平成ファイナンス(野村証券子会社)24億円、グリーンサービス(日興証券子会社)20億円、ケー・エス・ジー(光進関連会社)70億円、仕手筋の安達グループ関連と誠備グループ関連などからの資金合わせて384億円の資金が提供されているのである。</p>

<p>これまで<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">裁判所の判例として現れている株価操縦(相場操縦)は3件しかない</font>。証券取引法125条の相場操縦とは、株式市場などの有歌証券市場での売買取引を誘引する目的で、その有価証券の売買が非常に盛んに行われているように誤解させ、またその相場を変動させるための売買取引、またはその委託、受託を行うことである。 いくら世間的に見て相場操縦とわかっていても、"有価証券市場における有価証券の売買を誘引する目的"さらに"その有価証券売買取引が繁盛していると誤解させ又その相場を変動させるべきもの"があると立証されなければならない。</p>

<p><u>協同飼料事件</u>、副社長と経理部長らが資金調達の方法を考えた。まず株主割当の増資を行って、その後に時価発行することにした。だが、この2つの資金調達をクリアーするためには日程に合わせて協同飼料の株価をうまく操縦してつり上げる必要があった。そこで株主割当増資に関係する売買取引が増資の権利落ちとなる前後に株価操縦することになったのである。当然、協同飼料側の人間だけでは実行できることではないので、N証券、D証券の支店長その他計5人と共同謀議を行ったわけである。株式買い上げ資金は主として協同飼料が出すことになり、614万9千株をN証券、D証券が継続買いに入り、10万4千株の仮装売買などを行って株価変動のための取引を行い170円台の株価は256円となり権利落ち株価は220円にすることができた。次に時価発行公募価格を有利にするため、株価の維持を計り、86万6千株を買ったというものである。</p>

<p><u>東京証券金融事件</u>、丸茂工業は買い占めた(1978年)大阪二部上場の日本鍛工の株式の大半を親会社に当たる大同特殊鋼に売り渡した。残りの株式は、東京証券金融会社の社長であるAと相談した結果、Aから投資家のTに売ることになった。AはTに対して、"これからも買占めは続けるので、日本鍛工は上がるはずだし、万が一下がった場合には、売った値段で買い戻すから心配ない"と補償したのである。だが、実際には買い占めるはずの丸茂工業側が約束を反故にしたため、日本鍛工株は下げ一方となった。大切な顧客の信用を失っては商売に差し支えると考えたAは日本鍛工株の株価操縦をすることを思いついたのである。かねてつきあいのあるY証券コミッションセールスマンSに相談を持ちかけ、X証券に事情を話して、1980年388万株の仮装売買を行い、一般投資家から見ると人気がさかんなように見せかけようとしたのである。この事件が発覚して東京地裁は、1981年にAは懲役2年、Sに1年の刑を課している。</p>

<p>91年7月2日夕刊・読売新聞は次のような記事を掲載している。</p>

<p>広域暴力団稲川会の<u>東京急行電鉄株大量買い</u>にからみ、野村證券が平成元年10月東京と大阪で法人、個人の大口投資家を集めた講演会を開き「東急株は現在2000円前後だが明日から急騰する。12月には5000円を突破する」と煽っていたことがわかった。講演会とセットにされているのが「ポートフォリオウィークリィ」発行されたのは10月15日ごろ、それには東急電鉄株を含めて、東急グループがどんなに有望であるかを並べ立てている。もう一つ忘れてはならないのが、大蔵省と裏取引があったと思わせるように、東急電鉄の推奨のすぐ下に"JR株式、91年度から売却へ"という記事を掲載し、私鉄株を東急電鉄主導で上げていき、JRの高値上場への布石を敷いているのである。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">東急電鉄株の株価操縦は、単に稲川会がからんだだけの株価操縦事件ではなく、JRを高値で上場して、一般投資家からNTT同様虎の子をむしりとり、同時に暴力団を使って東急グループを買い占めようとした策謀</font>だと考えられるわけである。<br />
 <br />
野村證券は、日本橋本社ビルに近い東急日本橋店(旧白木屋)の土地が欲しかった。仲介役になったのが元三井信託銀行の中島健社長だったが、東急の横田二郎社長はこれを断ったという。そこで野村は暴力団稲川会の石井会長に話を通じた。暴力団の前会長が東急側に直接話をつなぐわけにはいかないので、最初から東急株買占めについては一口乗っていた横井英樹が仲に入った。インテリジェントビルを建て、名称は東急ビルとして実際は野村不動産が取り仕切るという話だった。この話を押し進めるための無言の圧力として稲川会石井進前会長が発行済みか部数の3%をもって圧力をかけるという図式ではなかったか。<br />
大蔵省の"野村切り "　証券スキャンダルの表面化の背後には大蔵省の国の資金調達戦略の転換が絡んでいる。</p>

<p>【株にまつわる事件】<br />
2011.10.14: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/10/etf-front-run.html">ゴールドマン元トレーダーをＥＴＦインサイダー取引</a><br />
2011.09.06: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/09/regal-sagi.html">投資詐欺 1/3 合法</a><br />
2011.04.19: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/04/attack.html">史上最大のボロ儲け　～ポールソンの追い討ち 6/6</a>　<br />
2011.01.11: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/01/itsumo-fixer.html">イトマン・住銀事件　～脇役　経済事件史顔ぶれいつも同じ</a><br />
2010.10.07: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/10/tachibana.html">マネー・ロンダリング入門　～バチカンの役割</a><br />
2010.09.14: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/09/fight-smbc.html">三井住友ＦＧ、証券業務?　やんの?</a><br />
2010.08.20: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/08/kabu-mail-q3.html">株メール　Q3.コーポレートアクション</a><br />
2010.06.28: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/06/MandA.html">政商　昭和闇の支配者　～企業買収</a><br />
2010.05.18: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/05/GB-vs-HK.html">秘録　華人財閥　～李嘉誠と包玉剛　「英資財閥への挑戦」</a><br />
2009.11.13: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/11/assumed-equity-value.html">7736企業乗っ取り　300億円強奪を示す財務諸表</a><br />
2009.10.15: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/10/bnp-9984.html">BNP作為的相場形成の疑義についての見解</a><br />
2008.02.02: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/02/post-19.html">信用取引 証券会社の儲けと投資家(顧客)のうまみ</a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/chipperin/archives/54924677.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/slalom2007/archives/51004623.html"></a><br />
<a href="http://ohnishi.livedoor.biz/archives/50297769.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/kiwahori/archives/51374835.html"></a><br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>野村證券スキャンダルの検証　1/2　～損失補てん</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2012/01/cover-losses.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2012://34.14692</id>

    <published>2012-01-25T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-01-17T18:48:13Z</updated>

    <summary>1990年3月の証券13社の連結決算で、野村證券が5千億円を超える利益を挙げた時...</summary>
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        <name>エキゾ</name>
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        <category term="読書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>1990年3月の証券13社の連結決算で、野村證券が5千億円を超える利益を挙げた時も、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">野村の5千億円の利益のうち1000億は証券事故の処理に使われている</font>とささやかれていた。<br />
 <br />
うーん、変な文章だな。利益から事故処理に使うんでなくて、経費に事故処理をねじ込んで利益は減るんじゃないの?<br />
 <br />
30%ルール、株式の各銘柄ごとに1ヶ月間で特定証券会社の買いのシェアが30%を超えてはならないとするもので1980年4月に導入されたルールである。あまりにも野村の力が巨大になりすぎ、"野村證券霞ヶ関出張所"と揶揄されている大蔵省の手に負えなくなってきたのがきっかけとも言われる。<br />
 <br />
証券会社を監督する大蔵省証券局はもちろん、損失補填が商習慣として行われていることを承知していた。知っていたからこそ、1989年には損失補てんをやめるように、との通達を出し、「損失補てん」の温床と言われる「営業特金」を90年までに整理せよと通達を出していたのである。<br />
 <br />
通達を出し、･･･通達を出していたのである。うーん、この文章の書き方がなぁ、この本のレベルを推察するに十分なヒントだな・・・。<br />
 <br />
田淵社長は1991年6月27日の野村證券株主総会の席上で、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">問題の大口投資家に対する損失補てんは「大蔵省了解のもとで行われた」と発言した</font>。<br />
 <br />
田原総一郎はこう述べている。「『野村を叩け』という声が大蔵省内部で出始めてどんどん高まった」<br />
証券取引審議会は、大蔵省の意向で、銀行、証券の垣根を取り払う、という方向でまとめようと図ったのだが、銀行が証券業界に進出すれば証券会社は不利になると、証券界のリーダー企業・野村證券が寝たふりを決め込んでしまったのだ。「田淵社長が『出るところへ出て決めよう』といったというので、大蔵省側はカンカンに怒った。出るところとは国会のことで、つまり、野村国会議員たちに十分鼻薬を効かせてあるので、国会でならば大蔵官僚たちの野望を打ち砕いてやるということなのですよ。」<br />
野村スキャンダルが発表された20日の前日には、証券取引審議会の報告が出され、ここでは銀行と証券業界が、子会社方式で、相互参入する方式を提唱している。<br />
 <br />
バブルを育み、証券スキャンダルを育んだ土壌は「中曽根民活」である。「NTT株売却」作戦は、大蔵・野村共同作戦であり、両者共謀で国家的株価操縦が展開され、一般投資家が株式市場に動員され犠牲の羊に供された。その延長線上にJR株問題がひかえている。<br />
 <br />
共謀だってよ。発行会社が一円でも多く集めようとするのは当然。それに野村も協力するのも自然。それが共謀ねぇ。<br />
 <br />
補填先リスト<br />
 <br />
1990年7月29日付、4大証券は196法人、3個人、1283億円を発表、中堅13社(386件、437億円)。<br />
株式市場が暴落を始めたのは、1990年1月のことであって、公表されたリストは3ヵ月後の1990年3月までに損失補填した客のリストで、むしろ未発表の1990年4月から1991年3月までの分が補填した額も件数も本当に大であろう。<br />
 <br />
日立、松下、新日鉄以下一部上場のトップ企業がずらりを顔を出している。公表前に「企業もモラルを正せ」と言っていた経団連も発表後にはクシュンと音なしになってしまった。経団連12名の副会長出身企業のうち5つの企業がリストに顔を並べていたからだ。次に目立ったのが公共団体だ。なかでも<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">厚生年金事業団は補填金額が45億円</font>と大規模である。大蔵省証券局長だった板野常和が天下って会長となっている日本化薬が500万円の損失補填を受けていることに世間はあきれさせられた。</p>

<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4874612334/globalcollabo-22/" target="_top"><img src="" border="0" alt="ドキュメント 野村証券スキャンダルの検証―宴のウラで悪魔が微笑む" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4874612334/globalcollabo-22/" target="_top">ドキュメント 野村証券スキャンダルの検証―宴のウラで悪魔が微笑む</a><br />水沢 渓 立山 学 <br /><br />健友館  1991-09<br />売り上げランキング : 1080503<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4874612334/globalcollabo-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table>

<p>【金融ヤクザのお仕事】<br />
2011.11.25: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/11/mfg-bankrupt.html">米ＭＦグローバル、破産法適用</a><br />
2011.10.19: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/10/old-activist.html">ザ・総会屋</a><br />
2011.09.07: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/09/Sagi-Scheme.html">投資詐欺 2/3 手法</a><br />
2011.01.07: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/01/kaiga.html">イトマン・住銀事件　～イトマンをめぐる様々な疑惑</a><br />
2010.10.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/10/casio.html">マネー・ロンダリング入門　～実際に起きた事件</a><br />
2009.07.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/07/japanese-ma.html">秘史「乗っ取り屋」暗黒の経済戦争</a><br />
2008.08.18: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/08/8868.html">8868　スワップ契約についての考察</a><br />
2008.01.28: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/01/post-36.html">ソシエテ・ジェネラルの大損 </a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/shatisoku/archives/53162699.html"></a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/longtonelongtone/20111128/1322472322"></a><br />
<a href="http://surouninja.seesaa.net/article/241274923.html"></a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/kagura-may/20111108/p1"></a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>ギリシア神話　神々と英雄に出会う7/17　～鋼鉄の女たち</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2012/01/Artemis.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2012://34.14641</id>

    <published>2012-01-24T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-01-15T16:02:44Z</updated>

    <summary>アルテミス 大女神の特性の一つである「野獣の女主人」を継承した鳥獣の守護神であり...</summary>
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        <name>エキゾ</name>
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        <category term="読書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="神話ネタ" label="神話ネタ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>アルテミス</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">大女神の特性の一つである「野獣の女主人」を継承</font>した鳥獣の守護神であり、同時に森や野原をかけめぐって狩猟をする女神でもある。もともとは多産や子どもの守り神で子を産む女性の神話は本来すべてアルテミスの神話であったとさえ言われる。性愛をめぐる立場ではアプロディテと対極に位置するが、畏怖すべき女神であるという点では官能の女神にまさるとも劣らない。「アルテミスの矢に射られる」という言い回しは女性の原因不明の<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">突然死の比喩的表現であり、死をもたらす一面がアルテミスにあった</font>ことを暗示する。ニオベの物語では、ニオベは多くの子宝に恵まれたことを自慢し、アルテミスとアポロンの二柱の神しか産まなかったレトより自分の方が子どもの数で勝っていると豪語した。するとただちにアルテミスとアポロンの矢がニオベの子どもたちに次々と襲いかかり一人残らず奪い去った。ニオベは悲嘆のあまり、涙を流し続ける石になったという。</p>

<p>アテナ</p>

<p>アテナイの守護神の地位をめぐる海の神ポセイドンとの覇権争いの物語において、住民に最も有益と思う贈物をすることになったとき、アテナはオリーブの木を人々に送った。ポセイドンは海の神にふさわしく、三又の鉾で地面を突いて海水を湧き出させた。あるいは馬の神でもあることから馬を出現させ、調教の技を人間に授けたとも伝えられる。この勝負では結局、オリーブの木を出現させたアテナに軍配があがった。なぜオリーブがそんなに尊重されたのかわたしたちには理解しがたい。だが、その理由は、オリーブが現実世界での経済的価値に求められる。今と同じように古代にもオリーブの実は食用に供され、その油は調理にも薬用にも用いられた。油は昔は灯りをともすために欠かせないものでもあった。それ以上にアテナイの経済を支える重要な輸出品でもあったのである。<br />
アテナイ(Athenai)という都市名は女神の名称アテナ(Athena)の複数形であるため、英語のAthensにも複数形であることを示す-sがついている。この女神を祀る神殿は、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">アテナが処女(parthenos)であるがゆえに、パルテノン(Parthenon)と呼ばれる</font>。<br />
アテナは戦いの神でもあり、英雄ベレロポンのキマイラ退治やペルセウスのメドゥサ殺害を援助したのはアテナであり、剛勇ヘラクレスの華々しい成功の陰にも常にアテナがいた。</p>

<p>パリスの審判</p>

<p>ヘラとアプロディテとアテナが争ったエピソードはパリスの審判と呼ばれ、トロイア戦争の伝説の発端となった有名な話である。中心人物は別名アレクサンドロスとも呼ばれるトロイア王子パリスで、審判でパリスが主審をつとめたのは一種の美人コンテストであった。ことの発端はトロイア戦争の英雄アキレウスの両親の結婚式にさかのぼる。ゼウスは女神テティスを追い求めていたが、テティスは自分の育ての親であるヘラをはばかってゼウスを拒んだ。ゼウスが彼女を断念したのはテティスから生まれる息子はその父親を凌ぐだろうという予言のせいであった。ゼウスは人間のペレウスという人間の男に彼女を嫁がせることにした。すべての神々がペレウスとテティスの結婚式を盛大に祝う中、ただ一人だけ華燭の宴に招かれなかった女神がいた。その名はエリス「争い」である。争いを引き起こす女神エリスは名前の通りトラブルメーカーであるから、招待されようとされまいといずれにせよ、問題を起こしたに違いないが、エリスはこれを恨み、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">「最も美しい女へ」と書かれた黄金の林檎を祝宴の真っ只中に投げ込んだ。この林檎をめぐって、ヘラとアプロディテとアテナは自分のものだと主張して譲らない</font>。困り果てたゼウスは争点となっている林檎の所有を決めるためにその判定を羊飼いのパリスに委ねた。パリスはトロイア王プリアモスと王妃へ壁の子であるが、生まれて間もなく捨てられた。女神たちはそれぞれ自分に栄冠を与えるなら贈物を授けようとパリスに申し出た。ヘラは全世界を支配する王の権力を、アテナは戦争での勝利を、アプロディテは絶世の美女との結婚を彼に約束した。そしてパリスが選んだのは、世界一美しい女性ヘレネとの結婚であった。しかし彼女はすでにスパルタの王メネラオスの妻であったためにギリシアとトロイアの戦いの幕が切って落とされることになる。</p>

<p>女性が、「自分が一番可愛い」と思いたいのも、今も昔も変わらないと。可愛いと思いたいのよ。それが嘘でも良いんだわ。思うだけだからな。こういう記述はギリシア神話に無いのかなぁ、本当は自分が一番だと思っているくせに、他の女を褒める&#8221;嘘&#8221;をつきまくる。あの白々しさは、本当にサムイ。<br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/genn1995/20120109/1326115387"></a></p>]]>
        
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    <title>購買力平価で計れば日本は決して豊かではない?</title>
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    <published>2012-01-23T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-01-24T02:54:31Z</updated>

    <summary>イヤイヤ、やっぱり物価も高いし、購買力平価で計れば日本は決して豊かではないんだと...</summary>
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        <name>エキゾ</name>
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        <![CDATA[<p>イヤイヤ、やっぱり物価も高いし、購買力平価で計れば日本は決して豊かではないんだという反論もあるでしょう。</p>

<p>また引用しましょう。大前研一　ロウアーミドルの衝撃より</p>

<blockquote>

<p>ロウアーミドルの時代に企業が打つべき手を検討してきたが、最低限求められるのはセンスの良い商品を低価格で提供することである。しかし、日本企業のほとんどはそれに耐えられるだけのコスト構造を築けてはいない。その主な<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">原因は行政による規制、そして日本独自の流通システム</font>にあると考えられる。日本では製造原価の安い海外で生産しても、日本に持ってくる時、商社が入り、国内にもってきてからも流通業者が入り、場合によっては卸が間に入る。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">これでは消費者が良い製品を安く買うことなどできない。じつはユニクロが急成長した理由もここにある</font>。ユニクロは中国で生産価格1050円のフリースを日本に持ってきて1900円で売り350円儲かる直販の仕組みを構築している。同じものを作っても大手スーパーなら3900円とか4000円で売らなければ利益が出ないだろう。</p>

</blockquote>

<p>いやー、良い例ですね。ユニクロですか。私も同意見ですね。商社にお勤めの方、あるいは商社株をお持ちの方、存在意義を教えて欲しいです。<br />
この流通改革だけでなく、本を通して、ボーダレス化・サイバー化で、規制撤廃・道州制と小さな政府をというよくありがちな主張をしています。</p>

<p>国が無駄遣い、生活保護はけしからんとよく言われていますが、本当の競争社会、無駄のない効率的な社会が実現したら、国民の8割は年収80万円以下の貧困層になります。中産階級で踏みとどまれる人はわずかに2500万人です。確かに大前研一さんの言うとおり、年収400万円でも立派なブルジョアジーで、がんばれば車が買えちゃうという、神様のような生活ができます。ボーダレス化とグローバリゼーションにより効率的になり、世界標準に近づいていくとしたら、この日本人には信じらないような貧困層と中産階級の格差は、実は世界で標準的な格差(分布)ですから、今現在はそれよりも格差は遥かに弱いということが先日お伝えしたかったことです。</p>

<p>しかし、忘れてはならないのは、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">民は、国家や企業の無駄遣い(規制や非効率性)によって、中産階級にとどまることができている</font>ということです。ベーシックインカムの導入を議論している人も居るようですが、もう導入済みです。(笑</p>

<p>給料が上がらない、政治が悪いなどと不平を言っている民は改めて、雇用主や国家の所得再配分に感謝したほうが良いのです。その再配分を少し変えるだけで、文句を言っている民の80%が、インドや中国、そして世界標準と同じ「貧困層」になることを忘れてはいけません。私は日本の非効率な分配制度を支持します。世界で稀少な所得分布を、ずっと見続けたいからです。その制度が維持できるのか?　それで成長ができるのか?　そんなことはわからないし、それを机上で予想し論じることには、興味もありません。その特異な分配制度の根源にある日本人の共和・協調精神は素晴らしいし、独自性があります。その非効率性が独自な競争力になりうるし、ボーダーレス時代の最良の選択肢ということも否定できないと考えているのです。</p>

<blockquote>

<p>日本人の偏見はさまざまな分野に浸透している。例えば<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">東京の住宅価格はなぜか東京の東側よりも西側の方が圧倒的に高い</font>。大手町からの所要時間で比較すると西へ15分いくと青山や六本木あたり、もう少し離れても代官山あたりでいずれも超のつく高級地である。ところが東へ15分ならば東陽町とか木場で、地価も家賃も西側の半分どころか1/4になってしまう。首都圏の路線価格表は偏見マップのようなものだ。中央線沿線も高級住宅地と言われているが、あの通勤地獄を見れば「高級」とはお世辞にも言えない。</p>

</blockquote>

<p>私も同意見だったのですが、震災後の今となっては液状化がどうのというのは東側が深刻だったのではないかと推測します。また<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">通勤地獄が土地の価値に与える影響は思うより少ない気がします。なぜならば家を買いたがるのは女、つまり奥さんだからです</font>。「だって私はほとんど家にいるんだよ、私の言うことも聞いて」という会話が少なからずあると聞いています。東西の不自然なまでの価格差は、通勤地獄なんて関係ない主婦によって需給が作られている影響が小さくないことの証明でしょう。</p>

<blockquote>

<p>日本の消費者は無意味なことにこだわって自分の首を絞めている。たとえば、苺の粒が揃っていなければ買わないなど、味とはまったく別の次元で商品を選択し、結果的に商品の価格を高くしてしまっている。サクランボやメロンを桐の箱に入れて売っているのも日本だけだ。せんべいなども多重包装されている。ゴミ箱に捨てるものにも金を払うという神経も日本ならでは特異現象だ。最近は無農薬野菜がもてはやされているが、出回っている<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">無農薬野菜の多くは、農薬指定されていない他の薬品を使って栽培しているに過ぎない</font>。本当に無農薬で栽培するとスーパーでうられているようなまっすぐなキュウリやトマトは作ることができないからだ。</p>

</blockquote>

<p>これ、俺が言ってるんじゃないぞ。大前研一の本の写しだ。コピペして世論にしておいてくれ。</p>

<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062129930/globalcollabo-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/519HXTX4E1L._SL160_.jpg" border="0" alt="ロウアーミドルの衝撃" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062129930/globalcollabo-22/" target="_top">ロウアーミドルの衝撃</a><br />大前 研一 <br /><br />講談社  2006-01-26<br />売り上げランキング : 116007<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062129930/globalcollabo-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table>

<p><br />
【紳士な恫喝術】<br />
2011.11.28: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/11/rikyu-hideyoshi.html">利休にたずねよ1/4　～秀吉のいちやもん</a><br />
2011.09.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/09/big-sagi.html">投資詐欺 3/3 本職</a><br />
2011.02.18: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/02/ltcm-7.html">最強ヘッジファンド　LTCMの興亡　～最高の投資機会</a><br />
2011.01.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/01/asian.html">※注：アジア系の怖い人は来ません!</a><br />
2010.09.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/09/nice-pict.html">私、写真写り悪いんです</a><br />
2010.07.06: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/07/house-wife-life.html">夫婦で読むデリオタブログ　～主婦の存在意義と無言の圧力の源泉</a><br />
2009.11.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/11/m-scandal2.html">巨額暗黒資金　全日空M資金スキャンダル2</a><br />
2009.06.19: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/06/putin.html">プーチンのロシア</a><br />
2009.02.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/02/2-5.html">結婚後、優位な立場を確保する方法2</a> <br />
2009.02.16: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/02/post-178.html">結婚後、優位な立場を確保する方法</a><br />
2008.07.09: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/07/post-80.html">妹が見た悪夢</a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/samuraida/20070228/1174847071"></a><br />
<a href="http://gendaimondai.seesaa.net/article/200890866.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/hi_yo_ko1/archives/51830103.html"></a><br />
</p>]]>
        
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    <title>世界の話はしていない!国内格差が問題なんだ!と抵抗する方へ</title>
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    <published>2012-01-20T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-01-17T18:33:38Z</updated>

    <summary>世界の平均で言うなよ、相対貧困率やジニ係数って言葉もあり、国内所得格差の話をして...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>世界の平均で言うなよ、相対貧困率やジニ係数って言葉もあり、国内所得格差の話をしてるんだよ!　という反論があるでしょう。</p>

<p>相対貧困率は日本には無用な言葉で、わかりやすく目線を合わせて例を挙げてみましょう。"年収"という言葉が好きなようなので、こうしましょう。ある3人組がこんな会話をしていました。<br />
<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">ゴーン君「俺年収10億」、渡辺君「すげーなー、俺1億円だ。」、清水君「俺3000万円"しか"もらってなくてさ</font>、それなのに国民が俺のこといぢめるんだよ。しかも、もらいすぎとか言われちゃってよぉ。俺辞めたいよぉ。」</p>

<p>この3人の平均は4億円ですが、清水君はこの平均からかなり離れて低い水準の"年収"です。では清水君の「3000万しかもらってない」発言をどう見ますか?　いくら平均が高いからと言って、この絶対的水準で低いというのはないでしょう!　と怒りがわいてきますよね。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">彼らは同じ日本に住んでいますが、民とは違う　"責任ある島"　の住民と考えましょう</font>。見たこともない社員が、何か問題を起こしたり、天災によって事故が起きたりすれば、無責任な民どもが、「おまえのせいだ!おまえのせいだ!俺は悪くない。全部お前が悪いんだ!」と騒ぐので、それを「そうだね、うまくいってる時はお前のおかげ。うまくいかない時は俺のせいだわ。」と聞いて謝ってあげる、そんな島に住んでいる住民なので、通貨は同じですが、違う国と考えるのが自然です。</p>

<p>例の3人は別世界の住民であるにもかかわらず、多くの日本国民が、「ざけんな!おらー、何が"3000万しか"だ、殺すぞテメー」と思うでしょう?　というか思うだけじゃなくて、実際そう発言してますしねぇ。私はそのままその銃口を民に向けようという試みをしているのです。<br />
「俺年収300万円しかもらってねぇ超貧乏」は日本語で書く分には世間の反感は買いませんが、英語で書いたら、もっと言うならヒンズー語で書いたら、今度は貴君らが同じことを言われるということを再認識すべきです。</p>

<p>日本人は賢いから平均という概念を理解して平均と比べてしまう傾向があります。しかし賢いならもう少し勉強して<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">収入や資産額のように非負の対数正規分布の場合には異常な上方分布(日本では柳井さんと孫さんとパチンコ軍団の影響で)</font>　<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">平均は中央値よりも高くなる</font>ということも知っておくべきです。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">それが日本人の体感貧困度の原因</font>です。「日本人よ、平均を見るな、中央値を見よ。」</p>

<p>日本国内にいるので、目に見える隣の日本人や所得平均というデータで貧困を認識しているのなら、90%の人々が37,221ドルを中心として分布しているのです。これは国民平均を見るよりはより中央値に近いと意識改革すれば幾分か楽になります。それでも日本は所得格差がほとんどないので、全体平均と下位90%平均がかなり近い水準ですが・・・</p>

<p>海外における日本人の「おぼっちゃまマーケティング」の例を示すために引用しましょう。大前研一　ロウアーミドルの衝撃より</p>

<blockquote>
低所得者層の中でもやや上に位置するロウアーミドルクラス(年収300万～600万)は価格面ではロウアークラス同様の安さを求めるが、「安かろう悪かろう」では納得せずセンスはアッパーミドル向け商品並みのレベルを求める。高品質でセンスの良い商品やサービスに対してはプレミアムを支払うことを厭わない。企業にとって流通をはじめとするコストダウンの仕組みづくりや、あるいはニューラグジュアリーな商品開発力が問われる非常に厳しい市場だといえる。しかし、市場としてもっとも可能性があるのも、このロウアーミドルクラスだ。今、日本ではロウアーミドルクラスが41.5%(2004年)を占める最大のセグメントになっており、今後最も成長が見込まれる魅力的な市場を形成している。
</blockquote>

<p>正しい。日本の状態を正しく記述していると思われる。しかし、その厳しい日本市場で、素晴らしい商品開発をした挙句、自信をもって世界にうってでると何が起こるか?　今、日本のメーカーが直面している海外メーカーとの競争。これは、ガラパゴス携帯、サムスン電子との競合などに代表されるように苦戦が続くのは当然だ。なぜか?　もう一度言う。日本はほぼ全てが中産階級に属する富裕国家。一般には中産階級はわずかに2割。残りの8割が貧困層であることを忘れてはいけない。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">ちょっと良いものにプレミアムを払えるブルジョアジーの層は日本人が考えるよりずっと少ない</font>。</p>

<p>各層の消費と収入の関係　by　大前研一<br />
<img alt="LowerMiddileMarket-Original1.png" src="http://www.ichizoku.net/LowerMiddileMarket-Original1.png" width="650" height="1031" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>各層の消費と収入の関係　by　一族エキゾ<br />
<img alt="LowerMiddileMarket.png" src="http://www.ichizoku.net/LowerMiddileMarket.png" width="642" height="449" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>【嫌味系関連記事】<br />
2011.11.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/11/ubume-tsukimono.html">姑獲鳥(うぶめ)の夏 1/2 ～出産</a><br />
2011.10.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/10/fund-yield.html">外資ファンド利回り20%超のからくり</a><br />
2011.07.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/07/share-holder-meeting.html">株主総会に出たことある人いますか?</a><br />
2011.03.09: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/03/tachiwaru.html">自分が意地悪だなーと自己嫌悪に陥る瞬間</a><br />
2011.01.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/01/ltcm-2.html">最強ヘッジファンド　LTCMの興亡　～天才たちの傲慢</a><br />
2010.11.16: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/11/kaz.html">藤沢数希様の弁護をさせていただきます</a><br />
2010.07.23: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/07/gamma-vega.html">数学を使わないオプション解説 GammaとVegaは何が違うの?</a><br />
2010.02.02: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/02/quantitative-approach.html">市場は「数学に頼り過ぎ」、数式に「常識」持ち込め</a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/clj2010/archives/65688397.html"></a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/risk-taker/20120113/1326475032"></a></p>]]>
        
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    <title>世界の8割が貧困層</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2012/01/poverty-all-poverty.html" />
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    <published>2012-01-19T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-01-14T17:23:18Z</updated>

    <summary>国民の豊かさを示す指標として、よく使うのは、平均所得と一人当たりGNIですが、デ...</summary>
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        <name>エキゾ</name>
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    <category term="舌戦mnb氏" label="舌戦MNB氏" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>国民の豊かさを示す指標として、よく使うのは、平均所得と一人当たりGNIですが、データがとりやすいという理由だけで、一人当たりGDPを使っても、桁は変わらんだろうということで、それで計算してみましょう。</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">世界で見た場合、一人当たりGDPは9,000USDです</font>。<br />
で先日、年収80万円＝10,000USD以下の人を貧困層として定義してみようということでした。既に50%を越える人が貧困層だということは確定です。<br />
<img alt="GDP-per-head.png" src="http://www.ichizoku.net/GDP-per-head.png" width="600" height="743" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>一人当たりGDPが10,000USD以下の国の人口を数えて近似してもいいのですが、分布も若干は考慮したいので、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">上位10%の所得占有率を使って、上位10%と下位90%の一人当たりGDPを計算してみました</font>。中国も上位10%は14,505USDあるので、貧困層ではない、下位90%は3,257USDなので、中国の90%、12億人が貧困層と、かなりいい加減な近似をしています。<br />
ちなみにこの計算ですと、インドは全員貧困層になるわけですが、確かにあの町を歩くと、ほぼ全員貧困層に見えるので、感覚的にはしっくり来ます。アメリカには貧困層が居ないことになってしまい、この辺りが、ちょっといい加減すぎる推定なのですが・・・<br />
要は・・・80%が貧困層に相当しそうだということが推測できます。</p>

<p>ですから、例の所得による分類というのは、常識的には以下のようになります。<br />
<img alt="global-dist.png" src="http://www.ichizoku.net/global-dist.png" width="568" height="383" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>日本の一人当たりGDPは・・・42,783ドルもある!!　<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">日本の下位90%は37,221ドル</font>です。平均とほとんど差がありません。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">ちなみに下位90%が日本より高い国はカナダ38,586ドルだけです</font>。オーストラリアやルクセンなどもおそらく高いのですが、人口が少ないので、今回は無視しています。</p>

<p>絶対的な数値のレベルから見ると、日本には貧困層はいない。路上生活者の方がいらっしゃるので、収入は10,000ドルに満たないと定義上は貧困層ですからゼロというのは間違いです。ただ、いない推定としているこのモデルは、直感的に納得できます。麻薬や武器を売っている子供や、寒空の下裸足で物乞いをする幼児、舗装されていない土埃舞う道路に赤ちゃんが置いてあったりする風景を日本で見ることは難しいです。本当の貧困で犠牲になるのは力のない子供です。</p>

<p>ではもう少し身近な例で、こういうことがありました。フィリピン・パブにて･･･<br />
ピーナが私の手を取って言いました。<br />
ピーナ「見てよ、苦労の無い手。彼は働いたことがない!」<br />
わたし「いや、毎日働いてるよ。ではお前の手を見せてみろ。」<br />
ピーナ「私の手は･･･」<br />
と言って恥ずかしそうに手を隠しました。おそらくフィリピンの奥地の農村で小さい頃から農作業を手伝わなければならない環境に育ったのでしょう。現代の日本で、手に苦労が表れている若い女性･･･発見するのはとても難しいと思います。</p>

<p>【世界ランキング・比較　経済】<br />
2011.10.21: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/10/chinise-bilionarie.html">中国の長者番付：資産7200億円</a><br />
2010.10.12: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/10/World-top-company.html">世界のトップ企業50　その産業構造から日本の将来を考える</a><br />
2009.09.02: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/09/2009worlds-billionairespeforma.html">2009年World's BillionairesのPeformance</a>　<br />
2008.07.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/07/post-110.html">車業界勢力図</a>　<br />
2008.06.30: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/06/world-currency-performance.html">World Currency Performance</a>　<br />
2008.04.22: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/04/world-billionaires.html">見ていて楽しいWorld Billionaires</a>　<br />
2008.01.25: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/01/post-34.html">年初来の株式指数パフォーマンス比較</a><br />
2008.01.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/01/post-32.html">世界の貿易収支</a><br />
<a href="http://2chnews.doorblog.jp/archives/2029847.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/majincyan/archives/51768106.html"></a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/ippei205/20111227/1324950272"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/touanews/archives/1916628.html"></a><br />
<a href="http://master-asia.livedoor.biz/archives/6552452.html"></a><br />
<a href="http://kimsoku.com/archives/6551825.html"></a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>日本はほぼ中産階級だけで構成される類稀な国家</title>
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    <published>2012-01-18T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-01-19T15:32:06Z</updated>

    <summary>ロウアーミドルの衝撃を読んで・・・一言で最初から斬っていきましょう。 本を読む前...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
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        <![CDATA[<p>ロウアーミドルの衝撃を読んで・・・一言で最初から斬っていきましょう。</p>

<p>本を読む前に、表紙は見るわな。こう書いてあります。今や日本人の8割が「中流の下」(ロウアーミドル)以下。<br />
そして裏表紙には以下のような円グラフが載っています。</p>

<p><img alt="lower-middle.jpeg" src="http://www.ichizoku.net/lower-middle.jpeg" width="690" height="518" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>私の眼から見れば、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">この分類はすべて中産階級内の細かい分類に過ぎず</font>、貧困層、中産階級、上流階級で分けたら<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">日本はほぼ100%が中産階級にはいる類稀な国家</font>なのです。</p>

<p>これ言っちゃうと売れるものも売れなくなる。大前研一はそこをわかっていながら、あえてどうでもいい誤差を取り出して煽っている商売人なんだわ。</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">大前さんの1000万以上でアッパークラスって間違ってる</font>から。(笑、というか爆笑)　下記はWikipediaからの抜粋ですが、一般的なUpper Class＝上流階級の解釈としては妥当なところです。</p>

<p>上流階級（じょうりゅうかいきゅう、Upper class）は、社会的に上層に位置する階層から成る階級。社会学などでは大きな富、そして政府などの権力と近い地位を持った、貴族や大地主、大企業オーナーなどからなる社会階級として定義される</p>

<p>年収1000万以上じゃなくて、資産総額1000億円以上の間違いですｗ</p>

<p>ちなみに<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">中産階級はブルジョワジーと言われています</font>。日本という国は、年収300万円ももらってるブルジョアジーが、「俺って超貧乏」って言ってるゆとり国家ですから。どこの国に、太ってインターネットやってる貧困層が居るんですか?</p>

<p>ロウアークラスと書いてありますがLower Classは酷い言葉で、訳するならば下層階級です。労働者階級を含む意味もあるらしいですが、下層階級という言葉は日本では、所得や富で区切る意味だけではないような気がします。</p>

<p>なのでここではより経済的な概念としてのロウアークラスとして、貧困層を定義づけたいと思います。貧困には絶対的な貧困と相対的な貧困があり、絶対的な貧困の定義はかなり低くなっていて、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">世銀の所得基準による貧困は年間400ドル以下</font>です。ちょっと低すぎて日本人の想像を超えてしまいます。</p>

<p>人気の記事　発展途上国の定義から引用しますが、<br />
<a href="http://www.ichizoku.net/2008/11/post-130.html">http://www.ichizoku.net/2008/11/post-130.html</a></p>

<p>(1)低所得国(LIC)は1人当たり年GNIが745ドル以下の国および地域。<br />
(2)低位中所得国(LMIC)は746ドル以上2975ドル以下の国および地域。<br />
(3)上位中所得国(UMIC)は2976ドル以上9205ドル以下の国および地域。<br />
(4)高所得国(HIC)は9206ドル以上の国および地域。 </p>

<p>ということであり、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">日本の外務省は、9,000ドル以下だとODAが必要な貧困に苦しんでいる国という認識</font>です。<br />
外務省に習うならば、年収と一人あたりGNIは違うのですが、似たようなレベルと近似し、年間9,000USD以下だと貧困層とすると大分感覚が追いついてきたのではないでしょうか?</p>

<p>しかし、それでも10,000USD＝80万円ですから、日本人にとって80万円というのは労働の対価である年収ではなく、アルバイト収入とみなすのが一般的かと思います。</p>

<p>では年間10,000USD以下という所得を貧困の定義としたら、世界でどのくらいの人が貧困に値するか、想像できますか?<br />
その答えはまた後日にしましょう。</p>

<p>【世界ランキング・比較　暮らし】<br />
2011.11.15: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/11/univ-ranking.html">米ハーバード大が２位に転落、カルテックが首位</a><br />
2011.04.12: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/04/tokyo-univ-top10.html">東大が世界の大学トップ10入り、上位はハーバードとＭＩＴ－英調査</a><br />
2010.12.21: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/12/wonderful-ladies.html">良い女ランキング　～その辺のお嬢さんでは、いやなんです</a><br />
2010.09.13: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/09/expensive-city.html">外国人にとって世界一住居費が高いのは東京</a><br />
2010.04.01: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/04/Best-location-in-asia.html">アジア人が暮らしやすい都市、1位はシンガポール</a><br />
2009.10.19: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/10/world-education.html">世界の大学ランキング</a>　<br />
2008.08.15: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/08/-part2.html">世界各都市生活費指数 Part2</a>　<br />
2008.04.21: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/04/post-60.html">世界各都市生活費指数</a><br />
<a href="http://business24.doorblog.jp/archives/5084779.html"></a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/transport43/20111225/1324761106"></a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>油田爆破</title>
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    <published>2012-01-17T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-01-18T06:17:07Z</updated>

    <summary>ベンジャミン・フランクリンはこんなことをいってなかったか?　革命は&#8221;...</summary>
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        <name>エキゾ</name>
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        <category term="読書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>ベンジャミン・フランクリンはこんなことをいってなかったか?　<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">革命は&#8221;われわれの&#8221;革命というように、一人称で言う時は常に合法だ。&#8221;彼らの&#8221;革命というように三人称で言う時のみ非合法なのだ</font>。</p>

<p>フランクリンは、こうも言ってなかったか?　<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">この世では死と税金を除けば確実と言えることは何もない</font>。</p>

<p>>　お洒落なやり取りですね。<br />
> ベンジャミン・フランクリンはこうも言ってなかったか?　ガンマ無き者デリバティブに非ず　うーん、なんか今一つセンスが感じられない。</p>

<p>ナゴルノ・カラバフの住民は、投票によって独立を宣言し、その一方でアゼルバイジャンとアルメニアが領有権を争っている。アゼルバイジャンが軍に最新装備を供給できるお金を手に入れたら、地域紛争が一気に爆発するでしょうね。それだけでも両国にとって厄介なのにすぐ南にイランがあるから、もっとすごい爆発になるかもしれない。イランといえばナゴルノ・カラバフのことがなくても海上の石油掘削装置やカスピ海のチョウザメとキャビアのことで、アゼルバイジャンと永年つかみあいの喧嘩をしている。ソ連が睨みをきかせていた頃は、ソ連の共和国がそういうものを好き放題奪っていたものよ。しかも、こういう問題は一つ一つ独立していなくて重なり合っているの。</p>

<p>> アゼルバイジャンも大変だね。イランとロシアに挟まれてる。<br />
> アルメニアとアルバニアがいつも混乱してしまうな。アルメニアがアゼルバイジャンの横で美人が多いと言われる方。ホッジャのアルバニアがユーゴの下。</p>

<p>大規模の油田は4箇所ある。アゼリ、チラグ、グナシリ、アゼルバイジャン。掘削費用を分担しているアゼルバイジャンと西欧の国際企業家連合は油井の独占権は国際法によって守られていると考えている。でも、その主張の根拠は漁業権で定められた境界線にすぎないので、イランとロシアは該当しないと強硬につっぱねている。これまでのところ、この問題はもっぱら外交手段のみの応酬だったけれど。</p>

<p>ライカというのは、ロシア・オプ・センターが使用する監視衛星だ。ソ連が人工衛星に乗せて宇宙に送り込んだ犬－ライカ犬にちなんで命名された。ワシントンDC上空の静止軌道にあり、アメリカ、全ヨーロッパ、アジアの一部の信号を傍受できる。</p>

<p>衛星の正しい使い方</p>

<p>×　テレビ、天気予報。<br />
◎　諜報活動。</p>

<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102472312/globalcollabo-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51DR5X7RJ6L._SL160_.jpg" border="0" alt="油田爆破 (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102472312/globalcollabo-22/" target="_top">油田爆破 (新潮文庫)</a><br />トム クランシー スティーヴ ピチェニック Tom Clancy <br /><br />新潮社  2004-08<br />売り上げランキング : 360394<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102472312/globalcollabo-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table>

<p>【中東情勢関連本記事】<br />
2010.11.10: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/11/mid-east.html">宗教から読む国際政治　～各地での変貌</a><br />
2010.03.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/03/aq-connection.html">テロ・マネー　～アルカイダ・コネクション</a><br />
2009.10.30: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/10/nation.html">核拡散　～ならず者国家はお前だろ</a><br />
2009.04.24: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/04/post-195.html">中東の歴史　「蛮族」を迎え撃つ「聖戦」(ジハード)　反十字軍の系譜</a><br />
2009.02.02: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/02/post-173.html">イラン　世界の火薬庫　～イランの周辺諸国との関係</a> <br />
2009.01.30: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/01/post-172.html">イラン　世界の火薬庫</a> <br />
2008.12.10: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/12/post-140.html">アラブとイスラエル　パレスチナ問題の構図3</a> <br />
2008.12.09: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/12/2-2.html">アラブとイスラエル　パレスチナ問題の構図2</a> <br />
2008.12.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/12/post-135.html">アラブとイスラエル―パレスチナ問題の構図 </a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/machida77/20111205/p1"></a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>自分が父親になるのが楽しみな理由</title>
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    <id>tag:www.ichizoku.net,2012://34.14444</id>

    <published>2012-01-16T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-01-17T14:11:33Z</updated>

    <summary>最近、友人に子供が生まれたことを祝して、約2年間非公開だったこの記事をアップしよ...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
        <uri>http://www.ichizoku.net/</uri>
    </author>
    
        <category term="人生設計" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>最近、友人に子供が生まれたことを祝して、約2年間非公開だったこの記事をアップしよう。<br />
いやいや、ご出産、おめでとうございます。<br />
彼は娘さんらしいです。</p>

<p><br />
うらやましがる人続出の「自分が父親になるのが楽しみな理由」と題された写真<br />
<a href="http://labaq.com/archives/51646605.html">http://labaq.com/archives/51646605.html</a></p>

<p>あえて上記のWebで紹介されている写真を載せはしないが、文字で書けば<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">父と娘の微笑ましい写真</font>である。<br />
そして、昨今、近隣の男友達が、娘びいきな発言が目立つ。<br />
「娘が欲しい」「娘は可愛い」「娘が将来嫁に行くことは考えたくない」等々。</p>

<p>女系家族に育ったせいか、いわゆる女性＝娘プレミアムが無いのかもしれないが、私の考えでは<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">子供に性別は関係ない</font>。<br />
対抗して載せるならば、これだ。題して「<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77"><strong>親子対決</strong></font>」</p>

<p>単にオセロをして遊んでいる写真だ。しかし、これには背景がある。<br />
息子が父に言った　「<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">僕は家族でも、学校でもオセロで負けたことがない</font>。だからお父さんと勝負しようと思って、今日はオセ<br />
ロを持ってきた。子供相手だからといって<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">わざと負けるのは無し。</font><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff0000"><big><strong>本気で勝負してくれないと僕はやりたくない</strong></big></font>。」</p>

<p>男性読者諸君に改めて問いたいが、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">こういうのを親父冥利に尽きる</font>というのではないだろうか?<br />
泣きながら転がっていただけの赤子が成長して、この私に挑戦している。まー、父である私が家族に入っていないのは何故かと<br />
いう根本的な疑問はさておき、不敗伝説のラスボスとして、私を置いてくれているのも父として誇りに思えないか?</p>

<p>父は言った「わかった。貴様の挑戦、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff"><big><strong>この俺が全身全霊をもって迎え討とうぞ</strong></big></font>。」</p>

<p></br></p>

<p><img alt="oyako.jpg" src="http://www.ichizoku.net/oyako.jpg" width="690" height="517" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">この勝負、残念ながら父の勝利であった</font>。負けた息子は「やっぱ、父ちゃん頭良いな」と言ったものの、初めての敗北にかなり<br />
の衝撃を受けていたという。</p>

<p>父親になるのが楽しみな理由、親になる意義を改めて考える。結論から言えば<br />
>この勝負、残念ながら父の勝利であった。<br />
に凝縮されている。良い年のとり方をできるのではないかと思えてくる。まだそれを認識している年齢ではないが、人は必ず<br />
老い衰える。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">自らの老いと衰え、そして時代が変わったという、自らの"負け"を、子供の成長という喜びで帳消しにしながら<br />
認めることができる</font>。それがなければ、自分よりも後輩の若者に対し、<br />
「俺は、お前が産まれる前から株をやってるんだ。この俺に対して、意見する気か? えぇん?」<br />
という頭の固い頑固親父いっちょあがりだ。経験がないゆえに、斬新な疑問や意見、そして経験があるゆえに偏狭な視点しか<br />
持てなくなるというのはよくあること。ケツの青い若造なりの主張は、時に革新的なポテンシャルを秘めていて、それを自分の<br />
負けを認めたくないがばかりに拒絶するのではなく、貪欲に我が物にしようする姿勢の方が得るものが大きい。私の経験により<br />
私の価値観でしかない世界は成長に限界があり、若い無垢な斬新な意見がそこに市場拡大をもたらすと考えられるようになる<br />
ことが、子供を持つことで自分に得られるリターンなのではないかと思う。もちろん、真の賢人は子供など居なくとも、自らの<br />
弱さを知り、負けを認めながらも貪欲にその領域を拡大していくのだろうが。</p>

<p>子供の才能や優劣は問題にならない。どんな子供でも、そしてどんなに才能に恵まれた親でも、例外なく子供の成長力以上に<br />
親が成長することはない。わずか2年で、地を這う泣き虫が、立ち上がり、言葉を発するようになる。この成長に勝てる親は居<br />
ない。成長だけではない、記憶、身長、腕力、思考能力においても子供に抜かれる日が来る。そして、そんな日が来て欲しいと<br />
願うのが親心。いつまでも自分を超えられない子供を期待する親は居ないだろう。全ての子供は、負けと時代の変革を認めると<br />
いうことを親に教えてくれているということだ。</p>

<p>そう遠くない将来、息子に負ける時が来る。いや、すでに息子に負けている能力もある。自信過剰な男であっても負けること<br />
を喜べる。そして、この私がもっと負け、息子が自分を踏み越えていくことを期待する。これこそが父親になるのが楽しみな理<br />
由なのではないかと思う。</p>

<p>【一族家のお家騒動】<br />
2011.11.14: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/11/proud-of-father.html">ギリシャ神話と親子対決</a><br />
2011.10.06: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/10/our-dining.html">一族家の食卓</a><br />
2011.02.10: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/02/mom-visit.html">母がシンガポールに遊びに来ました</a><br />
2010.05.24: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/05/father-and-son.html">親父に対する息子の愛</a><br />
2009.09.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/09/elite-education.html">名前をカタカナや漢字で書いてはならない</a>　<br />
2009.05.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/05/expensive-wife.html">私はカネ目当てじゃない　～怒りの代償</a>　<br />
2009.04.09: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/04/post-207.html">金(カネ)の重み</a>　<br />
2009.02.13: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/02/post-184.html">女系家族の掟</a>　<br />
2008.07.09: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/07/post-80.html">妹が見た悪夢</a>　<br />
2008.03.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/03/post-46.html">一族家における投資教育　～貯金と金利</a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/euro_euro/archives/1668304.html"></a><br />
<a href="http://labaq.com/archives/51646605.html"></a><br />
</p>]]>
        
    </content>
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