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    <title>投資一族のブログ</title>
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    <updated>2012-05-12T19:28:28Z</updated>
    <subtitle>デリバティブ業界はお笑い芸人の宝庫。そう、多分あんたもな。</subtitle>
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    <title>攻撃計画　ブッシュのイラク戦争2/2～戦争責任</title>
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    <published>2012-05-17T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-05-12T19:28:28Z</updated>

    <summary>CIAはサダム・フセインが大量破壊兵器を保有していると断定的に言明したことは一度...</summary>
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        <name>エキゾ</name>
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        <![CDATA[<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">CIAはサダム・フセインが大量破壊兵器を保有していると断定的に言明したことは一度もない</font>。2000年の正式な国家情報評価(NIE)は、フセインが化学兵器用物質を少量の備蓄を維持している－だが、弾頭はない－と結論付けている。量は以前に保有していた200トンの残りの100トンほどだという。この結論はイラクが国連査察団に述べた数字と放棄したと称する備蓄の記録の数字の食い違いから算出されたものだ。</p>

<p>CIAはイラク国内に資源をほとんど持っておらず、信用もない。諜報活動による政府転覆、外交、国連査察団、八方塞だが・・・経済制裁で原油市場から締め出しても、じっと耐え忍ぶフセインは、調子づかせると怖い。</p>

<p>大統領演説草稿の裏舞台</p>

<p>1995年以降、イラクは炭疽菌その他の致死性の生物兵器薬剤25,000リットルを製造したことを認めたという部分について、CIAは数字を30,000リットルに増やしてもよいと告げた－演説では現にそう述べられている。<br />
1991年の湾岸戦争以前、イラクが5年ないし7年で核兵器を開発できることを示す確実な証拠があった、という部分は、8年ないし10年としないと実情に合わないので訂正した方がいいと、CIAは勧めた－演説でブッシュはそう述べることになる。<br />
18か月以内にイラクは核兵器を保有する可能性が高いことを発見したとされている。CIAの覚書では、この年月を2年もしくは3年と訂正すべきだとしている。ブッシュは結局、「遅くとも1993年には」という表現に決めた。発見の二年後に当たる。</p>

<p>国家安全保障局(NSA)は、世界の通信の傍受、アメリカの暗号の防護、外国の暗号の解読を担当する、秘密情報とも言える組織だ。総額300億ドルの全情報機関向けの年間予算のうち、60憶ドルが割り振られている。電話、無線、コンピュータ、銀行取引など、電子情報で動くものすべてがNSAのターゲットとなる。<br />
<img alt="NSA.jpg" src="http://www.ichizoku.net/NSA.jpg" width="750" height="562" class="mt-image-none" style="" /><br />
サウジアラビアはイスラム社会ではことに危険な立場にある。ビン・ラディンがアルカイダの活動を大々的に展開するようになったのはイスラム世界で政治的にも宗教的にもメッカとメディナの二聖都の保護者とされているような<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">サウジアラビア国王が1991年の湾岸戦争中およびその前後に異教徒である米軍を受け入れたことがきっかけ</font>だった。サウジアラビアのアメリカとの間断ない協調は過激な原理主義者の運動に火をつけた。<br />
駐米サウジアラビア大使バンダルは「相手はサダムフセインです。フセインのためにイラク国民は涙を流しやしません。しかしアメリカに再度攻撃されて、それでも生き延びたら、実力以上の評価を受けますよ。1991年の湾岸戦争の前のことを思い出してください。お父上がどんなことを言われたか、憶えておいででしょう。大西洋から湾岸までのアラブ諸国が、すべて立ちあがるだろう、と。当時はそうならなかったし、今回もそうはならないでしょう。問題はフセインが生き延びた場合です。サウジアラビアは、フセインがたしかにトースト(おしまい)になるという保証が欲しい。」</p>

<p>ブッシュが国連で単独でも軍事行動を起こすとイラクを脅す演説行ったとたんに、9.11同時テロ以降は鳴りを潜めていたアルカイダが活動を開始したのは偶然の一致とは考えられない。というのがウォルフォウィッツ(国防副長官)の見かただった。10月12日にはバリ島のディスコで爆弾テロがあり、202人が死亡した。さらにクウェートで米海兵隊員2人が狙撃され、イエメン沖でフランスのタンカーが襲撃されるという事件がすべえ1週間のうちに起きている。</p>

<p>戦争を回避できるのならフセインの亡命も選択肢になりうると、前月にパウエル、ラムズフェルド、ライスがそろって公に発言していたにもかかわらず、ブッシュはフセインが亡命した場合、アメリカはその身柄は保証しないと答えた。さらに、保護しようと働きかけている国々を好意的に見ることはあり得ないと述べた。</p>

<p>あーあー、もうやるしかないってところまで持っていってるね・・・。</p>

<p>ドーラ農場を空爆したが、フセインと側近たちはあそこにいたのか?</p>

<p>ブブー、居ませんでした。つかまされましたね、アメさんも。</p>

<p>1998年、上院情報委員会でケリーは「フセインは大量破壊兵器を製造する計画を推し進めている」と述べ、イラク戦争が開始された2003年も「サダム･フセインの大量破壊兵器は驚異であると思うし、だからこそフセインの責任を問うとともに武装解除を図ることに賛成票を投じたのだ。」と発言している。<br />
あなたは大統領と同じ情報に目を通し、同じ結論に達したわけですね。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">大統領がアメリカ国民を誤った方向に導いていると非難するのであれば、あなたがやっていることはいったいなんであるのか?　わたしは騙されました、とでも言うつもりなんですか?</font><br />
戦争の悪影響が広がると、当然ながらケリーは主戦論をひっこめ、賛成票を投じたのは戦争に賛成したからではなく、戦争を大統領が恫喝の材料に使えるようにするためだと主張した。2003年のミート・ザ・プレスでは「われわれが通過させたのは大統領には政権転覆を行う権限を与えるためではなかった。国連決議案に関連した権限をあたえたにすぎない」と述べた。議会の決議が明らかに大統領のイラクに対する武力行使を承認するものであったことは、国民すべてが知っていることだった。</p>

<p>そ、後からなんとでも言えるのよね。</p>

<p><br />
【戦争・内戦・紛争】<br />
2012.04.06: <a href="http://www.ichizoku.net/2012/04/pound-to-dollar.html">金融史がわかれば世界がわかる　4/6～ポンドからドルへ</a><br />
2011.12.26: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/12/3sisters.html">宋姉妹　中国を支配した華麗なる一族2/2　～三姉妹の勃興</a><br />
2011.10.26: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/10/ache.html">インドネシア　多民族国家という宿命　2/3～紛争の火種</a><br />
2011.08.22: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/08/Opium-War.html">実録アヘン戦争　4/4　～そして戦争へ</a><br />
2011.03.24: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/03/Gundam-Weapon.html">ガンダム1年戦争　～新兵器 3/4</a><br />
2010.07.16: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/07/German-Weapon.html">ドイツの傑作兵器・駄作兵器</a><br />
2010.05.26: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/05/indo-pakistan.html">インド対パキスタン</a><br />
2010.03.16: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/03/iran.html">イランの核問題</a><br />
2009.06.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/06/modern-german-history.html">現代ドイツ史入門</a><br />
2009.05.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/05/bosnia.html">民族浄化を裁く　～ボスニア</a><br />
2009.01.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/01/post-143.html">ユーゴスラヴィア現代史</a><br />
2008.10.21: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/10/2-1.html">東インド会社とアジアの海2</a><br />
2008.10.20: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/10/post-124.html">東インド会社とアジアの海</a><br />
<a href="http://labaq.com/archives/50707669.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/dc2011/archives/4558378.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/mediaterrace/archives/52386790.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/hktsunagetemiru/archives/6774938.html"></a></p>]]>
        
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    <title>攻撃計画　ブッシュのイラク戦争1/2～準備</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2012/05/Donald-Henry-Rumsfeld.html" />
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    <published>2012-05-16T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-05-12T19:38:49Z</updated>

    <summary>ラムズフェルドをはじめとする国防総省関係者は、複数の目的に使える品目があると主張...</summary>
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        <name>エキゾ</name>
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        <![CDATA[<p>ラムズフェルドをはじめとする国防総省関係者は、複数の目的に使える品目があると主張した。なんら害がないように思える装置が、作り変えられて兵器開発に利用されると何度となく反論していた。たとえばダンプカーだ。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">荷台を傾けるための油圧装置ををはずせば、ミサイルの発射機に転用できる</font>。イスラエルに向けて発射するミサイルを立てるための道具を売ってやるのか?　パウエルは「ミサイルを立てる油圧装置を手に入れるのに20万ドルもするダンプカーを買う必要がどこにある!」と反論した。もう一つの品目はイラクが購入している重機輸送トラックだった。このトラックは大型で戦車を輸送できる。情報部が偵察衛星の画像から突き止めたところではイラク軍は輸送トラックを何台か改造しているという。ラムズフェルドは禁輸項目の変更によって、イラクが戦車輸送部隊をひそかに編成できるようになる、と結論づけた。<br />
<img alt="20100622_DonaldRumsfeld.jpg" src="http://www.ichizoku.net/20100622_DonaldRumsfeld.jpg" width="310" height="260" class="mt-image-none" style="" /><br />
ラムズフェルドは、「テロリズムはどうやっても防げないという考え方が根底にある」と述べている。「あらゆる場所で常時あらゆる手口を防ぐのは不可能だ。敵は手口を変え、時期を変える。こっちはそれを追う格好になる。敵に合わせなければならない。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">だから先制しないといけないんだ</font>。」ブッシュが先制攻撃のドクトリンを正式発表する4ヵ月半前のことである。ラムズフェルドは将来を見据えていた。いずれアメリカが先に攻撃する備えをしなければならなくなる。</p>

<p>アメリカの評判が現地イラクで評判が悪くなった歴史</p>

<p>1972年、大統領ではなかったサダム・フセインがソ連と友好条約を結んだ。中東におけるソ連の影響力の増大に待ったをかけるため、ニクソンはCIAに対しクルド人への秘密工作資金として500万ドルを渡すことを支持する命令書に署名した。クルド人は5カ国にまたがって、イラン、トルコ、シリア、当時のソ連、そしてイラクの北東の隅－居住する山岳民族で部族は40を数え、人口は2500万人におよぶ。CIAのクルド人支援はイラン国への好意を示す意味の方が大きかった。だが<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">1975年イラン国王はフセインと和解し、クルド人を見捨ててCIAの武器輸送を止めた</font>。窮したクルド人はCIAとキッシンジャーにじかに訴えたが反応はなかった。秘密工作は崩壊し、フセインは多数のクルド人を虐殺した。<br />
1991年の湾岸戦争後、ジョージ・H・W・ブッシュ大統領はCIAにフセイン政権転覆を許可する大統領令に署名した。CIAはヨーロッパに亡命していたイラク人や反フセイン勢力に金をばらまいた。ところが北部のクルド人と南部のシーア派が放棄するとアメリカは軍事支援を拒んだ。その結果、またしても大量虐殺が行われた。クリントン政権下でもCIAはちょくちょく手出しをしてさまざまな反フセイン作戦を支援した。1996年にはCIAの支援を受けてクーデターをもくろんでいた元イラク軍士官のグループがフセインの国内保安機関によって摘発され、約120名の元イラク軍指揮官が処刑された。</p>

<p>ホワイトハウスによって動きを凍結された長官</p>

<p>誉れ高い元陸軍大将で今は外交官の頂点に立つパウエルは自分が今目にしていることや耳にしていることに懸念をつのらせていた。ブッシュ政権の上層部には戦争経験のあるものが極めて少ない。ブッシュはテキサス州空軍に所属していたが実戦には参加していない。チェイニーは湾岸戦争中は国防長官だったが、軍隊経験はない。ラムズフェルドは1950年代に海軍のパイロットだったが、戦時には軍務に服していない。ライスとテネットは軍務の経験が全くない。</p>

<p>最高のキャッチフレーズ　「悪の枢軸」(下記動画2:01辺りです)<br />
<iframe width="560" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/3DqHyIcsO8E" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
同時テロ直後2001年9月20日直後の演説では、これ以上国民を怯えさせてはいけないという理由から大量破壊兵器に触れなかった。それらの結びつきを"枢軸"と名付けたのはみごとだし、"悪の枢軸"としたのはなおのことみごとだと、ライスは思った。イラク、イラン、北朝鮮の三カ国を挙げるという案は、ブッシュも気に入った。ライスとハドリーはイランを除いてはどうかと提案した。「いや、いい、イランも入れたい」とブッシュは答えた。ブッシュをはじめ三カ国を結びつけるのが筋が通っているかどうか疑問を抱いていたが、人が耳をそばだてるようにするには強力な隠喩(メタファー)が必要不可欠だ。大統領の演説を解釈し、あるいは色付けして「大統領が言いたいのつまり・・・」というような具体的なことを誰かが言っては困ると考えていた。</p>

<p>パウエルのメモ</p>

<p>戦争は、サウジ、エジプト、ヨルダンなど友好的な政権を揺るがします。テロとの戦争だけでなくその他もろもろの事柄に対処する力を殺がれ、石油の供給と価格に大きな影響が出ます。アメリカの将軍がアラブ人の国を運営しえいる光景を想像してみてください。何を持って成功と見なせばよいうのでしょうか?　戦争によってフセインを打倒し、新しい政府ができるまで、アメリカが政府となるのです。イラクは非常に複雑な歴史があります。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">民主主義が根付いたことが一度もない</font>。単独行動主義でやればいい、と申し上げたいところですが無理です。地理的に厄介なことが多すぎる。フランクス将軍も、中東その他の地域の同盟国に基地や施設の使用を許可してもらわなければならない。</p>

<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532164737/globalcollabo-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51R9F0KB3TL._SL160_.jpg" border="0" alt="攻撃計画(Plan of Attack)―ブッシュのイラク戦争" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532164737/globalcollabo-22/" target="_top">攻撃計画(Plan of Attack)―ブッシュのイラク戦争</a><br />ボブ・ウッドワード 伏見 威蕃 <br /><br />日本経済新聞社  2004-07-15<br />売り上げランキング : 336359<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532164737/globalcollabo-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table>

<p>【戦争論・兵法】<br />
2011.07.28: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/07/tennanmon.html">後藤田正晴と12人の総理たち1/2 ～天安門事件</a><br />
2011.02.03: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/02/selfish-gene.html">賭博と国家と男と女 ～人は利己的に協調する</a><br />
2010.12.16: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/12/evolution.html">自作　近未来小説　我が競争　～第三次世界大戦の勝者と人類の進化</a><br />
2009.12.16: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/12/clausewitz.html">孫子・戦略・クラウゼヴィッツ―その活用の方程式</a><br />
2009.10.23: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/10/nuclear-non-proliferation-treaty.html">核拡散―軍縮の風は起こせるか</a> <br />
2009.05.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/05/yugoslavia.html">民族浄化を裁く　旧ユーゴ戦犯法廷の現場から</a><br />
2009.02.24: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/02/post-181.html">孫子の兵法</a><br />
2009.01.06: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/01/tito.html">ユーゴスラヴィア現代史　～Titoという男</a><br />
<a href="http://teanotwar.seesaa.net/article/111590474.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/discoverthetruth/archives/3735039.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/manfor/archives/51363463.html"></a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/rohimotomashioo/20120326/1332752427"></a><br />
</p>]]>
        
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    <title>Calender Spreadのススメ2　～株価と時間軸上の損益曲面</title>
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    <published>2012-05-15T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-05-17T19:43:11Z</updated>

    <summary>5月10日の記事で、Calender Spread(CALD)の有用性について書...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
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        <![CDATA[<p>5月10日の記事で、Calender Spread(CALD)の有用性について書いたのだが、とある読者がツイッターで、</p>

<p>ただ今勉強中...「上がると思えばCall Calenderは、非常に楽なポジションとなろう」</p>

<p>とつぶやいていた。確かに<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">Call Optionの素ロングの怖さを説明することなく、"CALDは非常に楽なポジション"といきなり書かれるとわかりにくかった</font>ように思われるのでその点を反省し、グラフによる可視化でそれを説明しようと思う。</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">株や先物のプレイの場合、投資する瞬間には、上がるか下がるかという2択の相場観しか存在しない</font>。期間とどの程度動くかは後決め、つまりそのポジションを閉じる時に決めるというなんとも単純な相場観であるが、オプションの場合は、最も単純なCall Optionの素ロングというポジションであっても、構築時にどのくらいの期間でどの程度動くのかという相場観が無ければポジションを取ることはできない。つまり<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">株価と時間の動きという2次元的な平面に対する損益曲面を頭に浮かべながらポジション取りをする</font>ということから、そのグラフを使いながら説明する。</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">Bullishな相場観で、損失限定プレイを想定</font>しよう。最大損失1.11%程度、つまり日経9000円とするならば約100円のオプションプレミアムをご予算として、いくつかのポジションを比較し、CALDの優位性を説明する。</p>

<p>Optionにおけるもっとも稚拙なポジションはCall Optionの買いだが、1ヶ月の105C(Spotの5%上、日経が9000円なら9500円のコールと考えてよい)の買いを例にとって説明しよう。面倒なので、全ての期間、StrikeでVolatilityは20%として計算してしまう。</p>

<p>105C Buyの損益曲面(Spot97%-110%、時間は手前1ヶ月から、奥の満期1日前まで)<br />
<img alt="100C-Long2.jpg" src="http://www.ichizoku.net/100C-Long2.jpg" width="465" height="306" class="mt-image-none" style="" /><br />
グラフは104あたりを中心に描いているが、あくまで現在のスポットは100であることを考えると、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">100周辺はほとんどの時間においてマイナス</font>になることがわかる。105(5%上昇したとしても満期直前に至ってはまだマイナスになるという鬼のようなTime Decayに苦しむことになる。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">5%上がれば先物なら5%儲かるというのは誤り</font>で、証拠金が5%要求される(日経でいうなら50万円)としたら、ご予算1.11%想定なので、大体1/5枚等量になるわけだから、先物で得られる収益は1%という計算になる。)</p>

<p>ここで少し経験のあるものはCall Spreadなる取引で100C Buy 110C　SellというSpread取引を行う。<br />
Call Spread　Buy　(100-110CS)<br />
<img alt="100-110-Call-Spread2.jpg" src="http://www.ichizoku.net/100-110-Call-Spread2.jpg" width="465" height="306" class="mt-image-none" style="" /><br />
これであれば<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">5%上がると、1.5%儲かる(ショボイと思うなよ、証拠金ベースのリターンだと1.5%/1.11%だから140%だからなっ!)ので、先物よりも効率が良い</font>のがわかる。かつまた損益分岐点もNaked Call Longに比べればSpotの100に近づいていて、Call SpreadとCallの差分を示したのが下記のグラフで、±5%程度の領域で優位であることを示している。<br />
CS - Call<br />
<img alt="cs-vs-c-diff2.jpg" src="http://www.ichizoku.net/cs-vs-c-diff2.jpg" width="465" height="306" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>そして、いよいよCALDの登場であるが、1Monthの105C Sell　2Monthの105C Buyをした場合<br />
Calender Spread Buy　(105C　1M-2M)<br />
<img alt="cald2.jpg" src="http://www.ichizoku.net/cald2.jpg" width="465" height="306" class="mt-image-none" style="" /><br />
これが意味するところは現状維持でも満期直前まではプラス。(ここ重要!　<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">損失限定、つまりオプション買いのポジションでポジティブキャリーという唯一のポジションと言って良いくらい楽なポジション</font>だ)上方はほとんどの領域でプラス。外して下がった時だけマイナスというポジションである。<br />
Naked Call Longより優位だといったCSとの差分を取ったものをグラフ化すると、</p>

<p>CALD　-　CS<br />
<img alt="cald-vs-cs-diff2.jpg" src="http://www.ichizoku.net/cald-vs-cs-diff2.jpg" width="465" height="306" class="mt-image-none" style="" /><br />
となり、強気な予想を外して相場が下落した時のダメージは小さく、相場観はあたったもの動きが鈍かった時もアドバンテージがあることがわかる。形が似ているのでついでにButterflyとも比較してみよう。FLYはイントリンシックバリューと損益曲線が似ているのでCALDに比べて直感的に理解し易いことであろう。ここでは強気な相場観なので中心を同様に5%上に設定し、100-105-110 Butterfly Spread(Call Optionだけで構築するFLYはSpreadと呼ぶ。)とすると、ほぼ同じ形の損益曲線になる。</p>

<p>FLY<br />
<img alt="butterfly-spread2.jpg" src="http://www.ichizoku.net/butterfly-spread2.jpg" width="465" height="306" class="mt-image-none" style="" /><br />
しかし、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">FLYの損益分岐点はCALDに比べ、若干スポットから遠くなっている様子</font>を示すために</p>

<p>CALD - FLY<br />
<img alt="cald-vs-fly-diff2.jpg" src="http://www.ichizoku.net/cald-vs-fly-diff2.jpg" width="465" height="306" class="mt-image-none" style="" /><br />
うわぉぅ、来ましたね。FLYより不利なところ＝儲かっている領域、つまりマイルドで無難なポジションということを示しており、現値近辺でウロウロしている場合のキャリーもFLYよりも優位であることがわかる。</p>

<p>上がると思ったからCall買いってのがどれほど稚拙で難しいポジションか?　そして上がると思ったから105CALDと言えば無難なプロらしい意見というのがお分かりいただけたかと思う。</p>

<p>これを冷静に振り返ると、このグラフには明らかに誤解を生む問題があり(間違ったことを書いているわけではないが)、別の説明を思いついたので、さらに続編を書くことにしよう。</p>

<p>【市場と実戦：Vanilla・幾何ブラウン】<br />
2011.12.16: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/12/fia.html">FIAに行ってきました</a><br />
2011.10.20: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/10/cheap-jpn-options.html">日本のオプションは最も割安な水準</a><br />
2011.02.25: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/02/kospi-options.html">噂の真相　ドイツ銀：韓国でデリバティブ取引禁止処分</a><br />
2010.11.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/11/vanilla.html">三田氏を斬る　～多彩な商品、Vanilla系</a><br />
2010.07.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/07/what-is-vanilla.html">新しい読者の嬉しい努力　数学を使わないオプション解説　Vanillaって?</a> <br />
2010.05.14: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/05/option-settlement-price.html">オプションの清算値の計算方法　これは一体何の計算??</a>　<br />
2009.09.29: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/09/black-scholes.html">Black-Scholesは間違っている</a><br />
2009.06.16: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/06/var-swap-gamma.html">VAR SWAPのGamma+VanillaのGammaでGamma Neutralになるか？</a><br />
2009.06.09: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/06/vega.html">お前VEGAの意味わかって無いだろ? </a><br />
2007.12.01: <a href="http://www.ichizoku.net/2007/12/post-5.html">初めて会った時から好きだった</a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/yoshitsune_cc/archives/51568417.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/elkant/archives/3963807.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/actok/archives/53150341.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/marubatsumarumaru/archives/1102531.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/gapzarahandm/archives/974089.html"></a><br />
<a href="http://yukimifuji.seesaa.net/article/269266290.html"></a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/carsvirus/20120512/1336769030"></a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>シンガポール：日本人男性のカジノ顧客がS$200万ドル負ける</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2012/05/2mil-loss-in-casino.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2012://34.14838</id>

    <published>2012-05-14T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-05-15T07:45:31Z</updated>

    <summary>ほとんど日本語ではニュースになっていないようですが、シンガポールと日本、両方に関...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
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        <category term="音楽、趣味など" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>ほとんど日本語ではニュースになっていないようですが、シンガポールと日本、両方に関係あるニュースなので載せておきましょう。</p>

<blockquote>

<p><a href="http://www.cjp.jp/index.php?option=com_content&view=article&id=958:10200&catid=20:cj-international&Itemid=37">http://www.cjp.jp/index.php?option=com_content&view=article&id=958:10200&catid=20:cj-international&Itemid=37</a><br />
シンガポール：日本人男性のカジノ顧客が10時間で＄200万負ける</p>

<p>シンガポールの<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">マリーナ・ベイ・サンズは、同リゾートの外国人客に対する債権請求訴訟における初めての勝訴</font>で、同国の永住者で現地の投資管理会社に勤めるタカミ・シンイチ氏（45）に対して、199万9,000米ドルの返済を要求し、これは同国の高等法廷によって求められた。現地報道によれば、同氏は昨年４月にマリーナ・ベイ・サンズのカジノを利用した際、たった10時間で上記の金額を負けたという。</p>

<p>3月22日付けの英語の記事はこちら。<br />
<a href="http://calvinayre.com/2012/03/22/casino/singapore-issues-first-junket-licenses/">http://calvinayre.com/2012/03/22/casino/singapore-issues-first-junket-licenses/</a></p>

<p>要約すると元ネタはBusiness Timesで、高見新一氏はAvixsのファンドマネージャー。シンガポールドルで2milと書いてある。チュウジョウタツヤというネバダゲーム委員会公認の案内人が用意したVIP Roomでプレイしたが、チュウジョウなる人物はネバダに登録されていないという。</p>

<p><a href="http://www.singaporelawwatch.sg/slw/headlinesnews/7401-mbs-wins-its-first-default-judgment-here.html?utm_source=rss%20subscription&utm_medium=rss">http://www.singaporelawwatch.sg/slw/headlinesnews/7401-mbs-wins-its-first-default-judgment-here.html?utm_source=rss%20subscription&utm_medium=rss</a></p>

<p>シンガポールで初のカジノ借金踏み倒し判決で、高見氏は敗訴し、2milと金利を支払うことになった。</p>

</blockquote>

<p>例の90億円の方ほどのインパクトはありませんが、また「日本人はお金持なんだね。」と世界に思われてしまうニュースでした。<br />
2milSGDってのは約1億3000万円くらい。ラスベガスの本場に比べるとショボいですが、元締めは同じSandsです。</p>

<p>死にかけたSANDSの株価V字回復。(注：ログチャートですから、マイルドですが、すごい回復なんですよ!)<br />
<img alt="lvs-gpl-w.gif" src="http://www.ichizoku.net/lvs-gpl-w.gif" width="690" height="494" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>bil USD単位(数十%に相当)で変動してしまう売上。<br />
<img alt="lvs-fa.gif" src="http://www.ichizoku.net/lvs-fa.gif" width="690" height="494" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>【Casino・カジノ】<br />
2010.06.03: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/06/marina-bay-sands.html">Marina Bay Sandsに行ってきました</a><br />
2010.05.07: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/05/2nd-gene-casino.html">二代目、カジノに新風狙う　マカオ　ローレンス・ホー</a><br />
2010.03.25: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/03/phnom-penh.html">カンボジア　Phnom penhは安全地帯</a><br />
2010.03.11: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/03/sgp-casino.html">遅ればせながらカジノに行ってきました</a>　<br />
2010.01.13: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/01/macau-in-china.html">マカオ将来像　中国に戸惑い</a><br />
2009.06.25: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/06/bellagio-con-te-partiro.html">Bellagio ～Con Te Partiro</a><br />
2008.11.12: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/11/sands.html">お願い　つぶれないでSANDS</a><br />
2008.11.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/11/macau.html">Macau入境規制の理由の推測</a><br />
2008.10.31: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/10/crapsmgm.html">Craps@MGM</a><br />
2008.07.25: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/07/casino-1.html">Casino業界懐事情</a><br />
2008.06.10: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/06/casino.html">ドイツのCasino</a><br />
2008.01.12: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/01/macau-for-family.html">Macau for Family ~香港に住む男のための同伴者と行くマカオツアー</a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/th0209241/archives/52947541.html"></a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>欧州大陸系銘柄の配当落ち　</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2012/05/eur-ex-div.html" />
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    <published>2012-05-11T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-05-16T00:22:41Z</updated>

    <summary>日本銘柄の配当落ちは終わりました。配当落ちしてるので意味ないんですけど、ちょっと...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
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        <category term="株式投資" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>日本銘柄の配当落ちは終わりました。配当落ちしてるので<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">意味ないんですけど、ちょっとウキウキする配当支払シーズン</font>ですねｗ<br />
弟子達が自分の大事なカネなのに、管理が甘く、証券会社にいくら払っているのか認識していないようだったのでお小言。</p>

<p>配当金はいくら振り込まれているか?　(本来いくらで、源泉徴収でいくら取られて、その後証券会社が無駄に取ったりしてない??)<br />
私が付き合っている証券会社は、配当ハンドリングチャージと称して日本株だと500円、アメ株だと5US、徴収しています。日本株は年2回配当だからまだ良いのですが、アメ株は年4回配当なので、5US×4　も取ってきます。<br />
どういう理由で取ってくるかわからないので、とにかく口座のカネの流れを見ることです。自分にわからない&#8220;マイナス&#8221;が記録されているなんてことがないように!!</p>

<p>異常なまでに神経質な私は<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">アメリカの配当税制は外国人に不利だからアメ株買うなら配当の後が心持ち気分が良い</font>と言ったら<br />
 <br />
>アメリカ株は年に4回配当があって、配当落ち日に株価が落ちるので株を安く<br />
>買うタイミングの一つは配当落ち日に買いを入れるということだけども・・・<br />
 <br />
ちょっと誤解を生みそうなので、軽く解説。アメ株の配当は我々は源泉徴収で30%持っていかれる。アメリカ国内の投資家はそれより低税率。配当率が高い企業ほど、外国人は不利なので、わざわざ配当落ち日の前に買うことはない、ということであって、株を安く買うというよりはなるべく不利を取らない程度のおまじないです。</p>

<p>配当落ちと税金の話は誤差みたいに小さい話で、モンサントの配当率って1.6%くらいだから、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">一回当たり0.4%その税金が30%としても0.12%の無駄な支払いを嫌うというほとんどおまじないの世界</font>だからね? それよりも、手数料(特に口座管理手数料!!)。ちゃんと確認しましょう。<br />
 <br />
配当には4つ日付があります。時系列でいうと</p>

<p>発表日　配当いくらなのか宣言する日<br />
落ち日　配当受給権が落ちる日<br />
基準日　この日の株主に配当される。(落ち日+セトルメント)<br />
支払日　配当が支払われる<br />
 <br />
アメリカ・日本の場合T+3<br />
 <br />
で、買った後、株が来るのが3日後という意味です。お金も3日後までに用意すれば良い。落ち日の1日前を権利付最終日と言い、その3営業日後の株主が配当受給権を持っています。</p>

<p>という<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">常識が通用しないのが大陸欧州人</font>です。昔、このことで、アラーン・シャネシャネってフランス人と大喧嘩したことがありました。ではフランス銘柄トタルの配当テーブルを見てみましょう。</p>

<p><img alt="fp-fp-dvd.gif" src="http://www.ichizoku.net/fp-fp-dvd.gif" width="690" height="498" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>わかりますか?　07年の配当をよく見て下さい。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">配当落ち日＝支払日なのです。つまりTrade Baseで配当受給権が発生</font>する仕組みなのです。Settlement Baseで配当受給権が発生する標準型(アメリカ、イギリス、アジア全部)と大きく異なることがご理解いただけたかと思います。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">08年以降はフランスもSettlement Baseに切り替えてますから時系列を比較して下さい</font>。ですから当時、このTrade Base配当受給権を常識として(というより彼はそれしか知らなかったが、私は2つあることを知っていた)、私と配当落ちとForward価格について議論すると噛み合わない噛み合わない。説明したのだが想像ができないようだったね。オラ、おめーの国はオランダの次に降伏して、Settlement Baseに切り替えたようだぞ。</p>

<p>大陸欧州系のTrade Base配当受給権の運用実態</p>

<p>ドイツ Xetra　現役<br />
スペイン　Continuous　現役<br />
イタリア　BrsaItaliana 　11年より迎合<br />
フランス　パリ　08年より迎合<br />
オランダ　アムス　07年より迎合</p>

<p>大陸文化の中心ではないフィンランド、アイルランドは昔から標準型Settlement Baseの時系列です。</p>

<p><br />
【セクショナリズム全開系関連記事】<br />
2010.07.15: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/07/What-is-gamma.html">数学を使わないオプション解説 Gammaって?</a><br />
2010.06.16: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/06/markov.html">数学を使わないデリバティブ講座　～株価のマルコフ性</a>　<br />
2010.03.29: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/03/jpn-bank.html">貸し込み</a><br />
2010.02.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/02/equity-fx-option.html">Equity至上主義的　EquityとFX Optionの違いの説明</a><br />
2009.05.12: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/05/fx-option-25delta.html">FX Optionの 25Deltaって?</a><br />
2009.03.18: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/03/arbitrage.html">歯磨き粉の買い物と債券Arbitrage</a><br />
2009.03.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/03/post-190.html">オタク適正テスト</a><br />
2009.01.15: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/01/tips.html">株投資家から見たインフレ連動債TIPS</a><br />
2008.01.31: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/01/post-37.html">ガンマ無き者はデリバティブに非ず</a><br />
2007.12.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2007/12/post-11.html">債券市場参加者の世界観 ～ 儲け＝売値ー買値では無い</a><br />
<a href="http://cyq77.livedoor.biz/archives/51502425.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/kabukanews/archives/4996171.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/genius2/archives/51181202.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/kunisawa/archives/51876196.html"></a><br />
<a href="http://jpken.weblog.to/archives/52240126.html"></a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>Calender Spreadのススメ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2012/05/calender-spread.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2012://34.14809</id>

    <published>2012-05-10T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-05-14T04:07:00Z</updated>

    <summary>Target Buy、Covered Callなどの低次元なDirectiona...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
        <uri>http://www.ichizoku.net/</uri>
    </author>
    
        <category term="デリバティブ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>Target Buy、Covered Callなどの低次元なDirectional Betが資金効率が良く、わかりやすいのは否定しないが、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">純粋なOption Play(あえてオプション投資とは言わない)の場合、Calander Spread(CALD)は、実に有用</font>であることをご紹介したい。<br />
 <br />
Equity DerivativeのOption,Put/Callにおける<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">Calender Spreadとは、同一StrikeのPutもしくはCallの期近を売り建て、期先を買い建てるポジションを指す</font>。Calenderの売りとは、期近を買い建て、期先を売り建てるポジションを指す。原則として、オプションのコンビネーション戦略の場合であっても、ポジション全体でプレミアムの受けとなる場合をShort、払いとなる場合をLongと呼ぶ。例えばPut Spreadの場合、ITM売りのOTM買いのような全体でプレミアム受けのポジションはPut Spread Shortと表現する。例外として、Butterfly(FLY)はプレミアム受けの場合をButterfly Longと言うが、これは唯一の例外事項である。<br />
 <br />
<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">Calenderの損益曲線は、Butterflyに近いが、最大の特徴は、Gamma ShortのVega Long、すなわちポジティブキャリーのオプション買い</font>(※損失限定)のポジションである。StrikeからSpotが大きくずれると、Gamma Longのネガティブキャリーではあるのだが、期先のオプション＞期近のオプションというCalender Arbitrageが働いている以上、最初に払ったプレミアム以上はやられないという損失限定のポジションである。(注：ITMになりすぎるとAsk/Bidが広がり、UnwindにそのSpread分だけマイナスになることがありうる)<br />
 <br />
※：あえて本の題名には言及しないが、有名な本の中でCalender Spread Longは損失無限大と"間違った"ことを書いていたので、損失限定ということを強調しておきたい。Calender Shortは無限大、そうは言ってもCallはS、PutはXという最大値がある以上、正確には無限大ではないの。ただ、Put Shortは実際には最大損失Xなのだが、無限大と見なすという意味でCalender Shortは"無限大"である。<br />
 <br />
ButterflyとCalenderの使い分けは、Implied Volatility(IV)の相場観で、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">IVが高い時はVega ShortのFLY、低い時はVega LongのCalender</font>となるが、Calenderの構築コストの気軽さは低Volatilityな環境であれば、非常に有用である。<br />
 <br />
<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">Calenderの主なエクスポージャーとリスク</font>は下記の3点である。</p>

<p>1)Strikeへ向けてのDelta(Forward＝Strikeになると最大収益確保)<br />
2)期近売りによるNet Gamma Short(ゆっくりとStrikeに向けて株価が動けばキャリーポジディブ)<br />
3)期先買いによるNet Vega Long(Volatilityが上がれば儲かる)<br />
<p> <br />
上がると思えば、Call買い、下がると思えばPut買いという稚拙な素人戦略で、ネガティブキャリーに苦しむくらいなら、上がると思えばCall Calender(少し上方のCalender Spread)は、非常に楽なポジションとなろう。Buterflyと比較しても、一番儲かる満期直前の激しいポジティブキャリーはDelta OneのエクスポージャーとGamma Shortにさらして得られるわけであるが、Calenderの場合は、満期直前でもDelta Oneとはほど遠い低Delta Exposureに留まるところが持ち越しが楽な理由である。欠点としては決済リスク、FLYは同一満期なので、放っておいても最大損失は限定されるが、CALDの場合は期近がExpireするまで持ちきってしまうと、　「期近の清算値＜Coverしている期先の市場値」　が担保されていないので、持ちきりにリスクが伴う。<br />
 <br />
ここからは実際にポジションを取ってみないとわかりにくい感覚であるとは思うが・・・<br />
 <br />
途中で決済する場合、Ask/Bidが広い期先の売り指値を入れて、入ったら期近の買い戻しをするというオペレーションとなるが、ITMまで食らいこんでいる場合、売り指値が入らない方向に先物が動く＝Strikeに株価が近づく＝CALDポジション有利な相場展開なので、悠長な売り指値で待てるが、OTMの場合は、売り指値が入らない方向で先物が動く＝Strikeから株価が遠ざかる＝CALDポジションに不利な相場展開、となる点は指摘しておこう。</p>

<p>【理論：Vanilla・幾何ブラウン】<br />
2011.03.22: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/03/butterfly-volga-long.html">ButterflyはなぜVolga Longなのか?</a><br />
2010.03.24: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/03/sgx-listed-options.html">オプションセミナーに行ってきました＠SGX</a><br />
2010.01.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/01/50knock-in-putpremium.html">50%　Knock-In PutのPremiumって実現できるの?＠理想的な世界にて</a>　<br />
2009.06.30: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/06/fx-option.html">FX Optionの対称性</a><br />
2009.05.12: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/05/fx-option-25delta.html">FX Optionの 25Deltaって?</a><br />
2008.08.13: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/08/vanillagammavolatility.html">Vanilla基礎　GammaとVolatility</a><br />
2008.08.12: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/08/call-option.html">Call Optionと金利ヘッジ問題</a>　<br />
2007.12.10: <a href="http://www.ichizoku.net/2007/12/000drift-atm-call-delta50-50-5.html">金利0、配当0(0Drift) ATM Call のDELTAは50%? 50%超? 50%未満?</a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/worldinvestor/archives/65016434.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/pocozoo/archives/1729887.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/revcon/archives/4151992.html"></a>　</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>銀行の戦略転換 2/2 ～証券化に向けて</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2012/05/credit-curve.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2012://34.14741</id>

    <published>2012-05-09T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-04-29T12:56:28Z</updated>

    <summary>事業債、シンジケート・ローン、相対ローンのそれぞれの市場におけるクレジットカーブ...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
        <uri>http://www.ichizoku.net/</uri>
    </author>
    
        <category term="読書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>事業債、シンジケート・ローン、相対ローンのそれぞれの市場におけるクレジットカーブ<br />
 <br />
高格付企業については市場間の違いは小さい、低格付になるに従ってスプレッドの違いが大きくなっている。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">高格付企業では事業債のスプレッドの方が低いが、低格付企業では相対ローンのスプレッドの方が低い</font>状況にある。社債と貸出のクレジットカーブが交わることでクレジット市場は分断化しており、完全に裁定が行われているとは言い難い状況にある。<br />
 <br />
裁定って、相対ローンと社債だとモノが違うんだろう?<br />
 <br />
相対ローンは債権管理の面では強くないものの、基本契約である「銀行取引約定書」や個別担保によって強く守られている性格のものである。一方、公募社債は社債管理会社が設置されない場合(FA債)も多く、債権管理の面では強く守られていない。また実際に発行されている債券は、無担保かつコベナンツ(財務制限条約)が定められているものはほとんどない。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">法律的には優先債務のなかで貸出も有価証券も同じ優先度を持っているが、現実には債権管理や担保設定などによって優先度は異なってくる</font>。<br />
 <br />
日本には低格付けのハイイールド市場がないことがクレジットプライシングを見え難くしている。シンジケートローンの拡大によって低格付けのクレジットが評価されるようになり、これが相対ローン市場の貸出金利に反映されるべきであろう。ただし、実際に<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">日本のハイイールド市場は相対ローンであり、その低収益と低スプレッドの存在がハイイールド市場の成立を阻害している</font>。そうしたなかでハイイールド市場が成立するには相対ローンの正常化と同時に相応のスプレッドでも資金を調達するようなニーズが存在する環境になることが前提となる。<br />
 <br />
1990年代以降、最大の経営課題は不良債権問題であったが、信用コストが上昇した時は経済環境全般によるものとされ、特別な問題案件を除き、融資セクション責任者がリスク管理上の責をを問われ続けたわけではない。一方、この本業である貸出に対し、有価証券部門は余資運用として扱われ、業績が上がらなければ「余計なことをして損をした」かのようにみなされる。そのような潜在的な意識バイアスがある。有価証券運用に関しては時価会計導入後初の本格的な金利上昇に対し、含み損が自己資本に直入してしまう難しさも抱えている。さらに株式に対しては一段とネガティブなバイアスがかかっている。ただし、今や有価証券運用は経営そのものだ。有価証券は総資産の40%近くを占めることが見込まれるなか、有価証券運用を資金が余ったので仕方なく運用するという「消去法的」なことではなく収益機会としてどうポジティブにとらええていくかという問題意識が必要である。<br />
 <br />
透明な市場価格は、時として損益に大きなブレを起こし、ブレは安定が大好きな日本人に合わない。この本は06年に書かれているが、2012年になっても、銀行は何も改革していないし、以前と変わってはいない。相変わらず日本経済の劣後部分のリスクを取っているので、大手銀行の株価は悲惨なことになっている。<br />
 <br />
慣行から市場原理へ<br />
 <br />
そもそも金融仲介業はリスクが大きいものであり、誰もが同じ情報を持ってシステマティックに資金を右から左へ融通するといった性格ではない。金融は情報の非対称性が非常に高い。資本市場が発達した米国においても多くの中小銀行が存在することは金融が未開発な領域を残していることを示すものである。日本の閉鎖的な社会においてはなおさら他人にはわからない世界が広がっているだろう。実際、信用金庫、信用組合、第二地方銀行などの前身は相互に会員間で資金を融通する互助会的なものであった。大手銀行であっても元々は旧財閥グループの資金融通をしてきた点では「互助会」の性格を持っている。そうしたクローズドな組織の中で体化された情報は完全には市場化しにくい面も存在している。必ずしも特殊性が非効率を意味するわけではない。経済の参加者が多数いる世界では多様なニーズにきめ細かく応えることで金融仲介を行うことも重要である。画一化しないことで応えられるニーズもある。リスク・リターンが全てを決める世界が理想であるとは思えないが、閉塞感が強い日本の金融仲介を再び拡大させるためには従来の特殊な金融慣行のなかに市場メカニズムを導入することが起爆剤となる。<br />
 <br />
銀行だけじゃないんだよね、古い慣行を捨て、市場メカニズムで効率化を・・・というのは全てに対して言えるんだが、日本人はダイナミックな変化が嫌いなんだ。だから当然、否定しようがない<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">"時価"という変化するものがある市場も、嫌い</font>なはずだ。</p>

<p><br />
<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492653376/globalcollabo-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51QZ5C7495L._SL160_.jpg" border="0" alt="銀行の戦略転換―日本版市場型間接金融への道" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492653376/globalcollabo-22/" target="_top">銀行の戦略転換―日本版市場型間接金融への道</a><br />高田 創 柴崎 健 <br /><br />東洋経済新報社  2004-07<br />売り上げランキング : 174673<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492653376/globalcollabo-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table></p>

<p><br />
【Valuation関連記事】<br />
2011.05.30: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/05/tbus-pbr.html">株メール Q11.PBRの計算 ～DRI Corp (TBUS)編</a><br />
2010.06.09: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/06/arbitrage-portfolio.html">数学を使わないデリバティブ講座　～Arbitrage Portfolio</a>　<br />
2009.12.28: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/12/pension-plan.html">よくある素人の資産運用＝老後の心配</a><br />
2009.11.03: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/11/green-shoe-option.html">Green shoe optionの評価</a><br />
2009.09.29: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/09/black-scholes.html">Black-Scholesは間違っている</a><br />
2009.08.25: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/08/richman-behavior.html">離婚した妻に渡した金を取り返そうと画策する金持ち男</a><br />
2009.08.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/08/barrier-option-pricing.html">Barrier Option Pricing</a><br />
2009.03.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/03/post-190.html">オタク適正テスト</a><br />
2009.01.21: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/01/post-134.html">アナリストの前で言っちゃいけないこと</a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/kuri56513/archives/6357061.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/bonekiti/archives/1417942.html"></a><br />
<a href="http://trackback.blogsys.jp/livedoor/tateit/3681294"></a></p>]]>
        
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    <title>銀行の戦略転換 1/2 ～メインバンクは劣後ローン </title>
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    <published>2012-05-08T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-04-29T12:42:30Z</updated>

    <summary>銀行と企業と日本(地域)の利害が一致した、ベクトルが揃った状態でのモデルは「疑似...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>銀行と企業と日本(地域)の利害が一致した、ベクトルが揃った状態でのモデルは「疑似エクイティ」モデルと呼ばれる。疑似エクイティを供給する銀行は一般的に「主力銀行、メインバンク」を想定した場合が多い。こうした形態は比較的大手の法人企業と取引する大手銀行にあてはまるものが多い。<br />
信用仲介を銀行が一手に担うなかで銀行と企業の一体化が進んだことを表している。銀行が株式保有も含めプロセスを一手に囲い込んでいたと考えられる。それは銀行が資金を供給し経営にも関与する意味で成長の見込まれる未公開企業に出資しそれを育て上げる「プライベートエクイティ」モデルでもあった。すなわち、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">戦後の日本の主力銀行を中心とした貸出モデルは株式保有が前提</font>となっており、株式保有によって企業価値増加のアップワードポテンシャルを享受していたと考えることもできる。そのモデルは戦後一貫して成功裏に推移したが、日本の銀行が日本経済のインデックスファンドになってしまったばかりに、本来、プライベートエクイティファンドでは売却・新規公開で利益を確定させるエクジットが必要であるにもかかわらず、エクジットすることもできずに「共倒れ」の流れに入ってしまった。<br />
 <br />
主力銀行の貸出は劣後貸出<br />
 <br />
債務の償還の確実性が最も高い優先貸出と優先貸出が全額返済された後で返済となる劣後貸出に分けられる。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">主力銀行に貸出先に対して強いコミットメントを持つということ、すなわち、「最後まで逃げない」ということは、自ら持つ貸出債権に対する返済を最も後回しにするという点で、先に想定した負担の序列が崩れ、劣後性を持つ</font>ことになる。つまり、主力銀行の取引先の取引先に対するコミットメントの強さは、債券の性格を非主力銀行のものとは異なったものにしていた。すなわち主力銀行の貸出は、契約上明記されていないものの、実態上は「劣後性の貸出」であった。貸出先の企業価値(融資先の信用状況)によって、主力銀行と非主力銀行の実質的な貸出価値は大きく異なっていたはずである。さらに<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">主力銀行の貸出は「メイン寄せ」というオプション取引が暗黙のうちに含まれていた</font>と考えられる。主力銀行と非主力銀行との関係は企業価値が低下して破綻状況に近づけば近づくほど、主力銀行の負担が大きくなり、本来ありえないはずの負担を背負うことにもなりうる。主力銀行から見れば暗黙のうちに「企業価値のプットオプション」を売却売る契約が付いていたようなものである。主力銀行は「メイン寄せ」によって企業価値が低下すると急速にキャッシュフローが悪化し、マイナスになる場合もある。しかも主力銀行と非主力銀行の貸出金利に違いがない場合が多かったことからすると、主力銀行はこのプットオプションをただ同然で売却していた可能性が強い。主力銀行の損益は、本来、①貸出、②メイン寄せ効果(非主力銀行が保有する貸出を主力銀行に肩代わりさせること)、③株式の三つの取引が組み合わさったものと考える。主力銀行が収益を拡大させるためには、貸出先企業が成長して株式価値が高まることが必要となる。まさに主力銀行は「企業とともにある銀行」であり、一蓮托生の関係になる。すなわち、理論上も企業価値の動きと同一性を持つ、文字通り「企業と一体化」した状態にあったと考える。<br />
 <br />
 <br />
<em>銀行はリスクを取り過ぎていて、証券は逃げ過ぎていた。株屋と揶揄されるゆえんは「手数料商売」に徹しすぎて、顧客とともに栄えるなどという考えはなく、「客を殺す」という証券会社の体質にもこの原因として考えられる。メインバンクはプットをタダで売っているのだろうが、収益の絶対額の大きさ(収益性ではない)、シェアを取るということが、プット売却の際の受益である。<br />
銀行の改革を"証券化"を通じて直接金融化する流れを作るのは難しいだろう。この暗黙の劣後ローンを明文化すると、時価で売却したら主力銀行は大きな赤字になってしまう。また劣後ローンの劣後性を取りやめると貸出先が持たない。証券化を本来担うべき証券会社の参入もご時世的に難しい。証券会社はブローカレッジに徹し、バランスシートを使うトレーディングが縮小傾向にあるのは、日本だけでなく世界の潮流で、日本だけがそれを拡大することを期待するのは難しい。<br />
</em> <br />
 <br />
それでは主力銀行はなぜ、割に合わない主力銀行の立場を引き受けてきたのか。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">戦後、拡大期においては金融機関のビジネスモデルはいかに規模を拡大するか、シェアを上げるかの椅子取りゲーム</font>であり、金融機関の優劣は資金量を中心に規模で序列付けられる時代でもあった。主力銀行の地位を確保し、常に資金需要の拡大に応えられる長期安定益な関係の確保が優先された。そうした状況下で「不義理」な対応を行えば、その後、シェア拡大時の恩恵に浴することはできなかった。大手行にとって「規模拡大」「シェア拡大」のビジネスモデルは不可欠なものであり、大手行に入っていない金融機関は安定した成長、規模拡大を実現しにくく、同時に金融サークルでのプレステージも高く見られにくかった。<br />
　最も重要な視点は、株式投資によって本源的なクレジット投資が可能となることである。企業金融においてはデットとエクイティをどのような割合で組み合わせて効率的に資金を仲介するかが重要である。当時の銀行は貸出によってデットを供給する傍ら、投資家として株式を持つことで企業ファイナンスを支えていたのである。メインバンクシステムとは持ち合い株式構造そのものといってもよい。主力銀行の大きなメリットは取引企業の成長を株式投資のキャピタルゲインで実現できる点と、デットとエクイティの両方の金融手段を活用したクレジットの投資機会を広げることにあったのだ。<br />
 <br />
大手行と地域金融機関の持つ地元企業向けの「疑似エクイティ」は異なる性格を持っていることに注意する必要がある。大手行の取引先である大企業向け取引では、株式市場に上場している場合もあり、当該企業の業績が拡大した時に銀行が収益機会を獲得する手段がある。具体的には取引先企業の株式を市場で売却すればいい。しかし、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">地域金融機関が地元企業に対する取引のなかで、収益機会を実現化させる手段は極めて限定的</font>であり、逆に当該企業の業績が悪化した場合に支えなくてはならなくなる。地域金融機関にとっての疑似エクイティは、ダウンサイドリスクの方が高いという非対称な性質を持ちやすい。90年代後半から行われた債務調整は大企業と大手行が中心であったが、経営難に陥った企業の中には一定の存在基盤を有するものも多く、債務負担を切り離せばキャッシュフローを生む部分を持つことも多かった。しかし地域経済の場合、その劣後部分のリスクの引受手が限られることから処理は一段と難しい。地方への権限及び税源委譲の具体的方向性が定まらない中で、三位一体改革の名のもとに、地方交付税縮小、補助金削減、公共投資削減等、地域への資金配分機能を低下させる状況が生じており、これも環境を一層困難にさせている。こうしたなかで<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">比較的負担を免れてきたのは、公的金融機関と新たにビジネスを開始した外資系の金融機関</font>等であった。公的金融機関はその制度上の制約からデットリストラクチャリングが行いにくく負担が除外されやすかった。また、外国資本を導入した新たな金融機関は非主力銀行に徹することをビジネスモデルとしているケースが多い。<br />
 <br />
<em>新生銀行のことですね。ダイエーに対する貸し剥がしとか見事な逃げっぷりだったな。そんな新生も今や虫の息ですが・・・</em></p>

<p><br />
【金と金融の意義】<br />
2012.03.28: <a href="http://www.ichizoku.net/2012/03/silver-standard-system.html">金融史がわかれば世界がわかる　1/6～銀本位制から金本位制</a><br />
2011.09.30: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/09/double-eagle.html">幻の米金貨ダブルイーグルめぐる裁判</a><br />
2011.03.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/03/marusa2.html">マルサの女　名シーン名台詞特集　2/3</a><br />
2010.11.26: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/11/hiketsu.html">初等ヤクザの犯罪学教室　～銀行強盗成功のための傾向と対策</a><br />
2010.09.28: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/09/christ-economics.html">世界四大宗教の経済学 ~キリスト教とお金</a><br />
2010.08.16: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/08/q2-earnings.html">株メール　Q2.企業業績とは何か?</a><br />
2010.07.09: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/07/John-Law.html">資本主義はお嫌いですか　～大ペテン師　ジョン・ロウ</a><br />
2010.02.09: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/02/derivatives-lecture.html">デリバティブ理論講座のお題</a><br />
2009.12.30: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/12/moneys-signification.html">金融vs国家　～金・金融の意義</a><br />
2009.10.22: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/10/moneys-law.html">お金と人の行動の法則</a><br />
2009.08.28: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/08/gandhi.html">インド独立史　～ガンディー登場</a><br />
2008.10.10: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/10/post-131.html">あなたが信じているのはお金だけなの?</a> <br />
<a href="http://businesslaw.doorblog.jp/archives/2827414.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/jkashida/archives/50779533.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/usbusb/archives/2398592.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/t_takuou/archives/51444129.html"></a><br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>ホメロスの世界 1/8～時代背景</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2012/05/homeros.html" />
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    <published>2012-05-07T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-04-28T17:42:41Z</updated>

    <summary>第1章　ホメロスの背景 第一の詩篇「イリアス」は、トロイア戦争の10年目、トロイ...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
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    </author>
    
        <category term="読書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="神話ネタ" label="神話ネタ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>第1章　ホメロスの背景</p>

<p>第一の詩篇<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">「イリアス」は、トロイア戦争の10年目</font>、トロイア陥落の直前の一つの案件を扱っているに過ぎないが、そこには、この大戦争の全局面が集中的に表現されているようである。第二の詩篇<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">「オデュッセイア」は遠征軍中の英雄の一人オデュッセウスの、祖国への帰還の物語</font>である。<br />
　ギリシア人にしても、ホメロスの詩の内容を全面的に史実だと信じていたわけではない。誇張や美化や歪曲があるものと考えていた。しかしトロイア戦争が史実であること、そしてホメロスの詩に登場する英雄たちがすべて歴史上の実在人物であること、このような基本的な点だけはすべてのギリシア人が信じて疑わなかったのである。トロイア戦争の年代についても、ギリシア人の意見はほぼ一致していた。紀元前5世紀の代表的な歴史家たち、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">ヘロドトスもツキュディデスも、紀元前13世紀末頃の事件と考えていた</font>ようである。紀元前246年にパロス島に建てられた大理石碑文の年代記には、トロイア戦争開始から、その年までの年数は954年だと記されている。これを西暦に換算すれば、開戦は紀元前1218年であり、その後10年目の陥落は1209年ということになる。紀元前3世紀後半の博学者エラトステネスは、トロイア陥落を紀元前1184年と計算し、それ以後は、この説が支配的となった。</p>

<p>近代の古典学者や歴史家は批判的精神が旺盛であったからほとんどだれもホメロスの詩に史実が含まれているとは考えなかった。ところがドイツの片田舎の教師の子として生まれた<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">シュリーマン(1822-1890)は、トロイアやミュケナイの豪華な遺跡を発掘して世間や学界を驚かせた</font>。ミュケナイ文明の栄えた年代は紀元前16世紀から12世紀頃までであった。しかしイギリスの学者エヴァンズ(1851-1941)が1900年にクレテ島の食ノックスでもっと古い文明を発見し、その地の伝統的な王ミノスに因んで「ミノア文明」と名付けた。このようにしてそれまでは夢想もされていなかった「エーゲ文明」の全体像が明らかになってきたのである。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">エーゲ文明とは、エーゲ海地域に成立した青銅器時代の文明</font>であり、極めて豪華なものであった。この地域は、世界最古の文明成立地、メソポタミアやエジプトに近いため、それらの文明の波を早くから受け、この地域が青銅器を用い始めたのは、遅くとも<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">紀元前2500年頃からであり、紀元前1100年頃まで</font>つづく。</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">トロイアの丘の上には何度も都城が築かれている。その遺跡の下層から数えて第6番目の都城は紀元前1900年から1300年頃</font>まで続くが、この時期の住民はミュケナイ文明と密接な関係にあった。この都城は地震で滅びたらしい。そして生き残った人々がその後に都城(第七市a層)を復興するが、これは紀元前1250年前後に戦火で滅びた痕跡がある。この戦火の痕跡こそ、トロイア戦争の証拠であると推定されるのである。トロイア戦争はミュケナイ文明圏のギリシア人が、トロイア文明を滅した戦争であったことになる。</p>

<p>ミュケナイ時代の諸王宮、人民からの貢納などの記録を、書記たちが粘土板に刻み込んでいた。その文字(線文字B種)は、明らかに先住民のミノア文字(線文字A種)を模倣したものであるが、1952年にイギリスのヴェントリス(1922-1956)によって解読され、ギリシア語であることが判明したのである。</p>

<p>紀元前15世紀頃にはミュケナイ文明の軍勢がミノア文明の中心地クノッソスの王宮を滅ぼし、そこに定住するようになったらしい。他方トロイアへの遠征については、考古学的証拠は確実ではないが伝説だけは豊かに伝えられているわけである。トロイア戦争から数十年後には、ミュケナイ文明圏の各地の王宮はつぎつぎに戦火に遇って滅亡し、かくてミュケナイ文明は崩壊してしまった。この破滅はおそらくドーリス人の侵入によるものであろう。ドーリス人は、同じギリシア語を話す一種族であるが、ギリシアの北西部にとどまっていたため、後進的な段階にあり、それだけにかえって素朴で強力な戦闘態勢を保持していたらしい。</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">ミュケナイ文明崩壊後の約400年間については記録が皆無</font>であるばかりでなく、伝説さえもきわめて乏しい。それゆえ明確なことは少しも知られていないので、この時期は<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">「暗黒時代」と呼ばれる</font>。ホメロスは前8世紀頃の人であり造形精神の成立と同時代なのである。ホメロスはどのようにして自分よりも400年も以前の住民分布の状況を知ることができたのであろうか。ホメロスの背後には明らかに口承叙事詩の伝統があり、その伝統はミュケナイ時代に発し、その頃の状況を語り伝えたのだと推定されている。<br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/piroki/20120418 "></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/parmenides/archives/3818481.html"></a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>Tactis Ogre　15年目にして初のNeutral Route ～ニバス</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2012/05/tactis-ogre-Chronicle-Valeria-nibbas.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2012://34.14661</id>

    <published>2012-05-02T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-04-28T17:09:26Z</updated>

    <summary>ダムサ砦　　もう一つの父娘、感動ストーリー　ニバス、オリアス親子。 屍術師ニバス...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
        <uri>http://www.ichizoku.net/</uri>
    </author>
    
        <category term="音楽、趣味など" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>ダムサ砦　　もう一つの父娘、感動ストーリー　ニバス、オリアス親子。</p>

<p>屍術師ニバス　「うーむ、体細胞が崩れ始めていますね。　やはり、完全ではありませんでしたか。『ネクロマンシー』では死人をアンデッドにするだけですし&#8230;「『リザレクション』ではただ、命を取り戻すだけですから　『老い』から逃れることができません。デボルドの場合はある程度巧くいったンですよ。細胞の再生という課題はクリアできたンですからね。ただ、残念なことに、記憶の再生までは実現できなかった&#8230;。あなた方が言う『魂の再生』です。これが実に難しい。どちらか一方を果たすと、もう一方に破綻が生ずる&#8230;。この束縛から逃れられないンですよ。申し訳ありませんねぇ。あなたを失敗作のひとつにしてしまった。許してくださいねぇ。『不老不死』は我々人間が求める永遠のテーマなのですから。&#8230;やはり、コレを使わねばなりませんかねぇ。おやおや、これは、これは。</p>

<p>＜Ａ＞オリアスがアタックチームにいる場合<br />
僧侶オリアス 「父さん。もう、やめてッ！！これ以上、人々を苦しめないでッ！<br />
屍術師ニバス 「私がいつ苦しめたと言うのです！ゾンビたちのことですか？ゾンビたちが町を襲うのは私が命令したからじゃありませんよ。彼らの意志でやってるンですから。彼らは生者が憎いンです。そして、死が苦痛なンです！仲間を求めているンですよッ！私がしたことといえば、『生』に執着する彼らの願いを叶えてあげたことぐらい。感謝されこそすれ、恨まれる筋合いはありませんねぇ。それとも、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">オリアス、おまえが学んだ愚にもつかぬ神の教えとやらで魂を救済しますか？</font>デボルドの魂すら救えぬ非力なおまえに彼らを救うことができますか？<br />
<img alt="35Nibbas.bmp" src="http://www.ichizoku.net/35Nibbas.bmp" width="256" height="224" class="mt-image-none" style="" /><br />
僧侶オリアス 「私は逃げない！父さんのように逃げたりしない！人として、人の道を歩んでみせる。父さんのように、生きることに絶望したりはしないッ！！<br />
屍術師ニバス 「言うようになりましたねぇ。感心しました、我が娘よ。ならば、私を倒してみなさい。漆黒の暗渠より悪鬼を招かん&#8230;。出でよッ　サモンダークネス！！</p>

<p>＜Ｂ＞オリアスがアタックチームにいない場合</p>

<p>デニム　「ギルダスさんを救うにはどうすればッ？&#8230;&#8230;クソッ！<br />
騎士ミルディン　「デニムくんッ！　ギルダスはもうダメですッ！彼の魂を朽ちた肉体から解き放つこと、我々がしてあげられるのはただ、それだけですッ！<br />
デニム　「そんなッ！！　酷すぎるッ！！<br />
風使いカノープス　「すまんな、ギルダス。いますぐ楽にしてやるぞ！<br />
僧侶オリアス　「母さん&#8230;、天国にいる母さん、私に勇気を、私に力を貸してッ！</p>

<p>騎士ギルダス＜死亡時＞　「オレはいったい&#8230;この身体は&#8230;&#8230;？<br />
デニム　「ギルダスさん！<br />
騎士ギルダス　「デニム&#8230;？そうか、おまえは無事だったのか。そいつはよかっ&#8230;た&#8230;&#8230;<br />
デニム　「ギルダスさーんッ！！</p>

<p>屍術師ニバス＜退却時＞<br />
「こ、ここまで&#8230;ですか&#8230;し、しかたない&#8230;「冥府の王デムンザよ、この指輪に封じられし災いの力と深い慈悲の心を我に与えたまえ&#8230;解けよ、封印ッ！！いかがですか、この身体は？くくくくく&#8230;。『不死』のみなら過去の遺産に頼ればこのとおり実現可能なのです。ただ、残念なことに『人間』をやめねばなりませんがねぇ。くくくくく&#8230;。いずれ、またお会いしましょう。それでは&#8230;。<br />
デニム　「ま、待てッ、ニバスッ！！<br />
<img alt="36Nibbas.bmp" src="http://www.ichizoku.net/36Nibbas.bmp" width="256" height="224" class="mt-image-none" style="" /><img alt="37Nibbas.bmp" src="http://www.ichizoku.net/37Nibbas.bmp" width="256" height="224" class="mt-image-none" style="" /><img alt="38Nibbas.bmp" src="http://www.ichizoku.net/38Nibbas.bmp" width="256" height="224" class="mt-image-none" style="" /><img alt="39Nibbas.bmp" src="http://www.ichizoku.net/39Nibbas.bmp" width="256" height="224" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>ネクロマンサー・リッチ・ニバスの能力比較。<br />
<img alt="NibbasDop.png" src="http://www.ichizoku.net/NibbasDop.png" width="620" height="149" class="mt-image-none" style="" /><br />
マンサーニバスは底上げが弱いな。実は彼を仲間にすることを考えてこなかったから底上げや成長率については、あまり設定変更をしてこなかったが、ザパンよりもニバスが俺好みの男性キャラで、トップのひいき度な気持ちを持っているのは、間違いない。次回は、全体底上げ＋AGIとVIT大幅に上げても良いかもしれないな。TOCVの遺伝子組み換えを使えばニバスを仲間にすることも可能だ。サラって名前でグラと能力値がニバスってのは悲しすぎるからなぁ。遺伝子組み換え以外でニバスを手にする方法は難しい。うーむ・・・かなり初期の段階からの参加を期待したい。リッチではなく、ネクロマンサーで成長率をもっと上げて、耐性もリッチニバスなみの異様な防御力に設定したい。</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">ネクロマンサー成長率以外はいじらん方が良い</font>な。この後に出会う脅威のニバス先生お姿をご覧いただこう。<br />
<img alt="41-nibbas.bmp" src="http://www.ichizoku.net/41-nibbas.bmp" width="256" height="224" class="mt-image-none" style="" /><img alt="42Nibbas.bmp" src="http://www.ichizoku.net/42Nibbas.bmp" width="256" height="224" class="mt-image-none" style="" /><br />
なんとレベル40。一方の神龍騎士団はレベル25。(99F分のドーピングしているのでかなり強いはずなのだが、それでもこの大苦戦ぶり↓)<br />
<img alt="43Nibbas.bmp" src="http://www.ichizoku.net/43Nibbas.bmp" width="256" height="224" class="mt-image-none" style="" /><img alt="44Nibbas.bmp" src="http://www.ichizoku.net/44Nibbas.bmp" width="256" height="224" class="mt-image-none" style="" /><br />
このザパンは同一レベルのスケルトン・ゾンビ系なら一撃で沈める破壊力を持っているのだが、それでもこのダメージと回避率。セリエ先生に至っては攻撃すると死んでしまうかもしれないというリスク付だ。アロセール先生の弓もほぼ回避されてしまい、まず当たらない。</p>

<p>【ゲーム関連記事】<br />
2012.03.27: <a href="http://www.ichizoku.net/2012/03/tactis-ogre-Chronicle-Valeria-Orias.html">Tactis Ogre　15年目にして初のNeutral Route ～オリアスとデボルト</a><br />
2012.02.20: <a href="http://www.ichizoku.net/2012/02/tactis-ogre-chronicle-valeria-zapan.html">Tactis Ogre　15年目にして初のNeutral Route　～ザパン</a><br />
2012.01.13: <a href="http://www.ichizoku.net/2012/01/tactis-ogre-chronicle-valeria-disaffection.html">Tactis Ogre　15年目にして初のNeutral Route ～アロセール離反対策</a><br />
2011.12.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/12/tactis-ogre-Chronicle-Valeria-Arocer.html">Tactis Ogre　15年目にして初のNeutral Route　～アロセール</a><br />
2011.10.28: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/10/tactis-ogre-Chronicle-Valeria-Moldova.html">Tactis Ogre　15年目にして初のNeutral Route　～モルドバ</a><br />
2011.09.21: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/09/nobunaga-yabou.html">信長の野望　武将風雲録 降伏しない大名</a><br />
2011.04.01: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/04/tactis-ogre.html">Tactics Ogreへの愛　カチュア出生起源問題</a><br />
2011.02.22: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/02/tactics-ogre-l-size-class.html">Tactics Ogreへの愛　～帰ってきたL Size Class</a><br />
2011.01.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/01/tactics-ogre-1.html">Tactics Ogreへの愛　～強さの規定　真のオタク道</a><br />
2010.12.07: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/12/tactics-ogre4.html">Tactics Ogreへの愛　～4章　死者の宮殿前</a><br />
2010.10.29: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/10/tactics-ogre3.html">Tactics Ogreへの愛　～カオスルート3章</a><br />
2010.09.22: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/09/tactics-ogre-Alocer.html">Tactics Ogreへの愛　～アロセール</a><br />
2010.08.19: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/08/tactics-ogre-Sisteena.html">Tactics Ogreへの愛　～システィーナ</a><br />
2010.07.14: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/07/tactics-ogre-C2.html">Tactics Ogreへの愛　～僕にその手を汚せと言うのか</a><br />
2010.06.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/06/tactics-ogre-10years-play.html">集まれ!　Tactics Ogreファン</a><br />
2008.09.23: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/09/post-125.html">被支配階級の特権</a><br />
2008.09.02: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/09/sapi-island.html">東南アジア横断　～Sapi Island</a><br />
2008.08.26: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/08/tactics-ogre.html">理想のゲーム　Tactics Ogre</a><br />
2008.08.25: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/08/post-115.html">船が着いたぞ～</a><br />
2008.05.03: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/05/super-play.html">Super Play</a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/Tatsuriki/20101210/p1"></a></p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>インドネシア株はいかが?　</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2012/05/indonesian-economy.html" />
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    <published>2012-05-01T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-04-28T16:49:49Z</updated>

    <summary>インドネシアの成長力に投資したいという声を聞いたので、大きく2点に分けて説明して...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
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    </author>
    
        <category term="株式投資" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>インドネシアの成長力に投資したいという声を聞いたので、大きく2点に分けて説明していこう。</p>

<p>1.<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">投資効率と金融市場　： ETFとIndexの比較</font>>(トラッキングエラー)<br />
2.<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">対外債務と外資依存性 : ETF同士の比較(通貨調整)</font>、Index同士の比較</p>

<p>先進国市場の完備性も美しいが、エマージングの爆発力と成長力に賭けたいという気持ちは非常によくわかる。だが一方、効率性すなわちマーケットアクセスにすでにコストがかかるということも忘れてはならない。</p>

<p>その意味でまず第一弾、インデックスとETFの乖離を見てみよう。<br />
Market Vectors Indonesia　ETF(IDX US)はMarket Value Indenesia Tracking Index(MVIDXTR)をベンチマークとしている信託報酬0.5%の上場投資信託である。</p>

<p>MVIDXTRは、ジャカルタ総合指数 JCIのドル建て指数と思ってよく、相関係数0.98の完全トラックである。<br />
ところが<strong><u><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">ジャカルタ総合指数(JCI)のドル建てとインドネシアETF(IDX)</font></u></strong>の相関係数を見ると0.888まで下がる。<br />
<img alt="jci-vs-idx.gif" src="http://www.ichizoku.net/jci-vs-idx.gif" width="690" height="498" class="mt-image-none" style="" /><br />
相関係数がわかりにくい場合は、真ん中の黄色の線は、JCIとIDXの比率を示しているので、これが一定だと完全トラックとなる。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">黄色の線(比率)のブレを見るとよくて0.014を中心に0.013~0.016の範囲で動いているということは、10%くらいの乖離があり得ることを示している</font>。(Indexが4倍になっているのだから10%くらいは気にするなと大らかな人は行って下さい)</p>

<p>大したことないと思われるかもしれないが、S&P500とSPDRの間のTracking Errorと比べると無視できるレベルではないほどの乖離となる。<br />
ちなみに<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">信託報酬0.095%</font>の<strong><u><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">S&P500(SPX)とSPDR(SPY)のRatio</font></u></strong>も同様に眺めると・・・<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">相関係数0.994の怪獣トラッキング</font>ｗ<br />
<img alt="spx-vs-spy.gif" src="http://www.ichizoku.net/spx-vs-spy.gif" width="690" height="498" class="mt-image-none" style="" /><br />
S&P500とSPDRの比率(つまり黄色ライン)を見ると、10を中心に9.9-10.1の範囲で動いているので、1%しか乖離しないということであり、この<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">規則的な波は四半期の配当落ちの影響がくっきり</font>出ており、配当が終わればまたTrackするという恐ろしいまでの美しさを持った市場である。</p>

<p>またアジアにおいてインデックスはプライスインデックス(株価だけで計算しているので、高額配当があれば株主としては損していなくてもインデックスとしては下がるという実態に合わない問題点を含んでいる)一辺倒であり、欧州では意識されている配当を考慮したトータルリターンインデックスなるものは皆無に等しい。</p>

<p>インドネシアは、対外債務問題と外資依存体質から抜け出しておらず、デカップリングなどと言いながらも、金融危機が起こればグローバリゼーションの余波ももろに受けることを忘れてはならない。特に1997年のアジア通貨危機、日本では「タイバーツの暴落が・・・」と言われるが、実際に被害が大きかったのは対外債務が多いインドネシアであることも理解しておいたほうが良い。インドネシアがサブプライム証券を保有していなくても、リーマンショックをきっかけとする信用収縮がインドネシア経済を激しく直撃したことも記憶に新しいであろう。<br />
ドルベースで取引されている<strong><u><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">ETF同士(SPY:S&P500 ETF, IDX:JCI ETF)を比較</font></u></strong>すると&#8230;<br />
<img alt="spy-vs-idx.gif" src="http://www.ichizoku.net/spy-vs-idx.gif" width="690" height="498" class="mt-image-none" style="" /><br />
どうだろうか?　ほとんど同じ動きじゃない?　という印象を受けたのではないだろうか? <br />
通貨安と株安が同時に起こる問題、特に金利が高いインドネシアでは顕著な通貨安、米ドル中立で見た場合のボラティリティは高くなるので、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">単にSPYをレバレッジ取引すれば十分にDuplicateできてしまいそうなくらいの動き</font>なのである。とはいえ、相関は0.65程度、0.65でもかなり似ているでしょう?　Ratioは10から5までなので2倍のパフォーマンスというのも事実だが、IDXが上場されてから、つまり2009年からのブル相場しか反映されていないグラフであることを意識しておいたほうがいいだろう。</p>

<p>では最後に、嫌味なグラフを載せておこう。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff0000"><strong>インドネシア経済20年の歩み、は実はアメリカと一緒</strong></font>だった。(笑、ワハワハ、マジで面白い)<br />
<strong><u><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">ジャカルタ総合指数(JCI)とS&P500指数(SPX)の比較</font></u></strong><br />
<img alt="jci-vs-spx.gif" src="http://www.ichizoku.net/jci-vs-spx.gif" width="690" height="498" class="mt-image-none" style="" /><br />
安易に株式インデックスで比較せず、通貨を統一して見れば、実はまったく同じなんですねぇ・・・チャンチャン。それでも0.5%の信託報酬を払ってインドネシアに投資したいですか?</p>

<p>【アジア通貨関連記事】<br />
2011.10.27: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/10/nesia-vs-world.html">インドネシア　多民族国家という宿命　3/3　～国際的位置づけ</a><br />
2008.03.24: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/03/-2.html">アジア通貨を考える ～2つのタイバーツ</a><br />
2008.02.20: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/02/hkd.html">アジア通貨　～HKD　通貨発行差益(シニョレッジ)</a> <br />
2008.02.18: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/02/-twd.html">アジア通貨 ～TWD　理論的表現は不可能</a> <br />
2008.02.15: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/02/-krw.html">アジア通貨 ～KRW 少なくともFree(自由)ではないよな </a><br />
2008.02.12: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/02/-cny.html">アジア通貨を考える ～アジア最大の中国(CNY) </a><br />
2008.02.11: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/02/-free-float.html">通貨制度 ～Free Floatを探せ</a> <br />
<a href="http://blog.goo.ne.jp/looago138/e/9a540e7d482c52feb2e335ee74984140"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/netbank001/archives/3343540.html"></a><br />
<a href="http://blog.goo.ne.jp/looago189/e/c08ac5212c8b627c9e02970c44af0ff3"></a><br />
<a href="http://blog.goo.ne.jp/looago095/e/829d9b09288bdd5c0aef7e183d046fe0"></a><br />
<a href="http://saison-vanguard.com/archives/5750662.html"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/smiley_shanghai/archives/50967403.html"></a><br />
<a href="http://markethack.net/archives/51601894.html"></a></p>]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>アメリカン・オプションの早期行使</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2012/04/American-Option-Early-Exercise.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2012://34.14808</id>

    <published>2012-04-27T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-04-17T12:28:11Z</updated>

    <summary>フィックスド・インカム(FI)、金利デリバティブのトレーディングをやっている後輩...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
        <uri>http://www.ichizoku.net/</uri>
    </author>
    
        <category term="デリバティブ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>フィックスド・インカム(FI)、金利デリバティブのトレーディングをやっている後輩が、「投資でも始めるか」と言っている。私はノンプロ対象の株会、株メールの先生ではあるが、"株メール"シリーズを今までブログアップしているから御存じのように、初心者にはふさわしくない投資教育(王道であるインデックス投資にも否定的)をしてしまっている現実がある。一方、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">後輩はプロ、マクロ・リスクのスペシャリストらしく、彼が最終的に選ぶのはインデックス投資であり、おそらく最大の規模のSPDRが有力候補</font>である。<br />
 <br />
<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">S&P500のインデックス投資をつまらないの一言で片づけてしまうのは簡単</font>だが、デリバティブのバックグラウンドを持つ彼が、それに興味があるなら、私からの提案がある。SPDRを買うつもりなら、SPDRのオプションが上場されていて、ジャブジャブの流動性があるから、プットでも売りながら、タゲバイ(Target Buy)で買えば良いんでないの?　Physical Settleだから、現引きしたら、今度はカバコ(Covered Call)の黄金コンビネーション。しかも、2Weeksのオプションまで上場されると言う完璧なマーケットで、戦略の多彩性と流動性は申し分ない。SPDRのBuy&Holdでは、預金みたいな感覚になってしまうので、オプションを使ったマクロベットなら、トレーディング感覚と市場リスクを同時にエンジョイできる。</p>

<p>詳細こちら。<br />
<a href="http://www.cboe.com/micro/spdr/spec.aspx">http://www.cboe.com/micro/spdr/spec.aspx</a><br />
 <br />
しかし、デリバティブのバックグラウンドがあるとはいえ、所詮はFIデリバティブの経験に過ぎない。エクイティ至上主義のセクショナリズムが生み出すサディスティックな感情が、次の質問を彼につきつける。<br />
 <br />
SPDRのオプションはアメリカンオプション。Bloombergで、SPX Index OMON{GO}とSPY US Equity OMON{GO}で、Implied Volatility(IV)を見ると、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">SPYはIVに非対称性がある。それが何故かわかるかね?<br />
それともう一つ、アメリカンオプションが早期行使されるのは、どういう時かね?</font><br />
 <br />
FIデリバティブにおいて、アメリカンオプションというのはほとんど存在しないと思うし(ListedのJGB Optionはアメリカンだが)、扱うこともないであろう。私も正直言うとインデックスのアメリカンオプションは、扱ったことがないのだがな。エクイティデリバティブ業務従事者諸君は、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">この質問をFIにすること自体が非常にサディスティックであることを笑って欲しい</font>ところであるが、このブログの読者にはFIデリ業務従事者諸君もいるので、諸君らのために、俺がどういう意味か解説してやろう。<br />
 <br />
改めてもう一度聞くが、<br />
FI諸君、わかる?　わからねーだろ?　まぁまぁ待て待て、解説するから。<br />
EQ諸君、この意味がわからねーヤツ。コラッ!　この恥さらしモノが!　てめー、なめられんよーにスワップションくらいは勉強しとけよっ!ボケ。<br />
 <br />
<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">American Optionの同一StrikeのCallとPutのIVの非対称性は、BloombergがIVを連続配当モデルのBlack-Scholesで計算しているから発生している"Error"</font>である。そして、非対称性の存在の理由と、早期行使される時はどういう時というのは、実は同じ質問なので、American OptionのEarly Exerciseについて言及しよう。<br />
 <br />
まずはFI諸君でも理解しやすいであろうAmerican Put Optionについて。<br />
<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">Putの早期行使は、早期行使して得られる現金×満期までの金利が、オプショナリティを上回れば</font>早期行使した方が得である。<br />
<img alt="AmericanPut.jpg" src="http://www.ichizoku.net/AmericanPut.jpg" width="658" height="507" class="mt-image-none" style="" /><br />
緑の線を青が越えた時から早期行使すべきタイミングだ。τ日後決済のPhysical Settleなので、正確には(X-F(τ))*exp(r(t-τ))なのだが、まぁ良いだろう。<br />
 <br />
American Call Optionについて、<br />
よくある教科書の配当のない株式のアメリカンオプションの早期行使は・・・、とかどうでもいいわ!　配当あるから! もしかしてFI諸君は知らないかもしれないから、丁寧に解説するが、株式における配当は、債券のクーポンのような経過利子という概念は存在しない。つまり、配当を受け取る権利付き最終日から権利落ち日に向けて、離散的に株価が下落する配当落ちという現象が起こる。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">配当落ち前のイントリンシックが、配当落ちした後のオプショナリティを上回れば</font>、早期行使した方が得なのである。<br />
<img alt="AmericanCall.jpg" src="http://www.ichizoku.net/AmericanCall.jpg" width="659" height="452" class="mt-image-none" style="" /> <br />
今度は、緑の線は、配当落ち後の期待オプション価格であることがポイントだが、落ちた後のTime Valueが、配当落ちの額Dより小さければ、早期行使、つまり緑と赤のラインが交差するポイント以上ならば、早期行使されるということになる。実践的にはショートタームのオプションの場合、金利効果というのは限定的なので、コールの配当落ちによる早期行使が多発する事態となろう。<br />
 <br />
絵で描くと簡単でしょう?<br />
 <br />
でも、解析的には解けないアメリカンオプションが上場モノでブイブイ取引されているってすごいでしょう?　離散配当を考慮しないとPut/Callの価格差は説明できない。BloombergはDupireがついていながらも、こういうところをいいかげんに計算し、Put/CallでIVに差があるという状態になっているのだ。</p>

<p>【Exotic Derivatives関連記事】<br />
2011.06.14: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/06/rikyu-gonomi.html">アップル製品は利休好み?</a><br />
2010.11.22: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/11/rainbow-option.html">三田氏を斬る　～多彩な商品、エキゾチック</a><br />
2009.12.11: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/12/early-redemption-coupon.html">Early RedemptionとCouponの関係</a><br />
2009.09.01: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/09/binary-option.html">バイナリーオプションの性質から読む市場拡張性</a><br />
2009.08.12: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/08/double-barrier.html">Double Barrier 複雑なるもの</a><br />
2009.08.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/08/barrier-option-pricing.html">Barrier Option Pricing</a><br />
2009.07.28: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/07/exotic-parity2.html">Exotic Parity2</a><br />
2009.06.02: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/06/multi-underlying-optiongamma-t.html">Multi Underlying OptionのGamma Trading</a><br />
2009.05.26: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/05/crossedgammadelta.html">Crossed GammaとDeltaの定義</a><br />
2009.01.26: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/01/exotic-parity-1.html">Exotic Parity</a><br />
2008.03.03: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/03/exotic-parity.html">Lookback 神なるTrade</a><br />
2008.01.13: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/01/worst-option.html">Worst Option ～香港より愛を込めて</a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/katsuhara/archives/50136174.html"></a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/koiti_yano/20061215/p2"></a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/tokerusakana/20080119/p1"></a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/beambitious/20120107/1325931513"></a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/o-ya/20120416/p1"></a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/teramonagi/20111203/1322931669"></a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>美しい国へ　3/3　～教育改革</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2012/04/Devolution-of-Education.html" />
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    <published>2012-04-26T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-04-27T01:14:34Z</updated>

    <summary>自衛隊派遣の大義とは、なんだったのか。 第一に、国際社会が、イラク人のイラク人の...</summary>
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        <name>エキゾ</name>
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        <![CDATA[<p>自衛隊派遣の大義とは、なんだったのか。</p>

<p>第一に、国際社会が、イラク人のイラク人のよるイラク人のための自由で民主的な国を作ろうと努力している時、その国際社会の一員である日本が貢献するのは当然のことであり、先進国としての責任である。第二に、日本はエネルギー資源である石油の85%を中東地域に頼っている。しかもイラクの原油の埋蔵量はサウジアラビアに次いで世界第二位。この地域の平和と安定を回復するということは、まさに日本の国益にかなうことなのである。</p>

<p>これはちょっと・・・アメリカ国民は騙せても、日本国民には通じないかもしれない。当時のテレビの街頭調査で、「ブッシュとフセインどっちが怖い?」ってアンケートとったら過半数でブッシュだったよ。俺もテロの直後くらいにラスベガスに遊びに行ったのだが、べラージオの噴水ショーの最後の曲まで、やたらとAmericaだWinだという歌詞が目立つ煽動的な歌に変わっていた。ラスベガスにまで及ぶアメリカのプロパガンダ恐るべしと当時思ったものだ。アメリカは民主主義と自由を輸出している。しかし、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">アメリカにとっての民主主義とは、戦争のための言い訳</font>である。しかも国際社会はイラク侵攻は反対で、あればアメリカの単独行動とも言える。第二の理由はもっと強調して良いとは思うが、あの地域の平和と安定は永遠に来ない。あの地域の権益を押さえているアメリカさんに「お前も来い」と言われると日本としては断りにくいでしょう?</p>

<p><br />
「中国を冷徹に、かつ客観的に判断することはなかなかむずかしい。特に中国専門家にとってはなおさらだ。なぜなら、中国は悠久の歴史と文化をもつ、きわめてチャーミングな国だからだ。エドガー・スノーばかりではない。多くの専門家が、恋に落ちる。」</p>

<p>日本では戦争中の1944年にまず厚生年金だけが始まった。このときは完全な報酬比例年金、給料の多寡に応じて保険料を支払うもので、国民年金に相当する基礎年金部分は作られていない。1950年代になってから国家公務員の共済組合が始まった。(地方公務員は62年)。国民年金ができて国民皆年金と言われるようになったのは1961年、このとき日本の年金はサラリーマンの厚生年金、自営業者らの国民年金、公務員の共済年金と3つ揃ったのである。3つの年金のすべてに共通する基礎年金の仕組みが完成するのは1986年まで待たなければならない。</p>

<p>戦後日本は、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">60年前の戦争の原因と敗戦の理由をひたすら国家主義に求めた</font>。その結果、戦後の日本人の心性のどこかに、国家＝悪という方程式がビルトインされてしまった。だから国家的見地からの発想がなかなかできない。いやむしろ忌避するような傾向が強い。戦後教育の蹉跌のひとつである。1980年代、イギリスのサッチャー首相はサッチャー改革と呼ばれたドラスティックな社会変革を行った。イギリス社会には大きな軋轢を生じさせたが、それはよりよき未来へ向けた、いわば創造的破壊だった。私たちはこの<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">構造改革を金融ビッグバンに象徴させる民営化と市場化の成功例</font>ととらえているはずだ。しかし、そればかりではなく、壮大な教育改革、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">1988年教育改革で2つのことを断行した。一つは自虐的な偏向教育の是正、もう一つは教育水準の向上</font>である。自虐的な歴史教育は敗戦国に特有のことだと思っていたから、戦勝国のイギリスでもそのような教育が行われていると聞いてたいへん驚いた。聞いてみると長年にわたってイギリスがおこなってきた帝国主義の反動なのだという。たしかにイギリスの植民地政策を思い浮かべれば、イギリスの歴史は収奪の歴史であり、国内に自虐的な自国の歴史観が生まれてもおかしくない。長い間のイギリス病が敗戦国シンドロームに似た感性を教育界にはびこらせたのかもしれない。当時イギリスでつかわれていた歴史教科書の中には、「人種差別はどのようにイギリスにやってきたのか」というようなものもあった。アフリカを搾取するイギリスを太った家畜にたとえたイラストも乗っている。この教科書は高等教育ではなく、初等教育で使われるものだ。大変自尊心を傷つける教科書である。こんな教科書で子どもを教育したのでは、イギリス国民として自尊心を育てることはできない、とサッチャーは考えた。<br />
　つぎが、教育水準の向上である。イギリスでは戦後、国が教育内容をチェックする仕組みがなく、現場の自主性に任されていた。そのため数も満足に数えらあれない子どもが続出したのである。まず国定のカリキュラムを作り全国共通学力テストを実施した。そして教育省から独立した女王直属の学校審査機関を作り5000人以上の査察官を全国に派遣して国定カリキュラムどおりに教育がおこなわれているかどうかを徹底的にチェックした。その結果、水準に達していないことがわかった学校は、容赦なく廃校にした。その数は100以上に及ぶ。そういう学校に教師を送り出している大学の教育学部までがつぶされた。もちろんこの改革は現場教師の猛反発を食らうことになった。国家にはデモ隊が押し寄せ、教育大臣の人形が焼かれたり、教員のストが半年も続いたりした。しかしサッチャーは一切妥協しなかった。そしてついに改革をやり遂げたのである。</p>

<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166605240/globalcollabo-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41D-iyIF4AL._SL160_.jpg" border="0" alt="美しい国へ (文春新書)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166605240/globalcollabo-22/" target="_top">美しい国へ (文春新書)</a><br />安倍 晋三 <br /><br />文藝春秋  2006-07<br />売り上げランキング : 91969<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166605240/globalcollabo-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table>

<p>

<p>【教育一般論】<br />
2011.08.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/08/nk-children.html">金賢姫全告白　いま、女として3/6 ～少年時代</a><br />
2011.05.12: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/05/ozawan-oda.html">日本改造計画4/5　～外交政策</a><br />
2010.10.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/10/todai-pl.html">ハーバード大が世界の大学番付首位　vs東大</a><br />
2010.02.24: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/02/x.html">容疑者Xの献身</a><br />
2011.02.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/02/prisoner-dilemma.html">賭博と国家と男と女 ～囚人のジレンマ</a><br />
2010.01.15: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/01/education.html">幼少期からのエリート性教育</a><br />
2009.11.06: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/11/expensive-edu.html">子育て1人3000万円 その内訳</a><br />
<a href="http://doramaru.ldblog.jp/archives/5122977.html"></a><br />
<a href="http://kimsoku.com/archives/6935405.html"></a><br />
<a href="http://satsuki-katayama.livedoor.biz/archives/6870784.html"></a><br />
<a href="http://blog.goo.ne.jp/bwhiroshi/e/08cf9c35b7421d43cf3b82b1e1214df8"></a><br />
<a href="http://ichirakusai.blog.so-net.ne.jp/2012-03-30-2"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/drazuli/archives/5405058.html"></a></p>]]>
        
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    <title>美しい国へ　2/3　～平和な国家(国歌)</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2012/04/national-anthem.html" />
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    <published>2012-04-25T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-04-16T08:10:16Z</updated>

    <summary>君が代は世界でも珍しい非戦闘的な国歌 日の丸はかつての軍国主義の象徴であり、君が...</summary>
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        <name>エキゾ</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>君が代は世界でも珍しい非戦闘的な国歌</p>

<p>日の丸はかつての軍国主義の象徴であり、君が代は天皇の御世を指すとかいって拒否する人たちもまだ教育現場にはいる。君が代は他の国の国家に比べて、リズムといい、テンポといい戦いの前にふさわしい歌ではない。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">「さざれ石の巌となりて苔のむすまで」という箇所は自然の悠久の時間と国の悠久の歴史がうまくシンボライズ</font>されていて、いかにも日本的でわたしは好きだ。そこには、自然と調和し共生することの重要性と歴史の連続性が凝縮されている。「君が代」が天皇制を連想させるという人がいるが、この君は日本国の象徴としての天皇である。日本では、天皇を縦糸にして歴史という長大なタペストリーが織られてきたのは事実だ。ほんの一時期を言挙げして、どんな意味があるのか。素直に読んで、この歌詞のどこに軍国主義の思想が感じられるのか。<br />
　アメリカ国歌には「星の輝く旗は、まだはためいているか?」と問いかける一節があるのをご存じだろうか。独立後の1812年に起きた米英戦争の際、激しい攻撃を受けながらも砦に星条旗がはためく光景を歌ったものだ。戦意を高揚させる国歌は世界にはいくつもある。独立なり、権利なりを勝ちとった歴史を反映させようとするからだ。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">フランスの国歌「ラ・マルセイエーズ」は、はじめから終りまで「暴君の血に染まった旗が、われらに向かってかかげられている」「やつらがあなた方の息子や妻を殺しにくる」と激しい言葉が並び</font>、最後は「進め!進め!汚れた血が我らの田畑を染めるまで!」というフレーズでしめくくられている。</p>

<p>ハハハ・・・、これ良いね。</p>

<p>自分が帰属する場所とは、自らの国おいて他にはない。自らが帰属する国が紡いできた歴史や伝統、また文化に誇りをもちたいと思うのは本来ごく自然の感情なのである。私はパスポートの例をあげて、「わたしたちは、国歌を離れて無国籍には存在できない」と述べた。しかしそれは旅行の便宜上のことばかりではない。そこに横たわっている<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">本質的なテーマとは自分たちがいったい何者なのか、というアイデンティティの確認に他ならない</font>。外国に住んでいたり、少し長く旅行したことのある人ならわかるだろうが、ただ外国語がうまいというだけでは外国人は深く打ち解けたり、心を開いてくれることはしないものだ。心の底からかれらとコミュニケーションをとろうと思ったら、自らのアイデンティティを確認しておかなければならない。なぜなら、かれらは「あなたの大切にしている文化とは何か」「あなたが誇りに思うことは何か」「あなたは何に帰属していて、何者なのか」－そうした問いをつぎつぎに投げかけてくるはずだからだ。初めて出会う外国人に「あなたはどちらから来ましたか」と聞かれて、「地球市民です」と答えて信用されるだろうか。「自由人です」と答えて会話がはずむだろうか。かれらはその人間の正体、つまり帰属する国を聞いているのであり、もっといえばその人間の背負っている歴史と伝統と文化について尋ねているのである。</p>

<p>そうなのだ・・・ここに書いてあることはとても重要だ。アイデンティティの確立、帰国子女やシンガポール人のようにアイデンティティが希薄な人たちを見ると気の毒に思うことがある。日本を信じられないという親御さんの気持ちもわかるがね・・・、最低限、自らの言語を持つ国に帰属させてあげた方がいいと思う。その意味ではアメリカも・・・駄目だがな。では中国か?　アイデンティティの確立とは、中国語を話せるようになることではなく、中華思想バリバリの中国人になるということだ。そういうとちょっと嫌だろう?　でもハンパモンはもっと可哀そうだぜ。</p>

<p>"行使できない権利"集団的自衛権</p>

<p>我が国自衛隊は専守防衛を基本にしている。他国から日本に対してミサイルが一発打ち込まれた時、二発目の飛来を避ける、あるいは阻止するためには、日本ではなく、米軍の戦闘機がそのミサイル基地を攻撃することになる。それは米国の若者が日本を守るために命をかけるということになる。だが、条約に規定されているからといって、自動的にそうなるのだと構えてはならない。なぜなら命をかける兵士、兵士の家族、兵士を送り出すアメリカ国民が、そのことに納得していかなければならないからだ。現在の政府の憲法解釈では、米軍は集団的自衛権を行使して日本を防衛するが、日本は集団的自衛権を行使することはできない。日本は1956年に国連に加盟したが、その国連憲章51条には、「国連加盟国には個別的かつ集団的自衛権がある」ことが明記されている。今の日本国憲法は、この国連憲章ができた後に作られた。日本も自然権としての集団的自衛権を有していると考えるのは当然であろう。権利を有していれば行使できると考える国際社会の通念の中で、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">権利はあるが行使できない、とする論理が、はたしていつまで通用するのだろうか</font>。</p>

<p>【民族意識系】<br />
2011.08.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/08/chingin.html">実録アヘン戦争　1/4 ～時代的背景</a><br />
2011.05.09: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/05/ozawan-jpn-tami.html">日本改造計画1/5　～民の振る舞い</a><br />
2011.03.25: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/03/Gundam-After-War.html">ガンダム1年戦争　～戦後処理 4/4</a><br />
2010.09.09: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/09/roma.html">ローマ人の物語　ローマは一日して成らず</a><br />
2010.08.02: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/08/small-change.html">日本帰国　最終幕　どうでも良い細かい気付き</a><br />
2009.08.20: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/08/uninveited-tourist.html">インド旅行　招かれざる観光客</a><br />
2009.08.14: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/08/india-history.html">インド独立史　～東インド会社時代 </a><br />
2009.05.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/05/yugoslavia.html">民族浄化を裁く　旧ユーゴ戦犯法廷の現場から </a><br />
2009.02.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/02/post-175.html">新たなる発見@日本</a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/fnf/archives/5399451.html"></a><br />
<a href="http://www.syunkan-news.com/archives/5389602.html"></a><br />
<a href="http://matometanews.com/archives/1533016.html"></a><br />
<a href="http://kininatta2chmatome.doorblog.jp/archives/6087672.html"></a><br />
<a href="http://spon.me/archives/51747625.html"></a><br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>美しい国へ　1/3　～国家が民のためにしてくれること</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2012/04/for-the-people.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2012://34.14725</id>

    <published>2012-04-24T12:00:00Z</published>
    <updated>2012-04-15T05:48:10Z</updated>

    <summary>この本、タイトルが良くないねぇ・・・ 「国防と教育」、「国はわたしたちに何をして...</summary>
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        <category term="読書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>この本、タイトルが良くないねぇ・・・<br />
「国防と教育」、「国はわたしたちに何をしてくれるのか」、「私たちは国のために何をしているのか」「<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">国民意識を覚醒させよ</font>」<br />
とかさぁ、大事なこと言ってんだから、もうちょっと踏み込んだ挑戦的なタイトルにすべきだと思うがね。</p>

<p>日本では、理想的立場をあらわすとき、よく「リベラル」(自由主義的)という言葉が使われる。これほど意味が理解されずに使われている言葉もない。もともと<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">「リベラル」という言葉はヨーロッパとアメリカでは受け取り方が大きく違う</font>。ヨーロッパでは、王権に対して、市民が血を流しながら自由を獲得し民主主義の制度をつくりあげたきた歴史をもつことから、同じ「リベラル」でも他者の介入を許さないという「個人主義」にちかい意味合いで使われる。これに対してアメリカにおける「リベラル」は社会的平等や公正の実現には政府が積極的に考える、いわゆる「大きな政府」を支持する立場だ。アメリカには封建制度の歴史がない。生まれながらにして平等な社会が原則であり、その制度や権力は、新大陸に渡ったピューリタンたち個々人の合意の上でつくられた。だから自由主義と民主主義が対立することなく共存できた。建国から150年余り後1929年に始まった世界大恐慌は、アメリカに1300万人の失業者を生み出すことになった。このときニューディール政策を唱えた人たちが自らをリベラルと呼び始めたら、社会主義あるいはそれに近い考えを持つ人のことをリベラリストと呼ぶようになった。革命主義も左翼もこの範疇にはいる。いうなれば「リベラル」はヨーロッパとアメリカでは、むしろ対立する概念だったのである。日本でしばしば用語の混乱がみられるのは、このことが理解されていないためだ。</p>

<p>国はわたしたちに何をしてくれるのか</p>

<p>外国旅行で私たちが携帯を義務付けられてるパスポートには、外務大臣の署名で「日本国民である本旅券の所持人を通路支障なく旅行させ、かつ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう、関係の諸官に要請する」<br />
これは所持人である<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">あなたが日本人であることを日本国家が証明し外国のおける権利を日本国家が担保する</font>という意味である。そこでは、どこの国に属しているかということが極めて重要な意味を持つ。わたしたちは、国家を離れて無国籍には存在できないのだ。国民がパスポートをもつことによって国家の保護を受けられるということは、裏を返せば、個々人にも応分の義務が生じるということでもある。タックスペイヤーとしての義務を果たす。一票の権利を行使する。自分の住む街を含めた公共に奉仕する。個々人がそうした役割を担わなければ、国家というものは成り立っていかない。公害訴訟など、過去の国の失政を追及する国家賠償請求訴訟によって原告が勝訴するとマスコミは「国に勝った」と喝采することが多い。しかし、その賠償費用は税金から支払われるのであって、国家という別の財布から出てくるわけではない。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">国家と国民は対立関係にあるのではなく、相関関係</font>にある。</p>

<p>「パスポートを発行してないけど、税金払っている」と反論する人のために私が代弁しよう。国家がしてくれていること、それは日本の領土に住まわせてやってる、ということである。他の国に行くならパスポートが必要だし、パスポートだけじゃ、通常住まわせてくれないんだわ。税金ってのは賃料・家賃の他にも払わなければならないショバ代ってヤツですよ。取り立てる人?　闇金も真っ青、泣く子も黙る国税局だよ。</p>

<p>ああ、国家と国民は対立関係ではなく相関関係でしたね、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">国が国民にしてくれていることで最も価値があることは義務教育</font>だと思う。そもそもこの言葉が気に入らないので、「全ての国民に9年という長期にわたる教育を受ける"権利"が与えられている」と言い直そう。教育を受ける権利が与えらていない国と比較すればこれは素晴らしいことだ。</p>

<p>　昔、バナナ園で強制労働させられている子供のテレビを見たことがある。木に登ってバナナを取るのだが、バナナは落とすと怖いおじさんが棒で殴りつけてくる。木から落ちたらそのまま。救急車も呼んでもらえない。その少年が言うんだ。「<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">僕は学校に行って教科書を読んでみたい。数字の1は確かこう書く・・・</font>」と地面に木の枝で数値を書いて弟に教えているシーン。泣いた・・・俺もまだ10代だったが当時から子供ネタに弱かった。</p>

<p>しかも、日本では、小学校と中学校の教科書、授業料は驚くべきことに無料だ。これは憲法26条に定められている。法律ではなく憲法にだ。私は機会あって今年度の小学1年生の算数の教科書を読んでいる。足し算の説明であるが、絵を使って数を数えることを意識させ、可換律も盛り込まれている。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">小学校の教諭が大学レベルの数学を意識した教え方をしているかどうかは別として、少なくとも教科書の編集者は整数の代数的構造を意識していることが伺える</font>それなりの内容の教科書だ。「学校に行きたくない、勉強がダルい」などとふざけたこと言ってると・・・バナナ園で働かせるぞ!　オラァ。何が不登校だ、なめやがって・・・。</p>

<p>【国民意識と愛国心】<br />
2011.08.26: <a href="http://www.ichizoku.net/2011/08/hero-of-southeast-asia.html">マハティール　アジアの世紀を作る男1/4　～東南アジアの雄</a><br />
2010.09.10: <a href="http://www.ichizoku.net/2010/09/roma-road.html">ローマ人の物語　すべての道はローマに通ず</a><br />
2009.08.19: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/08/civilization-pollution.html">インド旅行　文明という環境汚染 </a><br />
2009.07.20: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/07/thai-ccy-language.html">タイ旅行　国土がある、通貨がある、言語がある</a><br />
2009.01.23: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/01/post-144.html">ドイツからのお手紙　銘柄選定における国民性</a><br />
2009.01.07: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/01/post-154.html">ユーゴスラヴィア現代史　～国家崩壊への道</a>　<br />
2009.01.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/01/post-143.html">ユーゴスラヴィア現代史</a><br />
2008.12.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/12/post-135.html">アラブとイスラエル―パレスチナ問題の構図</a><br />
2008.10.22: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/10/post-118.html">香港とシンガポールの違い</a><br />
2008.08.22: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/08/olympic-1.html">Olympicと国家</a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/riohei/20101122/1290438205"></a><br />
<a href="http://blog.goo.ne.jp/shizuo_asogawa/e/193f60fc5f9a94745d59f5291b03af45"></a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/iamunchi/archives/2885554.html"></a><br />
<a href="http://www.flatearth.jp/mgf/archives/2012/02/12-234307.php"></a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/hizzz/20090324"></a><br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/ukaishun/20120109/1326065192"></a></p>]]>
        
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