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    <title>投資一族のブログ</title>
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    <updated>2010-02-03T03:17:07Z</updated>
    <subtitle>デリバティブ業界はお笑い芸人の宝庫。そう、多分あんたもな。</subtitle>
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    <title>デリバティブ理論講座のお題</title>
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    <published>2010-02-09T12:00:00Z</published>
    <updated>2010-02-03T03:17:07Z</updated>

    <summary>最近、勉強会なる集まりに出かけることが多いのだが、そこで講師をやったので その内...</summary>
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        <name>エキゾ</name>
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        <category term="デリバティブ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>最近、勉強会なる集まりに出かけることが多いのだが、そこで講師をやったので<br />
その内容について触れたいと思う。</p>

<p><big><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">デリバティブのプロフェッショナルの貴君らにお題を授けよう。</font></big></p>

<p>聴衆は、デリバティブの素人と一部プロも含まれ、合計10-20人程度。<br />
講義時間は1時間から2時間程度という想定だ。</p>

<p><br />
目的は</p>

<p>金融工学について、誤解の無い知識と理解を広める。<br />
　素人の皆さんには、デリバティブに対する嫌悪感を捨てさせること。<br />
　プロが聞いても納得する内容であること。</p>

<p><br />
<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff"><big>さあ、貴君らはどのようなテーマについて、どう話すかね?</big></font><br />
思いついたらメールかコメントください。</p>

<p><br />
私が用意した資料はあるのだが、ヒントとして、タイトルとサブタイトルだけ軽く公開しよう。</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffff55">確率微分方程式を使わないデリバティブ理論講座<br />
よくあるお金についての悩みは金融工学・デリバティブ理論を理解するとすっきりと解決します。</font></p>

<p>なかなか大それた企画だと思わんか?<br />
このブログは「数学を使わないでデリバティブを説明してみせる」と豪語しているわりには<br />
素人にわかりにくく書いてあるのは否めない事実だ。これは、日本のデリオタのために、<br />
高い排他性が強い一体感を生むことを期待した書き方だ。</p>

<p>今回は一般の素人向けなので、排他テイスト・隠喩・含み笑いを捨てなければならない。</p>

<p>私が作ったの資料は<br />
素人の人にはわかりやすく身近に優しく。<br />
プロには厳しく、セクショナリズムと嫌味を交えた内容としてるつもりだ。</p>

<p>1ヶ月後くらいを目処に、公開して行く予定だが、貴君らの気合のコメントを待つ。</p>

<p><br />
【金と金融の意義】<br />
2009.12.30: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/12/moneys-signification.html">金融vs国家　～金・金融の意義</a><br />
2009.10.22: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/10/moneys-law.html">お金と人の行動の法則</a><br />
2009.08.28: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/08/gandhi.html">インド独立史　～ガンディー登場</a><br />
2009.04.09: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/04/post-207.html">金(カネ)の重み</a><br />
2008.10.10: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/10/post-131.html">あなたが信じているのはお金だけなの?</a> <br />
2008.07.18: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/07/olympic.html">Olympic記念通貨に見る投資可能性</a><br />
2008.02.20: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/02/hkd.html">アジア通貨　～HKD　通貨発行差益(シニョレッジ) </a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>ジャパン･プレミアム･トレード</title>
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    <published>2010-02-08T12:00:00Z</published>
    <updated>2010-02-03T02:30:25Z</updated>

    <summary>Jan 28 2010  ジャパン･プレミアム･トレード人気、海外勢が財政悪化で...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
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        <category term="債券投資(為替・金利・クレジット)" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>Jan 28 2010  ジャパン･プレミアム･トレード人気、海外勢が財政悪化で金利上昇予想</p>

<p>【記者：船曳三郎】<br />
    １月28日（ブルームバーグ）：将来の日本の長期金利上昇を見込んだ円金利スワップ取引が海外投資家<br />
を中心に人気を集めている。昨年発足した鳩山由紀夫政権のもとで国債発行額が過去最大に膨らむなど、<br />
財政が一段と悪化しているためだ。</p>

<p>  ＪＰモルガン証券シニアストラテジストの徳勝礼子氏は、昨年の政権交代以降、「ジャパン・プレミアム・トレ<br />
ード」と呼ばれる取引が増えたという。「日本の財政プレミアム（金利上乗せ）など、長期金利の上昇方向を<br />
予想したスワップ取引が中心。物価連動債の買いもひとつの手段だ」という。</p>

<p>  円金利スワップの先渡し取引（フォワード）は、将来のある時点から一定期間にわたり取引される金利を示し、<br />
通常の利回り曲線に比べ、市場が織り込む将来の金利水準を正確に表していることがある。<br />
<img alt="forwardrate-2year.JPG" src="http://www.ichizoku.net/forwardrate-2year.JPG" width="502" height="377" class="mt-image-none" style="" /><br />
<em>まぁ、確かに上がってるんだが&#8230;、それにしても面白くないグラフだなぁ。</em><br />
  10年先にスタートする10年物のスワップレートが１月上旬に3.15％まで上昇し、1.4％の10年物のスワップレ<br />
ートの２倍以上になった。１月28日では2.92％程度。昨年に海外ヘッジファンドが一定水準のスワップ金利を<br />
将来払う（債券の売りに相当）権利（オプション）を大量に購入。その後フォワードレートの上昇が加速していた。<br />
<img alt="jpy-10into10swption.gif" src="http://www.ichizoku.net/jpy-10into10swption.gif" width="690" height="492" class="mt-image-none" style="" /><br />
<em>買われたのは本当にオプション?　スワップション見てんだけど、下がってねぇか?</em></p>

<p>　　　　　　　　　　格付け見通し引き下げ</p>

<p>  米格付け会社スタンダード＆プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は26日、日本の長期ソブリン格付けの見通しを「安定的」から<br />
「ネガティブ」に下げた。民主党政権の財政再建が予想より遅れるとした上、一連の社会政策は中期的な経済<br />
成長見通しの向上を見込みにくく、債務残高の拡大に警戒を示した。</p>

<p>  バークレイズ・キャピタル証券のシニアストラテジスト、ステファン・リーチャヌ氏によると、「今は価値が低いが、<br />
日本が破たんすれば大金になるようなオプションを取引する投資家がいる」という。</p>

<p>  2010年度末の国の債務残高は過去最大の973兆円に上る。新規国債発行額が過去最大の44兆円超に膨ら<br />
むためだ。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、日本の財政戦略の不確実性が深まってい<br />
るとして、国債利回りへの圧力は高まる可能性があると予想している。</p>

<p>                  日本の物価連動債は「宝くじ」</p>

<p>  日本の物価連動国債は金融危機の影響で大幅に下落したが、ここにきて買い戻されている。財務省の買入消<br />
却で発行残高が半減している上、国内投資家の敬遠で割安だったことが昨年以降の海外投資家の買いを促した<br />
という。指標銘柄16回債は97円48銭と、2008年９月以来の水準を回復している。一時は76円37銭まで売られて<br />
いた。</p>

<p>  バークレイズ・キャピタル証のリーチャヌ氏は、物価連動国債の相場について、一時的な調整はあっても回復基<br />
調は続くと予想する。昨年12月以降の主要物価連動債市場で投資リターンが最も大きかったのは日本だという。<br />
日本の物価連動国債のブレークイーブン・インフレ率（ＢＥＩ）が示す今後８－９年の期待インフレ率はマイナス0.6－<br />
0.7％と足元の消費者物価を上回るが、長い目で見ればまだ割安との見方もある。</p>

<p>  主要各国の金融緩和によって生じた過剰流動性がインフレのきっかけになるとの見方も多い。三井住友海上火<br />
災保険投資部の高野徳義グループ長は、「世界的に物価連動債が買われる中、日本はインフレ警戒というより、<br />
世界的な投資戦略の中で割安さが注目された」とみる。</p>

<p>  長期金利の上昇に備えて、債券先物の売りや長期スワップレートの固定払い（債券の売りに相当）も可能だが、<br />
割安で、価格変動率の低いオプションや債券に目を付けたのが今回の特徴。三井住友海上の高野氏によると、<br />
「海外ファンドは、日本に何か起ったら価値が化ける『宝くじ』に投資している」という。</p>

<p>　　　　　　　　　　　　財政危機</p>

<p>  昨年にデフレ宣言を行った鳩山政権は、日本銀行の金融政策と連携した景気対策の姿勢を強めている。市場で<br />
は、日銀の長期国債買い入れ増額を予想する声も増えており、中央銀行による財政ファイナンスと受け止められれ<br />
ば、長期金利の上昇圧力になる。</p>

<p><img alt="5y-g10-sv-cds.gif" src="http://www.ichizoku.net/5y-g10-sv-cds.gif" width="736" height="527" class="mt-image-none" style="" /><br />
<em>5年後よりも10年後を心配する声が多いようだな。うんうん。</em><br />
<img alt="10yrs-g10-sv-cds.gif" src="http://www.ichizoku.net/10yrs-g10-sv-cds.gif" width="736" height="527" class="mt-image-none" style="" /><br />
  日本の公的債務残高は国内総生産（ＧＤＰ）の1.8倍と先進国の中でも群を抜いており、累積債務の増大が止まら<br />
なくなっている。クレジット・デフォルト・スワップ（ＣＤＳ）市場では、日本ソブリンに対する保証コストが上昇している。<br />
<img alt="jpy-sov-cds-chart.gif" src="http://www.ichizoku.net/jpy-sov-cds-chart.gif" width="690" height="492" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>  ＪＰモルガン証の徳勝氏は、「日本がデフォルト（債務不履行）するとは思っていないが、長期金利が上昇する可能<br />
性は高い」という。</p>

<p><em>だな。アジアの中ではまともな方だ。</em><br />
<img alt="10yrs-ap-sv-cds.gif" src="http://www.ichizoku.net/10yrs-ap-sv-cds.gif" width="736" height="527" class="mt-image-none" style="" /><br />
  債券市場を支えている国内機関投資家からも不安の声が聞かれる。大手銀行の市場担当者は長期債投資に慎<br />
重な姿勢を継続しているとして、現在の長期金利の下げ渋りを説明。財政再建策としては消費税の引き上げが不<br />
可欠として、鳩山政権の「財政危機宣言」を予想している。</p>

<p>【クレジット系関連記事】<br />
2009.02.27: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/02/volatilitycreditspread.html">VolatilityとCredit　Spreadの関係</a>　<br />
2008.12.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/12/cbcall-optionbondfor-beginner.html">CBとCall Option＋Bondの違い　for Beginner</a><br />
2008.12.03: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/12/cbwarrantbond8591.html">CBとWarrant+Bondの相違@8591</a><br />
2008.09.26: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/09/shopping9001hybridfinance.html">凡人のShopping@9001　Hybrid　Finance </a><br />
2008.09.25: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/09/shoppinggsppswarrant.html">世界一のお金持ちの楽しいShopping@GS　PPS+Warrant</a><br />
2008.09.21: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/09/cdscorrelationderivatives.html">CDSはCorrelation　Derivatives</a>　<br />
2008.04.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/04/-cdo.html">一族家における投資教育 ～CDO</a>　<br />
2008.03.20: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/03/cb.html">一族家における投資教育　～新発CBとIPO</a><br />
2008.02.02: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/02/post-19.html">信用取引 証券会社の儲けと投資家(顧客)のうまみ</a>　<br />
2007.12.14: <a href="http://www.ichizoku.net/2007/12/-c-5875-feb-2033.html">久々のお買い物 C 5.875 FEB 2033 </a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>ロシアの軍需産業　－軍事大国はどこへ行くか－</title>
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    <published>2010-02-05T12:00:00Z</published>
    <updated>2010-02-03T01:51:51Z</updated>

    <summary>2003年3月20日から始まったイラク戦争で、イラク側が使用した武器の中で脚光を...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
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    </author>
    
        <category term="読書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>2003年3月20日から始まったイラク戦争で、イラク側が使用した武器の中で脚光を浴びた武器が一つある。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">米国の主力戦車<br />
M1エイブラムス2両を機能停止に追い込んだとされるロシア製の対戦車ミサイル「コルネット」</font>だ。持ち運びできるコンパクトなもので、<br />
製造している国有集権企業《器具製作設計ビューロー》は、政府の干渉をあまり受けずに武器輸出ができる数少ない軍需企業<br />
で、世界各国に取引先がある。冷戦期の負の遺産、ソ連崩壊の前後に独立したウクライナなどの国々が旧ソ連製およびロシア<br />
製の武器輸出に関与している可能性もある。ソ連が無くなり、ロシアも「資本主義化」を進めているからもう安心というわけにはゆか<br />
ないのだ。米ソ対立を軸としたわかりやすい状態から、どこに敵が潜んでいるのかわからないわかりにくい混沌とした状態に変化して<br />
しまった。</p>

<p>93-2000年の<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">世界への武器供与状況を各国別にみてみると、米国が1360億ドルで1位、2位は465億ドルで英国、3位<br />
はフランスの293億ドル、そしてロシアが第4位の253億ドル</font>だった。(米議会調査報告2001年)<br />
ソ連時代から継続的に行われてきた武器輸出を考慮すると、ソ連・ロシア製の武器が世界の安全保障において無視しえぬ存<br />
在であることもまたたしかであろう。とくに、ロシアからの核物質の輸出の危険まで考えると、ロシアの軍需産業のもつ不気味さは<br />
なおなくならない。核物質の安全管理には、2020年までに約22億ドルもの資金が必要という説もある。テロリストから核を守り、<br />
安全に管理するだけでもこれだけ多くのコストがかかるわけである。</p>

<p>ロシア軍の誕生</p>

<p>91年ソ連崩壊後もソ連軍を維持しようとする動きはあったが、ウクライナなどがそれぞれ軍隊を保有することになったため、ロシアも<br />
独自軍を形成することになった。ロシア軍は、282万2300人からなり、うち将官は2303人だった。兵員数は資料によって数字<br />
が異なっており、創設時の兵員数を270万人とみる見方もある。いずれにしても当時にロシアの人口は1億4800万人台であった<br />
から、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">人口の約1.9%が軍人で、米国の約3倍ほどの割合</font>となる。なお、ソ連時代の88年、兵員総数は339万人にものぼった<br />
といわれており、まさに軍事経済を実践していた。このほかに国境警備軍や内務省軍に代表される準軍隊が存在するほか、軍<br />
属(文民)もいることを忘れてはならない。ロシア軍以外の準軍隊だけでも92年段階で52万人もいた。<br />
ロシア軍はソ連軍当時から、陸海空三軍のほか、戦略ロケット軍、防空軍の5軍制という特殊な編成をとっていた。<br />
<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">核兵器関連の企業・研究所は基本的に、ソ連時代の「閉鎖都市」とよばれる、自由に行き来ができない秘密の都市に存在した</font>。<br />
ニジニノヴゴロドにある「アルマザス16」やウラルの「チェリャビンスク70」といった都市で活動していた。「チェリャビンスク70」「トムス<br />
ク7」「クラスノヤルスク26」の三ヶ所でプルトニウムや核物質の製造が行われていたとみられている。</p>

<p>プーチン政権下の軍事改革で示された情報安全保障ドクトリンとは、簡単に言えば、インターネットの利用にかかわる安全を確保<br />
するために、インターネットを利用する個人や私的集団の権利を制限できるようにすることなどがうたわれている。eビジネスの発展を<br />
促進しようとしている反面、ネット上の諜報活動をしやすくする面もある。ロシアには有名なエシュロンと同じような諜報活動として<br />
業務調査活動システム「SORM」がある。コンピューターの<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">プロバイダーの顧客が行うメールやインターネットの利用をKGBの後身で<br />
ある連邦保安局がモニターできる</font>ようにするものだ。すでにバージョンアップしたSORM2が稼動している。</p>

<p>制服を着たマフィア</p>

<p>ロシアになってから過剰な兵員を抱えていたソ連時代の軍を大幅に削減することに表面上成功したかにみえる。「ロシア軍は第三<br />
世界の予算で、第一世界の軍を維持している」ともいわれる。ロシアの資本主義化の過程は厳しい財政難から、軍人の給与未<br />
払い、生活水準の悪化、軍内部の規律低下、腐敗の蔓延という多くの問題を引き起こしている。ロシア軍人一人当たりの経費<br />
は年間4000ドルに過ぎず、米国はこの45倍にのぼるという説もある。国際平和維持活動に参加したロシアの軍人は、武器か<br />
ら燃料まで闇市場に売却したという話もある。「制服を着たマフィア」と呼ばれる所以である。東ドイツから駐留ソ連軍が撤収する<br />
際には、手榴弾や銃火器が密売され、2001年にはグルジア国営放送が、グルジアの首都トビリシに駐留するロシア軍の基地<br />
から武器・弾薬がカフカス系の武装勢力に引き渡される状況を放送した。98年の情報ではウラジオストクの闇市において、中古<br />
拳銃なら数十ドル、カラシニコフ自動小銃なら1500ドルで売られていたという。</p>

<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td colspan="2"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004308453/globalcollabo-22/" target="_top">ロシアの軍需産業-軍事大国はどこへ行くか- (岩波新書)</a></td></tr><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004308453/globalcollabo-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41153XFBSPL._SL160_.jpg" border="0" alt="ロシアの軍需産業-軍事大国はどこへ行くか- (岩波新書)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><br />岩波書店  2003-07-19<br />売り上げランキング : 523434<br /><br /><strong>おすすめ平均  </strong><img src="http://g-images.amazon.com/images/G/01/detail/stars-4-5.gif" alt="star" /><br /><img src="http://g-images.amazon.com/images/G/01/detail/stars-5-0.gif" alt="star" />ソビエト帝国の崩壊がもたらした物−−イラク、北朝鮮、中国に落とされるロシア軍需産業の影<br /><img src="http://g-images.amazon.com/images/G/01/detail/stars-4-0.gif" alt="star" />やや「敷居が高い」感じですが、有益な一冊です!!<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004308453/globalcollabo-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table>

<p>【国家と戦争関連本の記事】<br />
2009.10.23: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/10/nuclear-non-proliferation-treaty.html">核拡散―軍縮の風は起こせるか</a> <br />
2009.06.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/06/modern-german-history.html">現代ドイツ史入門</a><br />
2009.05.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/05/bosnia.html">民族浄化を裁く　～ボスニア</a><br />
2009.05.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/05/yugoslavia.html">民族浄化を裁く　旧ユーゴ戦犯法廷の現場から</a><br />
2009.02.24: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/02/post-181.html">孫子の兵法</a><br />
2009.01.07: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/01/post-154.html">ユーゴスラヴィア現代史　～国家崩壊への道</a> <br />
2009.01.06: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/01/tito.html">ユーゴスラヴィア現代史　～Titoという男</a><br />
2009.01.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/01/post-143.html">ユーゴスラヴィア現代史</a><br />
2008.10.21: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/10/2-1.html">東インド会社とアジアの海2</a><br />
2008.10.20: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/10/post-124.html">東インド会社とアジアの海</a></p>]]>
        
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    <title>日本最大の投信「グロソブ」４兆円割れ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2010/02/gl-sovereign.html" />
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    <published>2010-02-04T12:00:00Z</published>
    <updated>2010-01-30T06:59:31Z</updated>

    <summary> 何度～も言うよ～　君はた～しかに～、　税を払ってるぅ～♪ 儲け～ずに～、　Pa...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
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    </author>
    
        <category term="債券投資(為替・金利・クレジット)" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p><em><br />
何度～も言うよ～　君はた～しかに～、　税を払ってるぅ～♪<br />
儲け～ずに～、　Pay Yes　迷わずに～♪<br />
税には損で、奪い合おうよ～、金の手触り～消えないように～<br />
何度～も言うよ～　君はた～しかに～、　国を愛してるぅ～♪<br />
</em></p>

<p><br />
Jan 28 2010  日本最大の投信「グロソブ」４兆円割れ、安定分配より高利回り志向</p>

<p><br />
【記者：浅井 真樹子】<br />
   １月28日（ブルームバーグ）：国際投信投資顧問が運用する日本最大の投資信託「グローバル・<br />
ソブリン・オープン（毎月決算型）」の純資産総額が2005年４月４日以来、およそ４年10カ月ぶりに<br />
４兆円の大台を割り込んだ。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">毎月支払われる分配金の水準の低さが、よりリスクを取るほかのファン<br />
ドと比べ目立つ</font>ようになり、投資家の解約が続いている。</p>

<p>　国際投信のホームページで純資産総額を見ると、27日現在で３兆9972億円。この１年間で3210<br />
億円（7.4％）を失った計算だ。</p>

<p><em>この1年もパフォーマンス、それほど悪くないのにねぇ。本当に解約してそう･･･</em><br />
<img alt="gs-performance.gif" src="http://www.ichizoku.net/gs-performance.gif" width="690" height="494" class="mt-image-none" style="" /><br />
　投信情報を提供するモーニングスターの吉田絵美子アナリストは「グロソブ」の資産減少について、<br />
「昨年分配金を引き下げたことで、分配金目的で投資していた人が、より高水準の分配金が得られ<br />
る高利回り債券ファンドなどに乗り換えたようだ」との見方を示した。</p>

<p>　吉田氏はまた、投信市場全体として「『グロソブ』をはじめとする先進国債券ファンドや、分散投資<br />
のファンドの人気がなくなっている」と述べ、投資家のリスク許容度が高まり、攻めの投資姿勢にな<br />
っているとも指摘した。</p>

<p>　「グロソブ」は、先進国の政府や政府機関が発行するソブリン債を主要投資対象とした安定運用が<br />
特徴。毎月安定した額の分配金が支払われる点が投資家の支持を得て、08年８月には日本の投信<br />
市場最高額の５兆7685億円まで純資産が拡大した。</p>

<p>　しかし、その<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">分配金は09年１月にそれまで８年間維持してきた月40円（１万口当たり）が30円に減<br />
額された。同年８月に35円に引き上げられた</font>が、昨年新設されたファンドで最も純資産額が大きい<br />
野村アセットマネジメントの「野村新米国ハイ・イールド債券投信（ブラジルレアルコース）」の場合、<br />
毎月の分配金実績は昨年７月から今年１月まで170－150円と高く、「グロソブ」の水準は見劣りし<br />
ている。</p>

<p><em><br />
でもさー基準値6000円で35円って5%超よ。為替とDurationの助け借りないと厳しいよねぇ。<br />
<img alt="gs-portfolio.JPG" src="http://www.ichizoku.net/gs-portfolio.JPG" width="690" height="387" class="mt-image-none" style="" /><br />
EURが主体みたいね。<br />
<img alt="gs-market-overview.JPG" src="http://www.ichizoku.net/gs-market-overview.JPG" width="313" height="313" class="mt-image-none" style="" /><br />
あー、あー、つらそうだなー、1月末も・・・。胃が痛くなっちゃうな。こりゃ・・・。<br />
</em><br />
<img alt="eurjpy-1y-gpc.gif" src="http://www.ichizoku.net/eurjpy-1y-gpc.gif" width="690" height="494" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>　　　　　　　　　09年最大の資金流出ファンド</p>

<p>　09年は、こうしたより高い分配金が期待できる新興国や資源国の債券に投資するファンドや、通貨<br />
選択型の販売が好調で、投資信託協会によると株式投信全体で差引３兆1282億円の資金純流入<br />
となった。</p>

<p>　そのなかで、モーニングスターの集計では「グロソブ」の昨年１年間の資金純流出額は4444億円に<br />
達し、同社が分類する追加型株式投信2884本のうち最多だった。「グロソブ」が属する「国際債券・グ<br />
ローバル（為替ヘッジなし）型」も１兆1887億円の純流出となり、71分類中ワースト１。高水準の資金<br />
が流入していた08年までと一変した。</p>

<p>　国際投信の開示資料によると、運用面では、昨年は世界的な金利上昇によって保有する債券の価<br />
格が下落した影響が出た。利息収入で補い債券運用部分ではかろうじて0.3％のプラスリターンを出<br />
した。一方、為替部分は大半の通貨に対して円安に振れたため、５％のリターンを上げたが、基準価<br />
額の年間上昇率は4.1％（分配金考慮）にとどまった。ブルームバーグデータで見ると、追加型株式投<br />
信の純資産上位20本のうち、下から２番目の成績だ。</p>

<p>　それでも「グロソブ」の純資産総額は、追加型株式投信で国内２位の「ピクテ・グローバル・インカム<br />
株式ファンド」の１兆1308億円を依然大きく引き離し、日本を代表する投資信託の座は維持している。</p>

<p>【金利系関連記事】<br />
2009.12.01: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/12/bye-fi.html">金利系投資からの撤退</a>　<br />
2009.08.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/08/interestrate-lecture.html">金利をSalesに教える</a><br />
2009.06.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/06/ir-calc-in-brain.html">暗算でやる金利計算＠街頭インタビュー</a><br />
2009.03.26: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/03/post-201.html">中国人民元先物?</a><br />
2009.01.15: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/01/tips.html">株投資家から見たインフレ連動債TIPS</a><br />
2008.12.25: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/12/us-strips.html">さようならUS Strips </a><br />
2008.11.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/11/krwon-offspread.html">KRW　On-Off　Spread</a><br />
2008.07.24: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/07/rmb-bond325.html">RMB Bond　2Y 3.25%</a> <br />
2008.04.30: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/04/post-61.html">定期預金は金利デリバティブ </a><br />
2007.12.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2007/12/post-11.html">債券市場参加者の世界観 ～ 儲け＝売値ー買値では無い </a>　<br />
2007.12.12: <a href="http://www.ichizoku.net/2007/12/post-10.html">債券税制　～これを知った上で買えるか?毎月分配 </a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>彼氏を不安にさせる行動パターン</title>
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    <published>2010-02-03T12:00:00Z</published>
    <updated>2010-01-22T09:25:30Z</updated>

    <summary>＜彼氏を不安にさせる行動７パターン＞  【１】メールの返信が遅くなった。  　メ...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
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    </author>
    
        <category term="生活・その他一般" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>＜彼氏を不安にさせる行動７パターン＞ </p>

<p>【１】メールの返信が遅くなった。 <br />
　メールの返信が遅れると、男性が不安になりがちです。 <br />
【２】会えない日の予定を具体的に話さなくなった。 <br />
　「自分が会えない間に別の男と会うのか？」と、彼氏は疑うかもしれません。 <br />
【３】「好き」と言わなくなった。 <br />
　愛情は、表現しないと、伝わりません。最近、言葉にしていない方は、たまには「好き」と口に出してみては<br />
　いかがでしょうか。 <br />
【４】スキンシップが少なくなった。 <br />
　手をつなぐ、抱きしめるなどのスキンシップが減少することで、彼氏は不安になります。 <br />
【５】笑顔が少なくなった。 <br />
　理由が他にあったとしても、彼氏には判りません。やはり、好きな女性の笑顔が少なくなると不安になるものです。 <br />
【６】彼氏の目の前で電話しなくなった。 <br />
　電話がかかってきた時、離れた場所へ移動するだけで、男性は「聞かれちゃマズイ会話なのか？」と心配します。<br />
　電話を掛けてきた相手や要件などを簡単に伝えた方が、男性に安心感を与えるでしょう。 <br />
【７】彼氏に心配されても「心配しないで。」と言うようになった。 <br />
　心配している彼氏に対して、「心配しないで。大丈夫。」と気丈に振る舞うパターンです。心配させないように気を<br />
　遣ったコメントでも、彼氏を不安にさせることもあります。 </p>

<p><br />
世の中の殿方は、随分と細かいことで不安になってしまうんですねぇ。可愛いですね。<br />
女はいろんな意味で、殿方をたててあげないといけませんから、大変です。<br />
しかし、私の見解では不安はトキメキの源泉です。不安の無い女など退屈以外の何者でもありません。</p>

<p>＜私を不安にさせる女性のパターン＞</p>

<p>【１】性別に対する疑惑<br />
　背が高い、筋肉の筋が浮き出ている、ロートーン・ハスキーボイスなどの身体的特徴を持っている。<br />
　身元がどうもはっきりしない、やたらとオカマ業界に詳しい、異常に積極的迫ってくる。</p>

<p>あくまでも<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">最初の1回までの話ですが、行為に至るまでの不安、特に直前は最高レベル</font>です。</p>

<p>【２】生命の危機<br />
　太い二の腕、腿など、筋肉に裏打ちされた脂肪に包まれ、攻撃・防御力共に、見るからに強靭な肉体<br />
　をしている。<br />
　父親・兄弟など同一遺伝子を持つ男たちが同様の体型をしており、肉体労働者でやたらといかつい。</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">後ろに立たれたり、上に乗られると、なんとなく不安</font>になってきます。</p>

<p>【３】生命誕生の危機<br />
　風邪など殆どひくことはなく、旺盛な食欲、安定した生理周期、必要以上に健康であることが伺える。<br />
　行為に対して、本人が積極的なだけでなく、肉体自身も積極的な反応を示している。</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">「来ないな」とか「遅れてるな」とか発言されると、本気で「何が?」と聞き返してしまう</font>不安があります。</p>

<p>【本当にあった?怖い話】<br />
2009.10.16: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/10/family-planning.html">華麗なる投資一族　明るい家族計画</a><br />
2009.07.23: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/07/thai-slow-life.html">タイ旅行　スローライフと?な習慣</a><br />
2009.07.03: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/07/wonderful-family.html">暴君の家庭</a><br />
2009.02.13: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/02/post-184.html">女系家族の掟</a><br />
2008.09.23: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/09/post-125.html">被支配階級の特権</a><br />
2008.07.09: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/07/post-80.html">妹が見た悪夢</a><br />
2008.05.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/05/post-74.html">サロメ</a></p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>市場は「数学に頼り過ぎ」、数式に「常識」持ち込め</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2010/02/quantitative-approach.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2010://34.13401</id>

    <published>2010-02-02T12:00:00Z</published>
    <updated>2010-01-22T08:47:54Z</updated>

    <summary> Sep 22 2009 市場は「数学に頼り過ぎ」、数式に「常識」持ち込め－ウィ...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
        <uri>http://www.ichizoku.net/</uri>
    </author>
    
        <category term="株式投資" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<blockquote>
Sep 22 2009 市場は「数学に頼り過ぎ」、数式に「常識」持ち込め－ウィルモット氏

<p>【記者：Thomas R. Keene and Shannon D. Harrington】<br />
 ９月21日（ブルームバーグ）：ロンドン在住の著作家でクオンツファイナンスを教えるポール・<br />
ウィルモット氏によれば、市場は数式を使って値動きを予想する数学者たちに頼り過ぎるよう<br />
になってしまった。数式の一方に、「常識」を持ち込むことが必要だと同氏は語った。</p>

<p>　同氏は、市場予想を数学に頼るいわゆる「クオンツ」運用者らは数式の誤りを見過ごし、<br />
不適切な予測をするリスクがあると指摘した。</p>

<p>　同氏はブルームバーグラジオとのインタビューで、「この業界には数学が多過ぎる。ちょっと立<br />
ち止まって考えてもらいたい。市場参加者は結果を考えずに、こぞって数学モデルを採用して<br />
いる」と述べた。</p>

<p>　同氏は金融における実践的な数学の応用を教える期間半年のプログラム「サーティフィケ<br />
ート・イン・クオンティテーティブ・ファイナンス」の共同創業者。</p>

<p>原題：Markets Rely on &#8216;Too Much Mathematics,&#8217;<br />
Wilmott Says (Update1)（抜粋）<br />
</blockquote></p>

<p><br />
クオンツという日本語がまた曲者なのであるが、ここで<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">ウィルモットが言っているクオンツは、<br />
「数式を使って値動きを予想する」いわゆる株クオンツ</font>で、デリバティブクオンツとは異なる。<br />
株クオンツは一般に、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">統計を使うことが多い。ありがちなのは、マルチファクターモデル</font>というもので、<br />
いくつかの定量的指標(為替・経済統計値のマクロ指標だったり、ROEなどの財務諸表の値を用いた<br />
ミクロ指標の場合もある)を説明変数とし、過去の株価を被説明変数とするタイプの予想である。<br />
統計といっても、数学的な観点よりは、大量のデータをさばく、データ処理の要素が強いというのが<br />
私の印象である。</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">フィックストインカム系のクオンツは、さらに滑稽</font>で、基本的に絶対水準は何の意味も持たないので、<br />
<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">テクニカル・平均回帰が主</font>になり、適当にサンプルを足して母集団の数で割るだけだから、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">統計と<br />
いうよりは、むしろ"算数"</font>である。</p>

<p>一方、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">デリバティブ系クオンツが使うのは統計ではなく、確率(測度論)</font>であり、そもそも数式を使って<br />
<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">値動きを予想はしないのが基本</font>となる。株価はマルコフ性を持つものと見なすので、将来の値S(t)<br />
ではなく、現値S(0)を基として考える。<br />
マルコフ性とは、将来の株価の挙動は、現値のみで決まり、過去の挙動とは無関係であるという性質<br />
である。言い換えれば現値肯定論、過去の値段が将来に影響するならば、現値の存在意義を問う<br />
ことになり、現値こそが正しく、将来の株価はこれから入るニュースで形成されるという理論的には最も<br />
整合性のある考え方だと個人的には思う。</p>

<p>しかし、この<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">マルコフ性を仮定すると、株クオンツの多変数回帰・FIクオンツの平均回帰は、いずれも<br />
過去の値を参照するものであることから、デリと株・FIクオンツは完全に矛盾・相反する</font>考えなのである。<br />
デリバティブ系クオンツからすると、「何を理論的不整合なことを、いかにも理論めいた口振りでやっている<br />
のだ?」としか思えないというところだろう。</p>

<p>私が<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffff55">思わず苦笑した</font>のは、株クオンツの分析とやらの<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffff55">母集団の定義、つまり参照期間や間隔を変えれ<br />
ば、仮説を正当化できる母集団を探してくることは可能</font>であり、そのいかがわしい<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">半ば必然的な仮説<br />
の成立を彼らの用語では、"チューニング"と呼ぶ</font>そうだ。</p>

<p>「数学に頼り過ぎ」、数式に「常識」持ち込めと世界のウィルモットが吼えるなら、私はこう言おう。<br />
理論を用いるなら「整合性」を持ち込め。首尾一貫性が全く感じられないぞょ。</p>

<p>【嫌味系関連記事】<br />
2009.10.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/10/nikkei-futures.html">亀井さん日経平均先物禁止</a><br />
2009.06.09: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/06/vega.html">お前VEGAの意味わかって無いだろ?</a><br />
2009.05.19: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/05/supercar.html">俺の欲しい車</a><br />
2009.03.26: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/03/post-201.html">中国人民元先物?</a><br />
2009.01.21: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/01/post-134.html">アナリストの前で言っちゃいけないこと</a><br />
2008.12.26: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/12/volatility.html">将来の株価をVolatilityで予想ってお洒落</a><br />
2008.12.15: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/12/post-158.html">年末ジャンボ　～富くじにおける分散の値段</a><br />
2008.12.01: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/12/10.html">裏か表の10連敗の確率</a> </p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>シンガポールフライヤー</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2010/02/singapore-flyer.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2010://34.13541</id>

    <published>2010-02-01T12:00:00Z</published>
    <updated>2010-01-22T08:35:22Z</updated>

    <summary>漫画みたいな本でしたね。さーっと読んでしまいました。 ケチをつけるわけじゃないん...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
        <uri>http://www.ichizoku.net/</uri>
    </author>
    
        <category term="読書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>漫画みたいな本でしたね。さーっと読んでしまいました。<br />
ケチをつけるわけじゃないんですがねぇ・・・</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">主人公が完璧すぎ・アゲアゲすぎて、シナリオに安易な感</font>が否めませんな。<br />
表紙につられて買っちゃいかんよ。これ。</p>

<p>スカッとする感じを目指しているのでしょうね。私はドロドロしたのが好きなもので・・・。</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">シンガポールフライヤーというタイトルに期待したが、現地調査が甘い</font>と思われる。<br />
シンガポールの実態に迫る文章でない。豊子と比較したら気の毒ではあるが、<br />
昔読んだ、橘玲のマネーローンダリングの方が、香港の様子が生き生きと伝わってきた。<br />
おそらく橘氏は香港に住んだことがあるか長期滞在していただろうということがわかる。</p>

<p>シンガポール舞台の恋愛小説ねーのかよ?<br />
俺が自分で書くか･･･エグイのを･･･<br />
シンガポールフライヤーだフラトンホテルだって･･･綺麗すぎだろ?　つーかありがちだよ。わりーけど。<br />
俺だったらゲイラン、オーチャードタワー、チャンギビレッジ辺りを舞台になぁ・・・。</p>

<p><br />
<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/404383618X/globalcollabo-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51hN1Fg2oeL._SL160_.jpg" border="0" alt="千里眼シンガポール・フライヤー 上 (角川文庫 ま 26-109)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/404383618X/globalcollabo-22/" target="_top">千里眼シンガポール・フライヤー 上 (角川文庫 ま 26-109)</a><br /><br />角川書店  2008-03-25<br />売り上げランキング : 176702<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/404383618X/globalcollabo-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table></p>

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<p>【フィクション系読み物】<br />
2009.11.23: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/11/jal-toyoko.html">沈まぬ太陽</a><br />
2009.10.16: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/10/family-planning.html">華麗なる投資一族　明るい家族計画</a><br />
2009.10.09: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/10/good-girls-bad-girls.html">華麗なる一族　困った女と良い女</a> <br />
2008.08.27: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/08/3-1.html">3人の文学少女</a> <br />
2008.08.20: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/08/post-112.html">久しぶりに小説を</a><br />
2008.05.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/05/post-74.html">サロメ</a><br />
2008.05.07: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/05/post-73.html">魂を賭けよう</a><br />
2008.05.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/05/post-72.html">懐かしの民明書房刊</a></p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>男性には理解してもらえそうにない女性の○○ランキング</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2010/01/unreasonable-behavior.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2010://34.13223</id>

    <published>2010-01-29T12:00:00Z</published>
    <updated>2010-01-22T08:21:59Z</updated>

    <summary>私は、ものわかりの良い男ですから、比較的理解を示していると思っています。   1...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
        <uri>http://www.ichizoku.net/</uri>
    </author>
    
        <category term="生活・その他一般" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>私は、ものわかりの良い男ですから、比較的理解を示していると思っています。<br />
 <br />
1.買い物にかかる時間  100 <br />
　わかりますよー。私なんか数ヶ月あれやこれや妄想してます。3-4時間ってむしろ短い。<br />
　ただ、私は相手に意見を求めるつもりがないのに、意見を求めたり、<br />
　数ヶ月に及ぶ買い物の悩みに付き合わせたりはしないけど。</p>

<p>2.ガールズトークの楽しさ 100 <br />
　わかるわかるー。私も何時間でも話します。デリバティブのこととか。</p>

<p>3.話をきいてもらうことの重要性 74.4 <br />
　大丈夫です。真剣に聞いてませんから。それで良いみたいだし。</p>

<p>4.荷物の多さ  72.9 <br />
　女性に限らず、聡明な方の荷物は多くないと思われます。<br />
　でも多くても私はなんとも思いません。<br />
　<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">どんなに重そうでも絶対持ってあげない</font>し、動きが遅かったらおいていくだけのことです。</p>

<p>5.冷え性  71.3 <br />
　Singapore良いぞ。</p>

<p>6.カワイイものへの愛着 65.9 <br />
　だったらその愛着ってのがすぐ飽きるものだってのも知ってるだろうだから好都合。</p>

<p>7.結論を求めない相談 62.8 <br />
　相談と思って聞くのではなく、独り言と思って横に座っているだけなら、特に問題はありません。</p>

<p>8.バッグや靴の多さ  57.4 <br />
　どうぞ、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">ご自分のお金で、好きなだけ買ってください</font>。</p>

<p>9.記念日の重要度  50.4 <br />
　<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">それが"特別なおねだり"が許される日ならば、重要</font>だろ。俺だって覚えるわ。<br />
　　<br />
10.メイクの重要性  47.3 <br />
　わかるよ。朝起きれば。逆に面倒くさがる人多いと思うのだが･･･。私はリップグロスが好きです。</p>

<p>11.「わかるー」と他人の話に共感する気持ち  45.7 <br />
　自分では、「わかるー」と言いながら心の中で「何をほざくか、このボケ」と思っているのに、<br />
　自分が「わかるー」と言われて満足する気持ちはわからんな。</p>

<p>12.自分磨きへの投資金額  45.0 <br />
　自己投資してるヤツ居る～?<br />
　<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">Return-100%分散0%の投資は、消費とか趣味というのが世の中一般の定義</font>ですが･･･。</p>

<p>13.トイレにかかる時間の長さ  39.5 <br />
　混んでる時もあるしね。煙草吸って待ちます。<br />
　でもさー、トイレットペーパー鬼のように使ってるとちょっとサムイ。<br />
　ガラガラガラ～!って音が居間まで聞こえてくると、「ず、随分派手なのねぇ～」</p>

<p>14.母親との仲の良さ  36.4 <br />
　不気味なほど色んな事話してますよね。怖いわ。<br />
　でも、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">私が同じことするとマザコン</font>なんですよね?</p>

<p>15.長風呂  35.7 <br />
　海外で長風呂は厳しいだろうな。</p>

<p>16.ダイエットへのはまり方  33.3 <br />
　ダイエットなの?　<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">じゃ、なんで食ってんの?</font></p>

<p>17.職場・クラス内でのグループ行動  31.0 <br />
　ボスいるよね。猿山のボスみたいなヤツ。ボスは好きだなぁー。</p>

<p>18.占いに頼りたい気持ち  28.7 <br />
　どうとでも取れる言葉遣いの良い勉強になります。<br />
　　<br />
19.沈黙の居心地の悪さ  27.1 <br />
　関係によりけりでは?</p>

<p>20.恋愛への高いモチベーション  20.9 <br />
　恋する自分に恋してる?</p>

<p><br />
【女ってやつぁ関連記事】<br />
2009.11.26: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/11/celebrity.html">勘違いセレブ女と自信のある良い女の違い</a><br />
2009.08.26: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/08/imlaw.html">俺が法律だ</a><br />
2009.08.06: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/08/brother-sister.html">血液型占いより有効な兄弟構成占い</a> <br />
2009.07.13: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/07/fat-on-the-muscle.html">私の心が痛むインターネット上の書き込みの数々</a><br />
2008.11.13: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/11/romance-mathematics.html">ROMANCE MATHEMATICS　～悲しい事実</a><br />
2008.06.24: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/06/post-43.html">女性による女性の格付</a> <br />
2008.06.23: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/06/post-93.html">パートナーと気持ちが通う?　無理! </a><br />
2008.02.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/02/post-40.html">ダンスホールに見る中国の恐ろしき男女平等</a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>無法地帯は違法地帯。合法的な無法地帯とは?</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2010/01/out-law-area.html" />
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    <published>2010-01-28T12:00:00Z</published>
    <updated>2010-01-22T07:54:09Z</updated>

    <summary>「シンガポールは煙草が高い。一箱12SGDもする。」 とある友人が言った。 「お...</summary>
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        <name>エキゾ</name>
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        <category term="ドケチ列伝" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>「シンガポールは煙草が高い。一箱12SGDもする。」</p>

<p>とある友人が言った。<br />
「お前の近所なら半額で買える。道端で売ってるだろ?」</p>

<p>私が住んでいるところの近所には、シンガポールのいわゆる<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">赤線地区が</font>存在する。<br />
これはもちろん<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">政府に認められた特殊地域で合法的な存在</font>である。<br />
しかし人口400万人という都市国家シンガポールは、元々の人口もさることながら、一人当たりGDPは<br />
日本を越えるほどの所得水準であり、そのような職業の担い手が極度に不足している。<br />
ここではあえて、ブス国家シンガポールと揶揄されている現状で、国内調達では需要に応えることのでき<br />
ない珍獣動物園化してしまうことを防ぐ理由もあるということに触れるのは避けよう。<br />
政府として、わざわざそのような職業の方々のためのVisaまで用意し、近隣諸国から国内調達よりも<br />
"優秀"で安価な労働力を誘致し、政府管轄下で運営されている。</p>

<p>だが同時に、その特殊性に引き寄せられ、欲望渦巻く特殊地域内で一儲けしようと様々な人たちが<br />
集まってきており、政府公認以外のビジネス機会の創作にいとまが無い。<br />
モスク・寺院・教会が立ち並び、街を歩いている人を見れば、宗教・民族が様々に入り乱れ、法律など<br />
気にしたことも無いような顔をした人々が行き交い、その無法地帯ぶりを感じることができるであろう。</p>

<p>従来の煙草税を支払わずに煙草を買う行為は違法である。<br />
シンガポールで売られている合法的な煙草には一本一本に税金支払いましたというSDPCというスタンプ<br />
(多分Singapore Duty Paid Cigarettesの略)が押してあるという念の入れようなので、<br />
スタンプなしが表沙汰になると税金と罰金が科せられる。<br />
しかし、あまりにも高い税金ゆえに、このようなOn-Shore Tax Arbが横行している。</p>

<p>この例のように、無法地帯は、Global Arb(GlobalizationとTax Arb)の恩恵が受けられ、<br />
ことと次第によって、とても利用しがいがあるのだが、<br />
無法地帯＝法が及ばない地域＝違法行為　なので多少大人じゃない部分がある。<br />
私としては、もっと<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">スマートで合法的なアンタッチャブル領域</font>を考えたい。<br />
これを無法地帯と区別した<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">治外法権領域</font>と名づけよう。</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">治外法権領域は赤線だけに限らない。<br />
大学・宗教法人構内、大使館、米軍基地(日本では)など、国家権力の集約たる警察権・徴税権が<br />
及ばないなどの特殊領域が、身近に存在する</font>ことに気付く。<br />
これらに違法性を感じる読者少ないだろうから、合法的なアンタッチャブル領域、治外法権領域と呼ぶにふ<br />
さわしい。特に<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">大使館、基地などは</font>国家を超える存在であり、まさに、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ffbb77">陸上のOff-Shore</font>なのである。</p>

<p>小さな治外法権領域の支配面積と支配権力を拡張していくと、特別行政区そして国家設立(国家主権<br />
の取得)へと発展していくことになろう。<br />
シンガポールは国の成り立ちから考えても、民族問題・民族差別を利用し、マレーシアの治外法権領域が<br />
発展・拡大し、国家として分離・独立したと捉えることができよう。</p>

<p>治外法権領域は往々にしてハイソな世界には転がっていない。被差別対象として蔑まれ、どんなに小さく・<br />
汚い領域であったとしても、それを見つけ、我が物にし、一つ一つ積み上げていくプロセスが必要なのである。</p>

<p><br />
【Global Tax Arbitrage関連記事】<br />
2009.10.13: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/10/sec.html">金融監督って難しい</a><br />
2009.09.09: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/09/world-financial-center.html">世界の金融センターの候補地を選ぶ際の指針</a><br />
2009.07.22: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/07/agriculture-religion.html">タイ旅行　農業と宗教vs金融と資本主義</a><br />
2009.07.20: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/07/thai-ccy-language.html">タイ旅行　国土がある、通貨がある、言語がある</a><br />
2009.07.15: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/07/international-city.html">無差別な世界に思える国際都市</a> <br />
2008.11.10: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/11/post-136.html">あなたもやってる?疑わしい取引</a> <br />
2008.11.07: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/11/tax-haven-2.html">Tax Havenと相性のよいもの </a><br />
2008.11.06: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/11/tax-haven-1.html">Tax Haven諸国の国としての特徴</a> <br />
2008.10.23: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/10/tax-haven.html">Tax Haven的観点による香港とシンガポールの違い</a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>贅沢な休日　～Four Seasons One-Ninety</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2010/01/four-seasons-one-ninety.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2010://34.13506</id>

    <published>2010-01-27T12:00:00Z</published>
    <updated>2010-01-20T05:06:26Z</updated>

    <summary>Four Seasons  One-Ninety 190 Orchard Bou...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
        <uri>http://www.ichizoku.net/</uri>
    </author>
    
        <category term="小さな贅沢・観光" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="お食事" label="お食事" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>Four Seasons <br />
One-Ninety</p>

<p>190 Orchard Boulevard Singapore 248646<br />
Tel:+65-6734-1110<br />
12:00-15:00まで</p>

<p>・・・。</p>

<p>ちょっと良いですかね?<br />
またもですよ。またも!　<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">シンガポールローカルフード!甘いものもなんだかよくわからないマレーシアのスイーツ?</font><br />
まともなのはマンゴープリンだけ!　プリプリ!</p>

<p>俺が求めているのは、ケーキ・プリン・アイスだ!ボケ、コラ。誰が好き好んでホテルにローカルフード食いに行くんだ?<br />
怒るぞ、おぢさん!　ハイティーはいかんのかな?</p>

<p><u>アフタヌーンティー</u><br />
　イギリス発祥の喫茶習慣。習慣と言っても飲食を楽しむことよりも、社交の場としての意味合いが大きく、食器や食べ物、<br />
　室内装飾、花、マナーなど、高度な知識が要求される。</p>

<p><u>ハイティー</u><br />
　アフタヌーンティーよりもさらに遅い時間に行う食習慣で、労働者階級・農民の生活環境から始まったもの。</p>

<p>もっもしかして、ハイティーはローソ?<br />
ということなので、特にハイティーがご飯主体ということではなさそうだ。<br />
それにしても、ご飯主体なら、それはそれで構わんが、あまりにもプアだったよ。これじゃよ。<br />
ただ、私の感覚的には、ハイティーはご飯色が強い。特にシンガポールはそうだ。<br />
<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">日本のアフタヌーンティーでは、ご飯など、脇役中の脇役</font>。サンドイッチが数種類あるかどうかだ。</p>

<p>最近、写真無しの文字情報で店決めてるので、こういうことになってます。<br />
開始時間見た方が良いですかね。15:00始まりだったら、デザート主体とか法則あるんかいな??</p>

<p>まとめ</p>

<p><u>ハイティー・アフタヌーンティーの名前</u><br />
　ただし、伝統的アフタヌーンティーはスコーンとサンドイッチ3段トレーでお仕舞いなんて寂しいこともあるので注意が必要。<br />
<u>時間帯が遅め</u><br />
　時間が短く、傲慢ライフ時間を楽しめないリスクがある。<br />
<u>写真</u><br />
　入手が難しい。</p>

<p>俺はあきらめないぞ。また次の良い所を探しましょう。</p>

<p>【贅沢な休日シリーズ】<br />
2009.12.18: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/12/ps-cafe.html">贅沢な休日　～ブランチPS Cafe</a><br />
2009.11.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/11/tiffin-room.html">贅沢な休日　～Tiffin Room</a><br />
2009.06.01: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/06/hitea-equinox.html">贅沢な休日　Hi Tea～Equinox</a><br />
2009.03.30: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/03/intercontinental.html">贅沢な休日　～Intercontinentalで読むロッキード事件</a><br />
2008.09.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/09/post-117.html">贅沢な休日　～番外編　マレーシアの軽井沢</a><br />
2008.08.19: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/08/chihuly-lounge-the-ritzcarlton.html">贅沢な休日～Chihuly Lounge The Ritz-Carlton</a><br />
2008.08.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/08/the-regent.html">贅沢な休日～The Regent</a><br />
2008.07.29: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/07/lobby-court-in-shangrila.html">贅沢な休日　～Lobby Court in Shangri-La</a><br />
2008.07.14: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/07/-cafe-lespresso.html">贅沢な休日 ~Cafe L'Espresso</a><br />
2008.07.07: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/07/-high-tea-afternoon.html">贅沢な休日 ~High Tea & Afternoon</a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>黒幕―昭和闇の支配者</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2010/01/fixer.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2010://34.13503</id>

    <published>2010-01-26T12:00:00Z</published>
    <updated>2010-01-15T05:07:37Z</updated>

    <summary>右翼団体「建国会」へ 争議の場合などに、なぜ赤旗を掲げ、「われらの祖国ソビエト」...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
        <uri>http://www.ichizoku.net/</uri>
    </author>
    
        <category term="読書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>右翼団体「建国会」へ<br />
争議の場合などに、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">なぜ赤旗を掲げ、「われらの祖国ソビエト」という、奇怪なスローガンを使わねばならないのか･･･</font><br />
これがわたしには、どう考えても不思議でならない。我々日本人の祖国は、もちろんソビエトでもなければ、また他の<br />
外国でもないはずだ。いうまでもなく、日本人の祖国は日本以外にはありえない。しかもまた、ソ連を真似して何が<br />
ゆえに、赤旗をふらねばならないのか。労働運動には、その国の実情に即した、誰にでも納得できるやり方があるはずだ。</p>

<p>児玉機関　三井・三菱などの商社とちがって、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">採算度外視の即決主義</font>を取った。雲母、銅、アルミニウムの原料である<br />
鉱石ボーキサイト、潤滑油、ニッケルなど、必要なものを片っ端から買い集めた。中国で古くから使われている銅幣も集<br />
めた。</p>

<p>児玉は鳩山に、はたしていくらのカネを提供したのか。大森実の「戦後秘史1」の「大森実の直撃インタビュー」で打ち明<br />
けている。<br />
児玉　当時のカネで鳩山さんに出したカネが7000万円です。<br />
大森　7000万ですか。当時のカネで。そうしたら今だと何千億になりますな。<br />
児玉　それはもちろんです。それとダイヤモンドですね。ダイヤモンド、プラチナ・・(中略)それで、私がシンガポールから持っ<br />
　てきたやつ、三貫目から集めたやつですが、いまたぶん、日本銀行の地下にあるんじゃないでしょうか。<br />
大森　何カラットぐらいですか<br />
児玉　さあ、とにかくね、カマスに一つ半くらいあったでしょう。</p>

<p>児玉　全部買ったものです。支那で、シンガポールも･･･<br />
　私が戦犯として巣鴨へ行く時、全部、辻嘉六に「ここへ置いとくから、これで党を作りなさい。それは長くかかるぞ。カネは<br />
　このとおり、みんな渡しておくから自由に」と。<br />
　後日、巣鴨から帰ってしばらくしたら河野一郎さんが「おい、俺は選挙中、君のダイヤモンドで往生したよ」と。<br />
　「ダイヤモンドとプラチナを売って党のカネにしたいが売るところがない。それで俺は考えて、当時米を持ってる米の配給、<br />
　米を扱うやつが一番カネをもってると思ったから俺が売って歩いた」と。</p>

<p>弘文堂を利用する児玉、中曽根、ナベツネ</p>

<p>弘文堂に児玉が乗り込むことによって、M会をバックにした東海興業も手を引くこととなった。かわって、児玉を中心とした<br />
錚々たるメンバーが株主に名を連ねる。</p>

<p>大橋富重　137,000株<br />
北海道炭鉱汽船　100,000株　児玉・河野一郎と深いつながりにあった萩原吉太郎<br />
東京スタヂアム　60,000株　児玉・河野一郎と深いつながりにあった大映社長の永田雅一<br />
東日貿易　60,000株　デヴィ夫人をスカルノに世話したといわれている政商　久保満沙雄<br />
児玉誉士夫　40,000株<br />
中曽根康弘　20,000株<br />
渡辺恒雄　20,000株</p>

<p><br />
笹川良一は、「人類みな兄弟」の著書で</p>

<p>児玉君が鷹揚すぎたと思うのは、外為法の知識がまるっきりなかったことだ。ロッキードの代理人をしていたのだから報酬を<br />
もらってもかまわない。しかし、それを申告し、税金を払っていなければ脱税になる。<br />
アメリカの小切手を日本国内でもらえば、それが外為法にひっかかるということさえ、引っ張られてはじめて知ったのである。<br />
こんなふうだから児玉君は財産をほとんど残さなかったと思う。税金を払ったら足りないくらいではないか。名前を悪用されて<br />
自己の懐中に入っていないウソの領収書の税金まで差し押さえられ、遺族は困っている。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">児玉君の知らぬ領収書の金は<br />
福田太郎君とアメリカ人が懐に入れていると私は信じている</font>。</p>

<p><br />
笹川会長の不気味なお言葉です・・・。<br />
私が思うのは、怖いのは、稲川会長でも、児玉先生でも無く、国税だということです。</p>

<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td colspan="2"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447930018X/globalcollabo-22/" target="_top">黒幕―昭和闇の支配者〈1巻〉 (だいわ文庫)</a></td></tr><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447930018X/globalcollabo-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/511H6C5R4YL._SL160_.jpg" border="0" alt="黒幕―昭和闇の支配者〈1巻〉 (だいわ文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><br />大和書房  2006-03<br />売り上げランキング : 85283<br /><br /><strong>おすすめ平均  </strong><img src="http://g-images.amazon.com/images/G/01/detail/stars-4-5.gif" alt="star" /><br /><img src="http://g-images.amazon.com/images/G/01/detail/stars-3-0.gif" alt="star" />児玉誉士夫のことを知りたいなら<br /><img src="http://g-images.amazon.com/images/G/01/detail/stars-5-0.gif" alt="star" />昭和の闇<br /><img src="http://g-images.amazon.com/images/G/01/detail/stars-5-0.gif" alt="star" />児玉氏を知る手がかりとなる１冊です<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447930018X/globalcollabo-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table>
<p>

<p>【フィクサー・陰の存在】<br />
2009.12.21: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/12/ozawan.html">君は日本国憲法を読んだことがあるのかね</a> <br />
2009.12.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/12/rival-is-fixer.html">俺の恋のライバルはツワモノ揃い</a> <br />
2009.07.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/07/japanese-ma.html">秘史「乗っ取り屋」暗黒の経済戦争</a> <br />
2009.03.23: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/03/post-199.html">闇将軍</a> <br />
2009.03.13: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/03/post-198.html">裏支配</a> <br />
2008.07.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/07/richest-hedge-fund-managers.html">Richest Hedge Fund Managers</a> </p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>50%　Knock-In PutのPremiumって実現できるの?＠最終章 LVの要請</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2010/01/50knock-in-putpremium-lv.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2010://34.13412</id>

    <published>2010-01-25T12:00:00Z</published>
    <updated>2010-01-15T04:51:49Z</updated>

    <summary>Local Vol Model(LV)の問題点＝LVで理論通りの収益になるために...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
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    </author>
    
        <category term="デリバティブ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>Local Vol Model(LV)の問題点＝LVで理論通りの収益になるためには何が必要か？</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">LVの理論値の要請はStatic-Hedgeの実現</font>だよ。直訳すると静的ヘッジだけど、要は完全ヘッジのこと。<br />
つまり、Exoticをトレードすると同時に、完全なるDuplicationをVanillaで構築し、<br />
Vega・Gamma Exposureがいかなる時点・株価でも０になるようなPortfolio。<br />
そうすれば<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">Vanillaのリバランスは不要</font>になる。これがうまくいけば、オプションプレミアムが実現する。</p>

<p>Static Portfolioはバリア直前で無限枚のLong、直後で無限枚のShortみたいな形になるので、<br />
実際には実現は不可能だ。詳しくはDerman and Kaniの論文でも見れば載ってたはずだ。<br />
だが、ほぼ誤差の範囲と思えるレベルのStatic-HedgeをSemi-Static-Hedgeと言うが<br />
S-S-Hができていれば、LV通りに振舞う。</p>

<p>LVってそういう意味なのよ。Static Hedge想定なわけ。<br />
リバランスが必要(Dynamic Hedge)になるマーケット環境・StructureではWorkしないの。<br />
全体のVegaだけ見て、VannaもVolgaも考えずに<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">場当たり的にVanillaでVega Neutralだけ<br />
作ってるだけの場合もWorkしない</font>。おっと言いすぎたかな?</p>

<p>動的にVegaのTradingするという宣言だからね。<br />
LVを使っちゃいけないのよ。そういうTradingするってことは。<br />
LVを使って、どうもこのままの値を信用できないなという時は、Hedged Portfolioのリバランスを<br />
想像すること。それはLVに含まれていない。</p>

<p>そして、最初の問に戻る。相談者が持ちかけたKnock-Inは12年のIndexのBarrier Optionで<br />
あったのでVegaだけでなくて、金利変動が問題になる。<br />
<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">dSdr(株価変動による金利リスク変動)が小さくないので金利に対しても大きなDynamic Hedge<br />
が発生する。ここをどうPriceするか</font>だね。<br />
これは<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">金利のVolatilityそして株価と金利のCorrelationに対する相場観だよ。こういうのが<br />
デリバティブの相場観</font>であり、Volaが25%->26.5％に上がると思う　というのとは本質的に異なる。<br />
株と金利だと出ないけど、日経平均と金利だと相関出ると思うよ。Indexと言っていたからその<br />
Corを実際に計算してみるといい。その<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">計算の仕方も何考えずにDailyでやってはいけない</font>。<br />
株と金利のVolatilityとdSdrの大きさを見てリバランスがどのくらいの頻度で必要そうか見積もり<br />
その頻度で二つがどのような相関を持つかを考える。それが一番合理的な"想像"だと思うね。<br />
パラメーターの計算、Greeksの計算、モデルの選定も含めて、全てが実際のHedgeに基づいて<br />
いないとあんまり意味のある計算にならない。</p>

<p>【金融工学理論の実践】<br />
2009.11.10: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/11/derivativestrading-strategy.html">為替オプションの基本勝ちパターン?　プッ</a><br />
2009.10.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/10/nikkei-futures.html">亀井さん日経平均先物禁止</a><br />
2009.10.06: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/10/black-scholes2.html">Black-Scholesは間違っている2</a> <br />
2009.09.29: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/09/black-scholes.html">Black-Scholesは間違っている</a><br />
2009.08.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/08/interestrate-lecture.html">金利をSalesに教える</a><br />
2009.06.16: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/06/var-swap-gamma.html">VAR SWAPのGamma+VanillaのGammaでGamma Neutralになるか？</a><br />
2009.06.02: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/06/multi-underlying-optiongamma-t.html">Multi Underlying OptionのGamma Trading</a><br />
2009.05.26: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/05/crossedgammadelta.html">Crossed GammaとDeltaの定義 </a><br />
2008.10.13: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/10/post-139.html">株と通貨の相関</a> <br />
2008.09.21: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/09/cdscorrelationderivatives.html">CDSはCorrelation　Derivatives</a> <br />
2008.01.21: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/01/post-33.html">悲しい時は、中立測度変換</a><br />
2007.12.26: <a href="http://www.ichizoku.net/2007/12/global-basket-correlation.html">Global Basket Correlation</a></p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>駐在員・特派員・工作員・外国人労働者の違いを説明せよ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2010/01/foreign-worker.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2010://34.13237</id>

    <published>2010-01-22T12:00:00Z</published>
    <updated>2010-01-20T03:30:44Z</updated>

    <summary>goo辞書より 駐在員 　ある土地に一定期間滞在して業務に従う職員。 特派員 　...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
        <uri>http://www.ichizoku.net/</uri>
    </author>
    
        <category term="生活・その他一般" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>goo辞書より</p>

<p>駐在員<br />
　ある土地に<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">一定期間滞在</font>して業務に従う職員。</p>

<p>特派員<br />
　(1)特に<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">任務を与えられて、その地に派遣された</font>人。 <br />
　(2)外国に特別に派遣されて、ニュースの取材報道に当たる、報道機関の記者。 </p>

<p>工作員<br />
　情報の収集など秘密の活動をする人。 </p>

<p>外国人労働者<br />
　第二次大戦後、発展途上国やヨーロッパ内の<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">相対的に貧しい地域から、豊かな先進諸国に、<br />
　出稼ぎを目的</font>として入国する外国人。 </p>

<p>ということです。さすが辞書ですね。説明が明快です。</p>

<p><br />
駐在は、まさに辞書にあるように「一定期間滞在」というのが前提でいかにも逃げ腰なのがとても嫌でした。<br />
香港に対する強いコミットメントを持って業務に励んでいたつもりでしたが、結果として誰よりも早く香港から<br />
出る運命になってしまったのは皮肉なものです。</p>

<p>特派員の方が適切といいたいところですが、任務は与えられたのではなく、自ら作ったものであり<br />
派遣されたのではなく、自らの意思で特攻したと認識しています。</p>

<p>工作員･･･これは、ちょっと違うようです。<br />
<p><br />
さて、一方「現地採用」という言葉がこちらではメジャーでして、「ゲンサイ」という略語があるほどです。<br />
この辞書に載っていない現地採用という言葉は一体どの領域に入るのでしょうか?</p>

<p>あえてこの4つの中から選ぶと外国人労働者が最も近いのですが、日本を相対的に貧しい地域扱い<br />
するのは適切とは思えません。</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">外国人労働者とはちょっと違うこの現地採用というカテゴリーは広すぎるので私はこのように定義分け</font><br />
したいと思います。</p>

<p>現地採用1　(外国指向者)<br />
　都会に対する羨望と<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">強い海外指向</font>をもとに、母国以外の土地での労働している人。</p>

<p>　これによって、豊かな先進国からの外国人労働者を定義しています。しかし･･･、<br />
　駐在員でもないのに、豊かな先進国からこの国に来る労働者って日本から以外居るのでしょうか?<br />
　シンガポールより豊かな国ってアジアでは日本しかないんだよね。この辺も、不思議の国、ニッポンだな。</p>

<p>現地採用2　(税制裁定取引者)<br />
　<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">Tax Arbitrager</font>。<br />
　日本人社会ではマイノリティーですが、先進国国民かつ非駐在の世界ではこれこそが　マジョリティー<br />
　でしょう。それ以外この国に滞在する理由はあるのでしょうか?<br />
　<br />
勝ち組　(国際裁定取引者)<br />
　Global Arbitrager。<br />
　我々と同世代、シンガポールではマイノリティーですが、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">物価が安い国に潜伏</font>しているおじさまが多い。<br />
　資産を持ち込み、自分で会社を設立して、その会社の従業員となる。実質的には居住のための自作自<br />
　演雇用に過ぎず、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">非労働型</font>の孤独なライフスタイル。タイなどに多いという。</p>

<p>これらに対応する日本語を知っている方、ぜひ教えてください。</p>

<p><br />
【海外労働関連記事】<br />
2009.06.10: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/06/tax-objection.html">所得税不服申し立て成功　油断も隙もありゃしねぇ</a><br />
2009.05.15: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/05/tax-payment.html">納税通知書が来た</a> <br />
2009.05.14: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/05/09budget-draft.html">2009年度予算案</a> <br />
2009.05.13: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/05/tax-deduction.html">所得控除</a><br />
2009.03.11: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/03/post-196.html">海外駐在員を応援する</a><br />
2009.01.28: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/01/globalcheck2.html">Globalに通ずる現地化度Check試験設問2</a> <br />
2009.01.27: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/01/globalcheck.html">Globalに通ずる現地化度Check試験設問</a> <br />
2008.10.09: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/10/post-137.html">海外駐在員のための証拠金取引</a> <br />
2008.10.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/10/post-128.html">証拠金取引の効用</a> </p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>上場会社のあり方</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2010/01/listed-company.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2010://34.13557</id>

    <published>2010-01-21T12:00:00Z</published>
    <updated>2010-01-13T08:01:12Z</updated>

    <summary> 公開会社法、11年立法化　監査役に従業員、経済界は反発も 　千葉景子法相は４日...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
        <uri>http://www.ichizoku.net/</uri>
    </author>
    
        <category term="株式投資" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<blockquote>

<p>公開会社法、11年立法化　監査役に従業員、経済界は反発も</p>

<p>　千葉景子法相は４日、上場企業を主な対象に情報開示や会計監査の強化などを促す「公開会社法」<br />
（仮称）について、２月にも法制審議会（法相の諮問機関）に諮問する方針を固めた。監査役に従業員の<br />
代表を選ぶよう義務づけることや、<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">社外取締役を親会社や借入先から選べないようにする</font>ことなどが論点<br />
となる見通し。投資家などには企業の経営や財務の透明性が改善するとの期待がある半面、「法の中<br />
身が経済界にとって見えにくい」（日本経団連幹部）と反発する声もある。</p>

<p>　政府による法制化に向けた具体的な動きとなる。法制審は諮問を受けて、作業部会を設置。有識者や<br />
市場関係者、金融庁、経済産業省などがメンバーとして参加する見通しだ。１年程度かけて議論した後、<br />
政府は早ければ2011年の通常国会に法案を提出する方針。06年の会社法施行後初めての、本格的な<br />
上場会社法制の整備となる。<br />
</blockquote></p>

<p>親子上場の廃止や議決権行使率の開示も検討されているようですね。</p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">私が望むのは、会社は株主のものであるという原理原則がまかり通る市場設立です</font>。<br />
上場するインセンティブをつけ、事業主の方に国家に貢献するより開かれた企業を目指していただくようになる<br />
のが本来の姿であるはずです。長きに渡って非上場会社であり続けた超大手企業もこの流れを意識したのか<br />
上場会社化に踏み切りました。</p>

<p><br />
<blockquote><br />
キリン、サントリー統合合意　２月中旬に決着ずれ込む　2010.1.7 01:25<br />
 　経営統合交渉を進めているキリンホールディングスとサントリーホールディングスの交渉の決着時期<br />
が、２月中旬にずれ込む見通しとなったことが６日、交渉関係者の話で分かった。１月中旬の基本合意<br />
を予定していたが、最大の焦点である統合比率をめぐる溝が埋まらず、両社は調整になお時間が必要<br />
と判断した。<br />
　統合比率について、昨年１２月上旬の段階では、キリン１に対しサントリー０・５程度とする案が提示さ<br />
れたもようだ。だが、この比率にサントリー側が反発し、折衝が続いている。<br />
　サントリーは非上場会社で、同社株式の８９・３％を創業家一族の資産管理会社が保有。統合の条件<br />
としてこの資産管理会社が統合新会社に３分の１超を出資し、筆頭株主になることを求めている。一方、<br />
キリンは、サントリーの創業家が経営の重要案件に事実上の拒否権を持つ３分の１超の株式を握ること<br />
に難色を示しているもようだ。<br />
</blockquote></p>

<p><br />
上場とは関係ない話で、ビール会社について一言いうなれば、ビールの税率逃れで、自国のビール会社が、<br />
<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">国際競争力の無い第3のビールを開発・徴税のいたちごっこ</font>をするくらいなら、国としては、思い切って税率を<br />
下げ、市場規模が拡大していくアジアなどで売れる商品の開発に集中していただくのが国富の追求なので<br />
はないでしょうか?<br />
さて、上場会社に話を戻しますが、いわゆる相続上場銘柄の存在。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">相続税対策のためだけに上場し、資金調<br />
達・企業成長などまるで意識していない</font>会社がJASDAQなどには山ほどあります。そしてそのような会社の中<br />
には、鬼のような現金を溜め込み、株主に全く還元する気が無い会社もあります。その溜め込みは暗黙の了解<br />
・本音と建前が存在する日本ならではの状態で、世界でも類を見ないレベルだと思います。<br />
　社長・筆頭株主の方には市場と対話するつもりで、上場して欲しいものです。</p>

<p>【企業経営者関連記事】<br />
2009.12.17: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/12/rival-is-fixer.html">俺の恋のライバルはツワモノ揃い</a><br />
2009.07.31: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/07/kakuei-tax2.html">角栄の逃税学2　～逆さ合併</a><br />
2009.05.01: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/05/post-183.html">私のケチの定義</a><br />
2009.04.07: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/04/post-205.html">六本木の元社長の会見</a><br />
2009.02.25: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/02/post-188.html">日本の長者番付　～金融危機の果てに変わった勢力図</a><br />
2008.09.29: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/09/post-126.html">一族の覇権</a><br />
2007.12.22: <a href="http://www.ichizoku.net/2007/12/post-18.html">株主還元とは?チャートに見る株主重視経営</a></p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>転がる香港に苔は生えない2</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ichizoku.net/2010/01/hk-nationalizm.html" />
    <id>tag:www.ichizoku.net,2010://34.13502</id>

    <published>2010-01-20T12:00:00Z</published>
    <updated>2010-01-11T07:52:10Z</updated>

    <summary>香港と日本ではどちらが物価が高いか よく聞かれる質問だが、これにはどう答えたらい...</summary>
    <author>
        <name>エキゾ</name>
        <uri>http://www.ichizoku.net/</uri>
    </author>
    
        <category term="読書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="香港マカオネタ" label="香港マカオネタ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ichizoku.net/">
        <![CDATA[<p>香港と日本ではどちらが物価が高いか</p>

<p>よく聞かれる質問だが、これにはどう答えたらいいかわからない。<br />
香港は服が安い。しかし、いいものは東京が安い&#133;香港の医療費は法外に高い。しかし日本の医療費は健康保険でまかなわ<br />
れているから安く感じられるだけ･･･堂々巡りの香港・東京物価論争の糸口を探すため、私は一つの実験を思いついた。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">東京<br />
と香港で同じ程度の金額を使って同じような生活をし、自分がどう感じるかによって、香港と東京の生活感を測る</font>。公的には<br />
何の説得力も無い実験だが、自分にはそれが一番リアルな方法だった。<br />
そんなことを意識し始めてから、ある日ふと、自分が貧乏臭くなっていることに気づいた。同じ程度の金額を使いながら、香港で<br />
感じるこの挫折感は何なのだろう。法外な贅沢をしたいわけではない。今日一日を少しだけ豊かな気分にさせてくれるちょっと<br />
おいしいパンやちょっとおいしいチーズ、ちょっとおいしいバター･･･つつましい生活環境の中でかろうじて自分の尊厳をささえて<br />
くれるそんな日常の脇役を手に入れようと思えば、それは自分の日常圏内にはなく、いちいち香港島の外資系百貨店や高級<br />
食材店へ出向かなければならない。問題なのは、そんなささやかな希望を持った人間に卑屈間を味わわせるほど、それらを<br />
提供する店が高級だということだった。結局私はひどく気分を害し、二度とこんな所へ来るものか、とそんな世界との訣別を<br />
誓ってしまう。</p>

<p><br />
<em>よく問われる質問ですね。確かに答えに窮するのです。<br />
上記の考えは非常に同意できる俺流購買力平価。為替レートと合わせて測度変換完了です。<br />
時代が違うのかもしれませんが、私の時代では、ちょっとした贅沢はそれほど高い値段を出さなくても<br />
シティースーパーやSOGOなどで気軽に買える良い時代でした。</em></p>

<p><br />
「日本人にも中文名があるのね。これは日本語でなんと言うの?」　そういわれて今度は自分の名をローマ字で紙片に書いた。<br />
「これは英文名でしょ?あなたには日本名はないの?」<br />
博美をぼっめいと読むのは広東語読みで、それを日本語読みするとHiromiになるの。でもそれを漢字で書くと『博美』になる<br />
の。日本語で書くこともできるけど、それを書いてもあなたには読めないから、こうして中文と英文で書いてるだけ」<br />
「ほら、じゃあやっぱりこれは中文名と英文名じゃない。」</p>

<p><br />
<em>わかるわかるー。中国vs日本。私もやりました。(香港vs日本ではない)<br />
日本の名前ではなく、中国名を持っていると思っているみたいなんですよ!<br />
だから漢字名前を教えると中国音で呼んでしまう・・・。</em></p>

<p><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">香港人には食べ物しか誇りに思えるものが無い</font>んだから。香港人が愛しているのは香港じゃなくて香港式の生活様式。<br />
香港人は自分たちが普段食べているもの、雲呑麺とか水餃麺とかが食べられれば世界中どこでも生きていける。日本人なら<br />
きっと故郷の山とか海とか、日本語とか、そんなことを懐かしく思うでしょ。でも香港人は違うんだ。彼らに必要なのは茶餐庁<br />
(ちゃーつあんてん)と中国人が多くて交通が便利なこと。これだけあれば世界中どこでも香港と思って生きていく。<br />
外国に溶け込もうなんて最初から考えていないんだ。だから生存能力が高いんだよね。きっと世界中でひんしゅくをかっている<br />
はずだよ。</p>

<p>日本人のブランド好きを<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">いい物が欲しいが自分の価値基準に自信がないため、ブランド品を選んでおけば間違いなくて安心だ<br />
という成金志向</font>だとすれば、香港の金持ちもまさにその類である。これは日本人や香港人の特性より、短い時間で急に金を持つ<br />
ようになり、年月をかけて品性を育てる忍耐力の無い人々に見られる傾向であり、金という手段でしか自分を表現することのでき<br />
ない人たちの宿命というべきだろう。</p>

<p>返還についてどう思う?</p>

<p>返還して一つだけいいことは、香港人が中国政府に対して「騙されないよ」という警戒感を持っていること。植民地時代はそうじゃな<br />
かったわ。イギリス政府だって人民を搾取していたのに、香港人は「イギリスはけっこういい」って思ってた。なぜそうなのかしら?<br />
イギリスは豊かそうだから信用して、中国は自分たちより貧しいから信じない。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff">豊かな国は何も奪わないけど、貧しい国からは何か<br />
奪われそうな気がして怖い。でも香港人民を一番騙してたのは一体誰かしら?</font>ここを植民地にしていたイギリスじゃないの。結局<br />
香港人は見た目で判断しているだけなのよ。返還をきっかけに、香港人はよく考えるようになった。それが一番いいことだと思う。</p>

<p>私たちが必死に勉強したのは、あそこから出るために勉強するしかなかったから。勉強しなければ自分にどんな将来が待っている<br />
のかわかっていたから必死だったのよ。でも娘は違う。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">恵まれた環境で育ったら、強い意志を持つことは難しい</font>でしょう。ただ<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#66ff66">放って<br />
おいたら多分自分では何もしなくなってしまう。それを手助けするのは親の責任</font>だと思うの。</p>

<p><br />
<em>教育の基本です。同意です。</em></p>

<p><br />
何となく民主的ってのいうのも怖いと思う。立法議会の選挙で民主派が圧勝したね。何となく民主的な気がする。でも直接選挙<br />
で僕らが選挙できるのは60人のうち三分の一の20人だけ。20人全員が民主派だとしても議会で絶対に過半数は取れない。<br />
でもそういうことは誰も疑問に思わない。民主運動家の魏京生と王丹が釈放された時、香港人は喜んだ。でもこれから天安門事<br />
件で中国を非難しにくくなるということを誰も考えない。何となく民主的ならそれでいいってムードが広がっている。香港人の最大の<br />
問題は本当の民主を経験したことが無い点なんだ。植民地香港に政治的自由は存在しなかった。香港人が実質直接選挙権<br />
を与えられたのは1991年立法議会の選挙が初めてだよ。それは返還が決まってからイギリスが点数稼ぎをするために駆け込みで<br />
許した権利ってだけなんだ。イギリスが自分たちの言うように本当に自由と民主主義の国だったらなぜ140年間も放っておいたんだ<br />
い?　香港人は経済活動が自由だったから、自分たちは自由を知っている人間だと思っている。でも経済の自由と政治の自由の<br />
違いが全然わかってないんだ。本当の民主を知らないから民主を比較することしか出来ない。「民主が無いより形だけでもあった方<br />
がいい」「中国よりまだ民主的だ」ってすぐに納得してしまう。とてもコントロールのしやすい人たちなんだよ。中国は香港人民がこれ<br />
ほど支配しやすい人たちだとは思っていなかったんじゃないかな。<font style="FONT-SIZE: 1em" color="#ff77aa">「香港人の愚民化はとても簡単だ」、そうやって笑っている姿が想<br />
像できるよ。「全部イギリスがやっておいてくれた。我々はイギリスに感謝しなければならない」</font></p>

<p><br />
<big><big><font style="FONT-SIZE: 1em" color="#77aaff"><strong>国民性の問題ではない。民とはそういうものだ。</strong></font></big></big></p>

<p><br />
香港とは、命を賭けて出てきてしまった人が集合する場所なのだ。博打はこの街に入る前からすでに始まっているのである。穏やか<br />
な生活を好む人間は、もとよりこの街には来ない。香港で生きていくといういうことは激しく、騙し騙され、血を流しながら自分の居<br />
場所を確保していく闘い。競馬や麻雀にすら賭けられないような人間が、人生という博打に賭けられるわけがない。私は「競馬を<br />
しない男にロクなのはいない」という意見に傾きかけている自分を感じていた。</p>

<p><br />
【民族意識と国民意識】<br />
2009.08.21: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/08/india-nationalizm.html">インド独立史　～ナショナリズムの確立</a><br />
2009.08.20: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/08/uninveited-tourist.html">インド旅行　招かれざる観光客</a><br />
2009.07.22: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/07/agriculture-religion.html">タイ旅行　農業と宗教vs金融と資本主義</a><br />
2009.07.21: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/07/thai-agriculture.html">タイ旅行　究極の製造業である農業</a><br />
2009.07.20: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/07/thai-ccy-language.html">タイ旅行　国土がある、通貨がある、言語がある</a><br />
2009.07.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/07/derivatives-investor-1.html">世界一レベルの低いDerivatives Investorが生まれた理由</a><br />
2009.07.07: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/07/derivatives-investor.html">世界一レベルの低いDerivatives Investor</a><br />
2009.02.04: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/02/post-175.html">新たなる発見@日本</a><br />
2009.01.23: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/01/post-144.html">ドイツからのお手紙　銘柄選定における国民性</a><br />
2009.01.05: <a href="http://www.ichizoku.net/2009/01/post-143.html">ユーゴスラヴィア現代史</a><br />
2008.12.08: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/12/post-135.html">アラブとイスラエル―パレスチナ問題の構図</a><br />
2008.10.22: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/10/post-118.html">香港とシンガポールの違い</a><br />
2008.08.22: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/08/olympic-1.html">Olympicと国家</a><br />
2008.06.20: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/06/-arbitrage.html">美の基準 ～民族を超えたArbitrage</a><br />
2008.05.13: <a href="http://www.ichizoku.net/2008/05/post-44.html">語録 ～中国のお友達</a></p>]]>
        
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