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あけましておめでとうございます。数値が出揃ったところで2013年の世界の株式市場を振り返ってみます。年末にも少し触れたようにエマージングが壊滅、特にエマージング通貨がほとんどドルを下回り、ドルを上回った通貨は、EUR、CHF、CNY、GBP、KRWとなっています。円はインドネシアルピア並みに下落しています。日本居住の皆さん、いいですか? あなたの円建て資産は18%も下落しているのです。「円安で外貨預金が儲かった」などと言っている閉鎖的な見方をしている諸君はこのグラフをよく見て世界で何が起きているかを認識すべきです。アベノミクスなど起きていない。米国主導の世界景気に引っ張られているだけの結果であり、日本株はS&P500を下回っているのが現状なのである。

2013-World-Index-Perf.jpg

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記事を書く都合で12月20日のデータを前提としています。12月30日20時のリアルタイムを持ってしても、2013年のリターンには少し足りないので、正確なデータは来年以降。


2013年 ブルームバーグで最も読まれたニュース

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私の個人的見解では、バーナンキの量的緩和縮小宣言と日銀黒田総裁の未曾有の量的緩和の2つが大きいと思うのだが、大事なニュースと読まれたニュースでは意味合いが若干異なるのでね。1位が5月23日のバーナンキ・ショックの15番、2位が4月4日の黒田バズーカーの14番だと思うのだが、最も読まれたのは日付は同じであるものの、米国量的緩和には一切触れていない株が下がったとだけ言っている記事。

2013-World-Wide-READ.jpg

英語版では、ボストンマラソン爆破事件が1位だという。くだらない結果と思うのだが、インターネットで適当に検索するともっとおぞましいニュース、ニフティ?かなにかで最も読まれたニュースのタイトル「コーラの味は何味?」ですよ・・・。ちょっともう次元が違いすぎてついていけませんw


2013年 世界の株式市場と通貨

2013-World-Equity-Indices.jpg

おおむね好調ですね。米国・欧州・日本ともにドル中立で公平に見ると、+25%と言ったところでしょうか。
ところが気になるアジアは・・・壊滅。

2013-Asia-Equity-Indices.jpg

5/23のバーナンキ・アタックを皮切りに、株価・通貨ともに下げたまま回復せず。アジア株式市場は日本を除き全滅、アジア通貨は日本を含めて全滅、ただし中国人民元はアジア唯一の対ドル上昇通貨である。不思議なことに私は、アジア唯一の上昇通貨である人民元を持っているので、それ今年を売っていたw こうして見れば、私の取っている行動、すなわちアジア一国一愛人構想は遊びか? 相場変動に応じた理にかなった行動だろう? 


2013年 アジア一国一愛人構想

2月 日本 歯の治療と健康保険
4月 タイ ソンクラン バンコク・シラチャ・ウドンタニ・バンコク・パタヤ
6月 インドネシア ジャカルタでアパート暮らしをしてみた
8月 フィリピン ボラカイは投資一族の継承、マニラで初フィリピン
10-11月 タイ バンコク・シラチャ・ナコンファノム・サコンナコン・ノンカーイ・リー・チェンマイ、バンファイパヤナークとロイクラトン
11月-12月 中国 香港・広州・(香港・羅胡)^3 中国の石市場と人民元

中国、日本、インドネシア、タイに2013年からフィリピンを加えてみたが、やはり5カ国フォローとなるといくら私が暇人とはいえスケジュールが限界に達してしまっており、シンガポールにほとんど滞在できないほどである。そしてこうして見ると、タイや中国では国内移動が目立ち、自由に飛びまわれる環境が整いつつあるのに対し、日本、フィリピン、インドネシアはまだ一箇所にとどまって様子をうかがっている状態であるのが明確に分かる。フィリピンとインドネシアはまだちょっと怖い、経験・人脈が狭いことが要因と言えよう。2014年も継続し、長い目でこれら5カ国の中で行動範囲を広げていく予定である。

2013年の株式市場においてアジアが出遅れ感があるとはいえ、実弾にはまだ早すぎる。もっと深刻な状態が近い将来必ず来る。その時、アジア一国一愛人構想が火を噴くことになろう。

【ニュースにいちやもん】
2013.04.30 わが闘争 上 民族主義的世界観 6/7 ~国際金融資本
2013.01.10 安倍氏カムバック賞、今年のアジアの受賞者一覧-ペセック
2012.08.28 「長く付き合った恋人」に、こだわってしまう理由
2012.02.23|SGP 4Q GDP -2.5%がなぜかメシウマ
2011.12.14: 今年最も読まれたニュース 2/2 海外編
2011.08.01: 九州新幹線全線開業のCM
2011.06.02: AIG株87億ドル相当を売却、1株29ドルで-米財務省
2010.12.10: {わかりやすさ}の勉強法
2010.02.26: 日本の新興企業 アジア市場が上場誘致
2009.12.21: 君は日本国憲法を読んだことがあるのかね 
2009.12.02: 金融犯罪に手を染めた元米ミス・ティーンの転落人生
2009.09.15: OptionのNewsはどうしてこうも気色悪い書き方なのか
2009.03.26: 中国人民元先物?
2008.01.02: いきなり暗い 元旦の日経トップ記事












マーサー調べの情弱外国人のための経費で生活する人の生活費番付で、私の私生活とは全く関係なく、何の役にも立たないのは明らかなのだが、当ブログもしつこく追い続けているので、記録として保存しておこう。

mikuni-Burma.jpg
適当に貼り付けた写真なのだが、しかし・・・見れば見るほど親子くりそつですね。

7月23日(ブルームバーグ):外国人にとっての生活費ランキングで、昨年トップの東京が3位に後退した。マーサーが214都市を比較した調査で分かった。マーサーの今年のワールドワイド・コスト・オブ・リビング調査によると、1位はアンゴラの首都ルアンダ。輸入物価の高さと安全確保のための警備のコストが響いているという。2位はモスクワ。4位以下はチャドの首都ヌジャメナ、シンガポール、香港と続く。7-9位はジュネーブ、チューリヒ、ベルンのスイスの3都市が占め、10位はオーストラリアのシドニーだった。

ランキングをまとめたナタリー・コンスタンティンメトラル氏によると、ユーロが対ドルで上昇したことから欧州の都市の生活費は総じて上昇。一方、日本を中心にアジアは自国通貨安で順位が下がったという。ブルームバーグ為替相関指数によるとユーロは過去1年で9.4%上昇、円は24%下落。大阪と名古屋は生活費が最もかさむ10都市から姿を消した。マーサーはニューヨークを基準に各都市の生活費を比較する。住居費がしばしば、外国人にとって最大の費用となるという。「2寝室の高級マンション(家具なし)」はルアンダでは6500ドル(約65万円)、モスクワは4600ドルだった。

原題:Angola Capital Overtakes Tokyo as Most Costly City forExpats(抜粋)


http://www.mercer.com/press-releases/cost-of-living-rankings#City_rankings

を見ながら、ランキングを抜き出そう。

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自然人も、経済合理性を追求すると行動が法人化してくる。シンガポールに住む理由として、法人ならば、法人税、法人維持コスト、地理的条件(東南アジア各国へのアクセス)を考えているだろう。誰一人として、暖かいから(気候)、飯がうまいから、女の子が可愛いからなどという形容詞表現の感情論では動かない。アジア一国一愛人構想を東南アジアに大きく舵を切るものとした、約1年ほど前の宣言を再度見直すと同時に、今日は、収益を最大化する経済集団である企業活動になぞらえて、アジア一国一愛人構想の新展開を説明していこうと思う。

トヨタのような大企業であれば、その巨大な資本力のみでアジア展開・戦略を実現できよう。資本が大きすぎて、その影響は工場を作るだけにとどまらず、電力・水道インフラ、道路・港などの整備を含めて、"産業・経済そのものを創生する"という一大事業なのである。具体的な例としてインドネシアにおける自動車産業の存在感を挙げて今まで説明してきた。一方で、もう少し小さな組織の場合、自分自身の資本力で産業を創生し、経済を押し上げていくようなことはできない。地元経済にインパクトを与える大資本に対して、過小資本は地元文化に溶け込みながら、より局所的な範囲で、ゲリラ戦を展開していくこととなろう。その際に有効な手段なのが、私が提唱するアジア一国一愛人構想なのである。

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72㎡の立地だけ無駄に超最高なマンションがあったとしたら200,000USD=1800万円。んーーーー?? これ月の家賃じゃねぇだろと思って英語の記事を読んでみたら、やはり年単位のようで、かつまたカバレッジの範囲もかなり広かったので転用します。

1sq ft=929㎠=0.093㎡なので居住用のマンションなどでありそうな広さだと70-80㎡(800sq ft)、大型のオフィスビル想定だと500㎡くらいだろうか。日本の民感覚でチェックするために、民感覚のマンションの月の家賃でこれらの数値を解釈するには60%かけて、万円と解釈すればいいので、香港のセントラルは150万円/月。うーん、ヒルズ並みですね。丸の内は120万円/月。良いですねぇ。丸の内の広さ70㎡の民マンションの家賃120万円!! 

シンガポールは60万円。ここでこの調査結果の気になるところは、香港はセントラルとか細かい地名が書いていあるのに、サンパウロやシンガポールになると、バサッとシンガポールとだけ書いてあるだけでどこの話なのかまったくわからないという怪しさだ。シンガポールとしか書いて無いが、シンガポール全土がこの価格と言うことはありえなくて、かなり高い物件の値段であろうと想像できる。シンガポールのコンドミニアムなら1000Sq Ftちょっとくらいが標準的であるから80万円家賃12,000SGD/Monthとなるが、コンドミニアムレベルだとなかなか珍しいくらいの高級物件となり、ラッフルズプレイスかオーチャードの最新オフィス物件最上階くらいの価格のような気がする。

61位にジャカルタが50USD/sq ftであるから、民マンションの広さが30万円計算。これもジャカルタ中でも旧日航ホテル以南の高級オフィス街エリアの話で、800sq ftの居住用マンションで30万円以上は探すのが難しいだろう。おそらく、ここで出している数値は、「えっ、ウチ丸の内だけどこんなに払ってないよォ」という反応が多そうな価格で、各都市の最新・最高級オフィス物件の価格に近いと思われるが、不動産の専門家、もしくは実際居住されている読者のみなさんはどのような感想をお持ちになるでしょうか。

あとは数値ばかりなので少し癒し系画像を。トヨタを退社なさったようでお疲れさまでした。
mikity-1sqft.jpg

Date: Jan 8 2013 丸の内・大手町が3位-CBREの世界オフィス賃貸市場ランキング

【記者:Ainhoa Goyeneche】
 1月7日(ブルームバーグ):CBREリサーチは世界のオフィス賃貸市場ランキングをまとめた。133市場を対象とした2012年7-9月(第3四半期)の調査では、96市場で賃貸料が前年同期比で上昇した。

 サンフランシスコが最大の36.4%の値上がりとなった。ランクは26位。香港は最大の値下がりを記録したものの、ランキングでは首位と、世界一高いオフィス賃貸市場となった。

順位   都市            賃貸料=米ドル 前年同期比
                  (平方フィート)  変化率

1   Hong Kong (Central), Hong Kong 246.30 -17.8%
2 London-Central(West End), United Kingdom 219.81 1.7%
3 Tokyo (Marunouchi Otemachi) , Japan 197.27 0.0%
4 Beijing (CBD), China 184.95 7.4%
5 New Delhi (Connaught Place - CBD), India 183.30 -1.2%
6 Beijing (Finance Street), China 179.57 19.7%
7 Hong Kong (West Kowloon), Hong Kong 174.13 7.1%
8 Moscow, Russian Federation 172.82 4.7%
9 London - Central (City), United Kingdom 131.76 2.1%
10 São Paulo, Brazil 130.07 6.1%
11 Mumbai (Bandra Kurla Complex), India 122.19 -4.1%
12 Rio de Janeiro, Brazil 121.40 1.0%
13 Paris Ile-de-France, France 119.78 0.1%
14 Sydney, Australia 119.04 1.3%
15 Shanghai (Pudong), China 116.36 19.5%
16 New York (Midtown Manhattan), U.S. 114.30 1.1%
17 Shanghai (Puxi), China 108.25 -3.4%
18 Geneva, Switzerland 105.28 2.4%
19 Singapore, Singapore 104.66 -17.7%
20 Perth, Australia   96.91 9.9%

賃貸料はサービス料や税金を含む。変化率は現地通貨で算出。CBリチャード・エリス・グループのウェブサイト  www.cbre.com

原題:Hong Kong, London, Tokyo, Most Expensive Office Markets(Table)(抜粋)

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Rank     City                                     USD sqf*/year       YoY%
3Q 2012                                                 3Q 2012     Change
============================================================================
1      Hong Kong (Central), Hong Kong                    246.30     -17.8%
2      London - Central (West End), United Kingdom       219.81       1.7%
3      Tokyo (Marunouchi Otemachi) , Japan               197.27       0.0%
4      Beijing (CBD), China                              184.95       7.4%
5      New Delhi (Connaught Place - CBD), India          183.30      -1.2%
6      Beijing (Finance Street), China                   179.57      19.7%
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Rank     City                                     USD sqf*/year       YoY%
3Q 2012                                                 3Q 2012     Change
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7      Hong Kong (West Kowloon), Hong Kong               174.13       7.1%
8      Moscow, Russian Federation                        172.82       4.7%
9      London - Central (City), United Kingdom           131.76       2.1%
10     São Paulo, Brazil                                 130.07       6.1%
11     Mumbai (Bandra Kurla Complex), India              122.19      -4.1%
12     Rio de Janeiro, Brazil                            121.40       1.0%
13     Paris Ile-de-France, France                       119.78       0.1%
14     Sydney, Australia                                 119.04       1.3%
15     Shanghai (Pudong), China                          116.36      19.5%
16     New York (Midtown Manhattan), U.S.                114.30       1.1%
17     Shanghai (Puxi), China                            108.25      -3.4%
18     Geneva, Switzerland                               105.28       2.4%
19     Singapore, Singapore                              104.66     -17.7%
20     Perth, Australia                                   96.91       9.9%
21     Caracas, Venezuela                                 95.68      -3.4%
22     Washington, DC (Downtown), U.S.                    94.51       0.0%
23     Dubai, United Arab Emirates                        92.56       3.0%
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Rank     City                                     USD sqf*/year       YoY%
3Q 2012                                                 3Q 2012     Change
============================================================================
24     Seoul (CBD), South Korea                           91.28       0.8%
25     Mumbai (Nariman Point - CBD), India                90.80      -7.4%
26     San Francisco (Downtown), U.S.                     90.00      36.4%
27     Zurich, Switzerland                                87.98      -5.3%
28     Boston (Downtown), U.S.                            87.50      12.9%
29     Istanbul, Turkey                                   82.78       0.0%
30     Brisbane, Australia                                79.04       1.7%
31     Luxembourg City, Luxembourg                        77.94       0.0%
32     Los Angeles (Suburban), U.S.                       76.84       3.0%
33     Stockholm, Sweden                                  76.35       0.0%
34     New York (Downtown Manhattan), U.S.                74.93       7.3%
35     Seoul (Yeouido), South Korea                       74.27      19.6%
36     Milan, Italy                                       74.21       0.0%
37     Guangzhou, China                                   72.88      -7.1%
38     Bogota, Colombia                                   70.76       3.5%
39     Calgary (Downtown), Canada                         70.59      11.1%
40     Aberdeen, United Kingdom                           70.20       2.9%
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Rank     City                                     USD sqf*/year       YoY%
3Q 2012                                                 3Q 2012     Change
============================================================================
41     Manchester, United Kingdom                         69.80       2.3%
42     Edinburgh, United Kingdom                          69.02      -1.1%
43     Taipei, Taiwan                                     68.57      -0.7%
44     Birmingham, United Kingdom                         68.36       0.0%
45     Toronto (Downtown), Canada                         68.00      -4.2%
46     Vancouver (Downtown), Canada                       67.20       9.2%
47     Frankfurt am Main, Germany                         66.31       0.0%
48     Bristol, United Kingdom                            65.10       3.8%
49     Oslo, Norway                                       64.91       2.9%
50     Glasgow, United Kingdom                            64.31       1.2%
51     Ho Chi Minh City, Vietnam                          62.39      -8.9%
52     San Francisco (Peninsula), U.S.                    62.10      28.6%
53     Melbourne, Australia                               61.60       1.9%
54     Washington, DC (Suburban), U.S.                    60.00       2.0%
55     Jersey, United Kingdom                             59.61       0.7%
56     Rome, Italy                                        59.10      -2.2%
57     Tel Aviv, Israel                                   58.32      -6.0%
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Rank     City                                     USD sqf*/year       YoY%
3Q 2012                                                 3Q 2012     Change
============================================================================
58     Leeds, United Kingdom                              58.04       0.0%
59     Buenos Aires, Argentina                            55.74      -1.1%
60     Munich, Germany                                    55.64       5.4%
61     Jakarta, Indonesia                                 53.38      28.7%
62     Santiago, Chile                                    53.00       3.5%
63     Hanoi, Vietnam                                     52.69      -4.2%
64     Warsaw, Poland                                     52.59       3.1%
65     Brussels, Belgium                                  52.15       0.0%
66     Madrid, Spain                                      51.89      -1.6%
67     Houston (Downtown), U.S.                           51.88       7.8%
68     Dublin, Ireland                                    51.87      -5.9%
69     Abu Dhabi, United Arab Emirates                    51.85      -4.7%
70     Mexico City, Mexico                                51.66      -1.9%
71     Liverpool, United Kingdom                          50.20       1.6%
72     New Delhi (Gurgaon), India                         49.91       1.4%
73     Helsinki, Finland                                  49.78       3.8%
74     Auckland, New Zealand                              49.59       0.9%
============================================================================
Rank     City                                     USD sqf*/year       YoY%
3Q 2012                                                 3Q 2012     Change
============================================================================
75     Adelaide, Australia                                49.57       1.3%
76     Chicago (Downtown), U.S.                           49.15       2.6%
77     Amsterdam, Netherlands                             49.08      -0.3%
78     Prague, Czech Republic                             47.33       0.0%
79     Montreal (Downtown), Canada                        47.30       0.0%
80     Kuala Lumpur, Malaysia                             47.06       0.0%
81     Los Angeles (Downtown), U.S.                       46.17       2.5%
82     Lyon, France                                       45.88       1.4%
83     Southampton, United Kingdom                        45.88       0.9%
84     Athens, Greece                                     44.03      -9.5%
85     San Jose, Costa Rica                               43.80      -2.1%
86     Houston (Suburban), U.S.                           43.66       8.8%
87     Gothenburg, Sweden                                 43.29      10.2%
88     Vienna, Austria                                    43.03       2.7%
89     Calgary (Suburban), Canada                         42.74      16.3%
90     Seattle (Downtown), U.S.                           41.89       2.9%
91     Hamburg, Germany                                   41.79       3.8%
============================================================================
Rank     City                                     USD sqf*/year       YoY%
3Q 2012                                                 3Q 2012     Change
============================================================================
92     Panama City, Panama                                41.06      11.6%
93     Boston (Suburban), U.S.                            40.80       6.3%
94     Guadalajara, Mexico                                40.67      -5.3%
95     Copenhagen, Denmark                                40.55      -0.5%
96     Wellington, New Zealand                            40.52       2.9%
97     Bangalore (CBD), India                             40.49      12.8%
98     Marseille, France                                  40.48       0.0%
99     Canberra, Australia                                40.19       0.9%
100    Vancouver (Suburban), Canada                       39.79       0.7%
101    Monterrey, Mexico                                  38.77      -3.6%
102    Budapest, Hungary                                  38.57       0.0%
103    Seattle (Suburban), U.S.                           38.19      21.8%
104    Bratislava, Slovakia                               38.12       0.0%
105    Denver (Downtown), U.S.                            37.75       8.9%
106    Dallas (Suburban), U.S.                            37.59       5.1%
107    Berlin, Germany                                    36.57       0.0%
108    Toronto (Suburban), Canada                         35.76       0.0%
============================================================================
Rank     City                                     USD sqf*/year       YoY%
3Q 2012                                                 3Q 2012     Change
============================================================================
109    Lisbon, Portugal                                   35.46       0.0%
110    Bucharest, Romania                                 34.78      -2.0%
111    Barcelona, Spain                                   34.65      -3.4%
112    Belfast, United Kingdom                            33.73       0.0%
113    Lille, France                                      33.41       0.0%
114    Montreal (Suburban), Canada                        32.77       0.0%
115    Atlanta (Downtown), U.S.                           32.69       0.6%
116    Rotterdam, Netherlands                             32.56      -0.4%
117    Manila, Philippines                                32.45       8.4%
118    Lima, Peru                                         32.27      15.7%
119    Dallas (Downtown), U.S.                            30.96       2.8%
120    Belgrade, Serbia                                   29.63       1.5%
121    Denver (Suburban), U.S.                            29.50       0.1%
122    Bangkok, Thailand                                  29.44       5.8%
123    Valencia, Spain                                    27.73      -6.9%
124    Atlanta (Suburban), U.S.                           27.72       0.1%
125    Chicago (Suburban), U.S.                           27.25       0.9%
============================================================================
Rank     City                                     USD sqf*/year       YoY%
3Q 2012                                                 3Q 2012     Change
============================================================================
126    Sofia, Bulgaria                                    26.08      -3.0%
127    Malaga, Spain                                      24.47     -10.8%
128    Johannesburg, South Africa                         23.64       2.9%
129    Oporto, Portugal                                   23.17      -6.4%
130    Palma de Mallorca, Spain                           22.34      -0.4%
131    Thessaloniki, Greece                               22.13     -14.8%
132    Durban, South Africa                               17.56       4.0%
133    Cape Town, South Africa                            12.83      -5.0%
============================================================================

【世界ランキング・比較 暮らし】
2012.08.27 世界で最も生活費高いのは東京
2012.01.18|日本はほぼ中産階級だけで構成される類稀な国家
2011.11.15: 米ハーバード大が2位に転落、カルテックが首位
2011.04.12: 東大が世界の大学トップ10入り、上位はハーバードとMIT-英調査
2010.12.21: 良い女ランキング ~その辺のお嬢さんでは、いやなんです
2010.09.13: 外国人にとって世界一住居費が高いのは東京
2010.04.01: アジア人が暮らしやすい都市、1位はシンガポール
2009.10.19: 世界の大学ランキング 
2008.08.15: 世界各都市生活費指数 Part2 
2008.04.21: 世界各都市生活費指数





あけましておめでとございます。今年もよろしくお願いします。

2012年を振り返って株式市場を眺めると、
2012-World-Equity-Index-Performance.png

指数の単純なPrice Return(配当を含まない)をドルで統一したパフォーマンスで比較する(円で統一しても良いが)とアメリカ S&P500は+13%。これを標準とするとユーロ圏16%、イギリス10%が大体似たようなレベルで、ドイツが30%、スペインが-3%というのがユーロ圏経済の象徴的な動きと言えよう。

気になるアジア圏の動きを見ると、好調なのは東南アジアのフィリピン42%、タイ40%、シンガポール27%、一方不調なのは、中国(CSIで+9%、上海総合で4%)、日本、TOPIXで+5%、それからインドネシア+5%である。日経平均の円建てリターンで見ると+23%で、S&P500をしのぐ勢いに見えるが、国際比較の場合には、通貨を統一しないと意味が無いので、このような見方になる。

日本市場はREITが好調で19%、Mothersが不調-9%。Core30も11%とまずまずなので、外国人投資家が有利で、我らがジャスダックも2.2%奮わないことから、個人投資家には厳しい1年だったかのように思える。


私個人としては、株式は好調で、日本株は円建てで22%なので、ドル建てで統一すれば11%程度で、日本市場の株式プレイヤーとしては、そこそこ頑張ったと言えよう。全体としてはS&Pのドル建て+13%を下回り+8%程度にすぎない。マイナス要因は、円安とMF Globalの倒産・回収劇が一段落したので、怪しげな不良債権の評価の損を確定させたことによる。(痛いっす、うっうっ、誰か僕にズボンを買ってください。下着・トランクスも常時募集中です。それからバス・タオルも酷い状態だな、大穴があいていて二つに分裂しそうだ。実家から盗んでくるか・・・)

ドル建てリターンで計算すると日本居住者諸君は今年はなかなか厳しい結果になったのではないだろうか? いかがでしたか?


ついでに主要通貨とアジア通貨の2012年の動きも観測しておくと、
好調なのは韓国ウォン+8.3%、フィリピンペソ6.9%、シンガポール・ドル6.2%不調なのは日本円が-10.7%、インドネシア・ルピーは-7.4%、米ドル0%(ドルに対して下がった通貨はほとんどなかったという意味で)である。高いシンガポールドルを売って、インドネシアで遊んでいたのは正解であるが、こうしてみると日本で遊ぶの悪くないな。

というわけで、安い円をエンジョイしに(ってほど安くないが)、来年は久しぶりに日本に帰ります。為替というより今年は民事上の問題を抱えていて、帰りたくなかったのです。綺麗に片付いたので、そろそろ凱旋帰国でもしようかというだけなのですが。あくまで民事上の"問題"であって、民事訴訟・民事裁判を抱えていたわけではありませんから、その点はご心配無く。

今年のマーケットの象徴と言えば何ですかね?

ブルームバーグの最も読まれた日本語版は、JPMのトレーディングの損だ、野村のインサイダーだと、相変わらずの下品すぎる業界の内輪ネタがトップに上がってきてしまうので無視して、個人的な見解を述べると

グローバル:Facebookの上場騒動
日本:AIJ投資顧問

かなーと思っています。

期待はずれの超大型IPOでメシウマだったというだけなのですけどねw (もれなく私も"人の不幸と噂"が好きな下品な証券業界人だ)

AIJはねぇ・・・、私もファンド業界は素人並みの知識しかないのですけどね、職業柄デリバティブでしょう? お客様からその存在は教えていただいてまして、「デリバティブのファンドありますよ。かなり大きくて、なんでも負け知らずだとか・・・」と去年かおととしには聞いていて、聞けば聞くほど怪しいなーと思ってました。ただ、まったく情報公開していないので、「これ詐欺っすよ」とは大きな声では言えませんでしたが、仲の良い人だけに小さな声で、「公開資料が見当たらないので、確定的なことは言えませんが、負け無しってのは大体・・・。僕を見てください!僕は普通に負けたり勝ったりです。」って妙な負けてるアピールしたことをはっきり覚えてます。去年ニアミスして、運用グループの人に会うか?ってことになりそうだったので、暇なくせに「スケジュールの調整が困難」と逃げてました。

一部の人には、事件発覚前からAIJには警告を発していたデリバティブ専門家として、ご評価いただけたのですが、全般としては風評被害と言うか、はたから見れば「デリバティブ運用を謳っているオフショア・ヘッジファンド」という観点では同一視される傾向が強く、私は間接被害にあった一人であると言えましょう。

【市場概観】
2012.09.07 金融崩壊 昭和経済恐慌からのメッセージ 1/4~1910年大戦景気
2011.01.25|政治と株価 総理就任期間と株価の相対パフォーマンス
2010.09.21: 株メール Q8.レバレッジの効用と弊害
2010.05.12: 中国株先物が取引が開始
2010.03.30: 日経平均配当指数 そもそも日経平均が変な指数
2009.12.14: HとAどっち?
2008.10.15: 製造業至上主義的産業構造分析
2008.07.17: 車業界勢力図
2008.06.19: 原油先物の取引高
2008.01.14: またも出た 異なる時価総額ランキング
2007.12.29: 時価総額の計算方法
2007.12.21: 小型株は一部割安感有り
2007.11.30: 中国株はチキンレース



国民の豊かさを示す指標として、よく使うのは、平均所得と一人当たりGNIですが、データがとりやすいという理由だけで、一人当たりGDPを使っても、桁は変わらんだろうということで、それで計算してみましょう。

世界で見た場合、一人当たりGDPは9,000USDです
で先日、年収80万円=10,000USD以下の人を貧困層として定義してみようということでした。既に50%を越える人が貧困層だということは確定です。
GDP-per-head.png

一人当たりGDPが10,000USD以下の国の人口を数えて近似してもいいのですが、分布も若干は考慮したいので、上位10%の所得占有率を使って、上位10%と下位90%の一人当たりGDPを計算してみました。中国も上位10%は14,505USDあるので、貧困層ではない、下位90%は3,257USDなので、中国の90%、12億人が貧困層と、かなりいい加減な近似をしています。
ちなみにこの計算ですと、インドは全員貧困層になるわけですが、確かにあの町を歩くと、ほぼ全員貧困層に見えるので、感覚的にはしっくり来ます。アメリカには貧困層が居ないことになってしまい、この辺りが、ちょっといい加減すぎる推定なのですが・・・
要は・・・80%が貧困層に相当しそうだということが推測できます。

ですから、例の所得による分類というのは、常識的には以下のようになります。
global-dist.png

日本の一人当たりGDPは・・・42,783ドルもある!! 日本の下位90%は37,221ドルです。平均とほとんど差がありません。ちなみに下位90%が日本より高い国はカナダ38,586ドルだけです。オーストラリアやルクセンなどもおそらく高いのですが、人口が少ないので、今回は無視しています。

絶対的な数値のレベルから見ると、日本には貧困層はいない。路上生活者の方がいらっしゃるので、収入は10,000ドルに満たないと定義上は貧困層ですからゼロというのは間違いです。ただ、いない推定としているこのモデルは、直感的に納得できます。麻薬や武器を売っている子供や、寒空の下裸足で物乞いをする幼児、舗装されていない土埃舞う道路に赤ちゃんが置いてあったりする風景を日本で見ることは難しいです。本当の貧困で犠牲になるのは力のない子供です。

ではもう少し身近な例で、こういうことがありました。フィリピン・パブにて・・・
ピーナが私の手を取って言いました。
ピーナ「見てよ、苦労の無い手。彼は働いたことがない!」
わたし「いや、毎日働いてるよ。ではお前の手を見せてみろ。」
ピーナ「私の手は・・・」
と言って恥ずかしそうに手を隠しました。おそらくフィリピンの奥地の農村で小さい頃から農作業を手伝わなければならない環境に育ったのでしょう。現代の日本で、手に苦労が表れている若い女性・・・発見するのはとても難しいと思います。

【世界ランキング・比較 経済】
2011.10.21: 中国の長者番付:資産7200億円
2010.10.12: 世界のトップ企業50 その産業構造から日本の将来を考える
2009.09.02: 2009年World's BillionairesのPeformance 
2008.07.17: 車業界勢力図 
2008.06.30: World Currency Performance 
2008.04.22: 見ていて楽しいWorld Billionaires 
2008.01.25: 年初来の株式指数パフォーマンス比較
2008.01.17: 世界の貿易収支





ロウアーミドルの衝撃を読んで・・・一言で最初から斬っていきましょう。

本を読む前に、表紙は見るわな。こう書いてあります。今や日本人の8割が「中流の下」(ロウアーミドル)以下。
そして裏表紙には以下のような円グラフが載っています。

lower-middle.jpeg

私の眼から見れば、この分類はすべて中産階級内の細かい分類に過ぎず、貧困層、中産階級、上流階級で分けたら日本はほぼ100%が中産階級にはいる類稀な国家なのです。

これ言っちゃうと売れるものも売れなくなる。大前研一はそこをわかっていながら、あえてどうでもいい誤差を取り出して煽っている商売人なんだわ。

大前さんの1000万以上でアッパークラスって間違ってるから。(笑、というか爆笑) 下記はWikipediaからの抜粋ですが、一般的なUpper Class=上流階級の解釈としては妥当なところです。

上流階級(じょうりゅうかいきゅう、Upper class)は、社会的に上層に位置する階層から成る階級。社会学などでは大きな富、そして政府などの権力と近い地位を持った、貴族や大地主、大企業オーナーなどからなる社会階級として定義される

年収1000万以上じゃなくて、資産総額1000億円以上の間違いですw

ちなみに中産階級はブルジョワジーと言われています。日本という国は、年収300万円ももらってるブルジョアジーが、「俺って超貧乏」って言ってるゆとり国家ですから。どこの国に、太ってインターネットやってる貧困層が居るんですか?

ロウアークラスと書いてありますがLower Classは酷い言葉で、訳するならば下層階級です。労働者階級を含む意味もあるらしいですが、下層階級という言葉は日本では、所得や富で区切る意味だけではないような気がします。

なのでここではより経済的な概念としてのロウアークラスとして、貧困層を定義づけたいと思います。貧困には絶対的な貧困と相対的な貧困があり、絶対的な貧困の定義はかなり低くなっていて、世銀の所得基準による貧困は年間400ドル以下です。ちょっと低すぎて日本人の想像を超えてしまいます。

人気の記事 発展途上国の定義から引用しますが、
http://www.ichizoku.net/2008/11/post-130.html

(1)低所得国(LIC)は1人当たり年GNIが745ドル以下の国および地域。
(2)低位中所得国(LMIC)は746ドル以上2975ドル以下の国および地域。
(3)上位中所得国(UMIC)は2976ドル以上9205ドル以下の国および地域。
(4)高所得国(HIC)は9206ドル以上の国および地域。

ということであり、日本の外務省は、9,000ドル以下だとODAが必要な貧困に苦しんでいる国という認識です。
外務省に習うならば、年収と一人あたりGNIは違うのですが、似たようなレベルと近似し、年間9,000USD以下だと貧困層とすると大分感覚が追いついてきたのではないでしょうか?

しかし、それでも10,000USD=80万円ですから、日本人にとって80万円というのは労働の対価である年収ではなく、アルバイト収入とみなすのが一般的かと思います。

では年間10,000USD以下という所得を貧困の定義としたら、世界でどのくらいの人が貧困に値するか、想像できますか?
その答えはまた後日にしましょう。

【世界ランキング・比較 暮らし】
2011.11.15: 米ハーバード大が2位に転落、カルテックが首位
2011.04.12: 東大が世界の大学トップ10入り、上位はハーバードとMIT-英調査
2010.12.21: 良い女ランキング ~その辺のお嬢さんでは、いやなんです
2010.09.13: 外国人にとって世界一住居費が高いのは東京
2010.04.01: アジア人が暮らしやすい都市、1位はシンガポール
2009.10.19: 世界の大学ランキング 
2008.08.15: 世界各都市生活費指数 Part2 
2008.04.21: 世界各都市生活費指数

今日は素人読者のための漫画で見る2010年世界の株式市場。

今年も残すところ後1ヶ月というところで、世界の株式市場の年初来のリターンを見つめています。
世界の主要指数一覧 特に一番右の%YtdCurにご注目いただきたいところです。
%Ytd Year to Dateで、年初来のパフォーマンス、%YtdCurはUSDで為替調整した、年初来のパフォーマンスです。
wei.gif

大雑把に言えば、アメリカまぁまぁ、アジアダメ、ユーロ圏はもっとダメダメ。ドイツは頑張ったみたい。
まー、しかし上記表10のEuro Stoxx(欧州)とS&P 500(米国)の開きは結構酷い。Ratioを見てみよう。
spx-sx5e-ratio.gif
ボトムが09年3月初頭なのは同じで、よーいドン。チャンチャカチャンチャカ。09年10月にユーロ早くもピークを迎え・・・
ギリシャショックを伴い今年の5月6月に沈む・・・、アメリカは地味に上げ続け今がピークに近いと。

ではCorrelationはどうなのだろうか?
price-cor.gif
BBGのBETAという機能でCorrelationタグを選ぶと・・・あん? 120日Correlationが0.99だった?? 
おかしいだろ? と思いつつ、計算方法を確かめてみたらなんとPrice Correlation。
確かに価格でそのままCorrelationを取るとこんな感じになる。
return-cor.gif
一方で通常、我々が目にするReturn Corを見ると安心な数値。しかし、Price Correlationなんて
見たことなかったが、これある意味新発見で、ギリシャ危機の影響がCorrelationにモロに反映される。慣れ
ていないので、Price Correlationの数値自体の意味は不明だが、グラフとしてみる分には面白い。

ダメなアジアと乱暴に言ってしまったが、まずドル建てリターンを見れば日本はアメリカ並みのまずまずの展開だ。
wei3.gif
何度も言うが測度変換、"ドル"で見るんだぞ。あるいは円でS&P500のリターンを見たって同じことだがな。
ダメなのは中国っつーことですね。時価総額加重とると中国に引っ張られてだめだけど、単純平均で見れば東南アジアの
インドネシア、タイ、フィリピン、マレーシアが絶好調なのでアジアは実は好調な地域だ。蛆虫シンガポールもその恩恵で
苦しゅうない。

まとめると今年は南米・東南アジアなど新興国好調、先進国の中の選別ではアメリカ・日本留まるもユーロ圏
(スペイン、イタリア特に)は低下が激しい。


【市場概観】
2010.09.21: 株メール Q8.レバレッジの効用と弊害
2010.05.12: 中国株先物が取引が開始
2010.03.30: 日経平均配当指数 そもそも日経平均が変な指数
2009.12.14: HとAどっち?
2008.10.15: 製造業至上主義的産業構造分析
2008.07.17: 車業界勢力図
2008.06.19: 原油先物の取引高
2008.01.14: またも出た 異なる時価総額ランキング
2007.12.29: 時価総額の計算方法
2007.12.21: 小型株は一部割安感有り
2007.11.30: 中国株はチキンレース

AsiaReit.png
REIT Indexのドル建てPerformanceを測定してみた。
表は日付から現在までのPerformanceを意味し、一番右の09 Perfだけは09年のReturnを示している。
確かに、新聞に書いてあるように、09年Returnはシンガポールが87%、中国が92%も上昇した中、日本は若干のマイナス
であったようである。イギリスやオーストラリアの地価下落は09年に入っても日本以上に弱含んでいるのも見逃せない。ただし今年
の年初来、すなわち右から二番目の紫、2009/12/25であるが、中国の不動産の下落が始まっている様子が見てとれる
また緑の2007/12/28はバブル頂点付近であり、台湾を除く殆ど全ての国において、バブル価格頂点まではまだ回復してい
ない
ことがわかる。一番左の2006/03/10は、白人社会、いわゆる欧米(ユーロ圏とイギリス)の不動産価格下落とアジア
地域(中国、インドネシア)の高騰が対比的に現れていて面白い。

WorldReitPerf.png
アジア・マネーの日本流入を期待しているようではあるが、こっちに住んでいるとそんな余裕があるようには思えない。
第一に、今年の年初来を見ると、マレーシア・インドネシアなどのイスラム圏は堅調なものの、中国、シンガポール、香港の地価上
昇は完全に止まっており、下落リスクに恐れ戦いている
のが現状ではないだろうか。

この前、シンガポールの外国人居住用の高級コンドミニアムの見学に行ったが、利回りベースで3.5~4.0%という話であった。
4%の物件は、目の前に工事が始まりそうな予感がする空き地があり、工事開始後は騒音で家賃は下げざるをえないことを織り込
んでいるようにも思えた。あまりに低いので、参加者全員がCapital Gain狙いの転売目的とは、不動産バブルの末期症
状にも見える。不動産ローンは2%で、外国人には3割程度の金を入れれば貸してくれるということは、レバレッジ込みで7%のリター
ン。価格下落でぶん投げリスク、空室リスク、修繕費、家賃下落リスク、取りたくねーな。

俺が不動産嫌いというのを差し引いて考えても、シンガポールの不動産高いような気がするんだが、読者諸君は買いたいかい?

【不動産関連記事】
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2009.10.05: 働く女性は美しい 勤務地のステータス
2009.05.29: TAXI やめました
2009.04.03: Singaporeの住宅の種類
2009.04.02: Singaporeの住宅と地理
2009.04.01: 賃貸にみるOptionality
2009.03.31: 新社会人の平均家賃額
2008.10.03: 土地信奉と不動産業
2008.09.15: 華やかなるSingapore女性

AsiaBudgetAir.png
記事によれば、なんと、エアアジアは年間乗客数で08年に1位だったシンガポールエアを抜いたようだ。
しかしだ、年間売上高を見ると、客単価が低いため、シンガポール航空の約1割にとどまる
すげーな、これ。10分の1で乗れるっちゅーことだよ。
アジアの近場(飛行時間3時間以内)に遊びに行くなら、通常の人間心理だったら格安航空になるわなぁ。

世界の航空業界勢力図を見るためにBBGのWorld Airline Indexを出してみよう。
BBGWorldAirlineIndex.png
JAL亡き後のAirline Indexは、中国バブルの台頭でAir Chinaがトップで、シンガポールエアは安定して2位。
エアフランスが沈み、米系エアが復活してきている様子が伺える。残念ながら記事上の格安航空会社は出てこない。

Singaporeに居住しているとお世話になる格安航空会社
会社名、銘柄コード、現地通貨建て時価総額、ドル換算時価総額で調べてみた。

AIAASIA , AIRA MK 3900MYR 1200USD
Tiger AIR , TGR SP 960SGD  690USD
Firefly (Malaysia Airの100%出資子会社)
Jetstar(Austraria カンタス系)
Silkair(Singapore Air子会社)

そして、最大手であるシンガポールエアと比べると・・・
Singapore Airlines, SIA SP 19,000SGD 14,000USD
綺麗に時価総額も10分の1である。

しかし、Air Asiaの血のにじむような企業努力の証ともいえる損益計算書を見て欲しい。
compare-sia-aira.png
左がAir Asia、そして右がSingapore Airの損益計算書5年分であるが、5年間の平均を取って、両社を比較して
みたところ、Air Asiaは、売上高営業利益率19%をたたき出し、純利益の不安定さは目立つものの、純利益率はほぼ等しい。
この事実は、消費者、そして社会にとって、賞賛に値する倹約経営と言えよう。

ここまで上げ上げしておいて、最後に興ざめするようではあるが、私の基本的ポリシーとして、自分自身が利用者、すなわちその
会社の売上に貢献する立場の場合、その会社の株は買わない
。Air Asiaは、その徹底してコストカットにより、顧客と株主という
ステークホルダーの間に利益相反があるとは言えない良い例ではあるが、そうは言っても売上は会社にとっての唯一ともいえる
Cash Inで、それが明らかに割安と思えるから利用しているのである。応援はするが出資はしない。今後ともAir Asiaの発展を祈る。

【企業経営関連記事】
2010.01.21: 上場会社のあり方 
2009.12.17: 俺の恋のライバルはツワモノ揃い
2009.07.31: 角栄の逃税学2 ~逆さ合併
2009.05.01: 私のケチの定義
2009.04.07: 六本木の元社長の会見
2009.02.25: 日本の長者番付 ~金融危機の果てに変わった勢力図
2008.09.29: 一族の覇権
2007.12.22: 株主還元とは?チャートに見る株主重視経営


アジア人が暮らしやすい都市、1位はシンガポール 日本も上位に 2010年03月24日 発信地:シンガポール

http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2712965/5532077

3月24日 AFP】24日に発表された「アジア人が暮らしやすい世界の都市」を選ぶ恒例の調査で、
シンガポールが首位の座を守った。2位にはオーストラリアのシドニー(Sydney)が入った。
 調査は人材コンサルティング会社ECAインターナショナル(ECA International)が毎年行って
いるもので、シンガポールの住みやすさの理由には、充実したインフラや医療サービス、低い
犯罪率、大気汚染の少なさなどが挙げられた

 シンガポールよりも下の順位になった中国の香港(Hong Kong)や北京(Beijing)、インドの
ニューデリー(New Delhi)などは、暮らしやすさを悪くする主な理由として大気汚染が挙げられた。
 ECAインターナショナルは「アジアの多くの都市では依然として大気汚染が大きな問題になって
いる。ニューデリー、北京、香港は大気汚染が最もひどいグループに入っている」と指摘している。
またアジア地域の多くでは、医療関連施設も問題だという。
 トップ15都市のなかに日本から神戸、横浜、東京が3~5位に入った。続いてデンマークの首都
コペンハーゲン(Copenhagen)が6位、オーストラリアのキャンベラ(Canberra)が7位、香港が
8位だった。一方、北京は100位、ニューデリーは185位だった。(c)AFP

そうか。では気になるランキングを下記から取ってこよう。
http://www.eca-international.com/showpressrelease.aspx?ArticleID=7140

まずはIn The World

BestLocationForAsian.png
シンガポール、横浜、東京、香港・・・、確かに苦しゅうないな。個人的には香港の評価は高いがなぁ。

次、In Asia

BestLocationInAsia.png
台北、マカオ、KL、バンコク、来た。やっぱニューデリは低いか。そりゃそうだ。プノンペンもな・・・。

充実したインフラや医療サービス、低い犯罪率、大気汚染の少なさ が評価の対象ということだ。

健康優良おじさんである私個人の評価では、医療とFresh Airの重きは軽く、それよりも、税率、物価、産業充実度が大
だ。それに加えて、女性の労働環境の整備も評価の対象にしたいところである。それが無いとタカリ女育成の温床となり、プライ
ベートライフなのに、財布が狙われているような気がして、男性諸君は萎えることも多かろう。メイドや育児支援、その根底にある男
尊女卑思想の撤廃が重要である。シンガポールでは男にだけ課せられた兵役があり、男は女性に比べて強制的に2年キャリアで
後れを取る
ことになるゆえ、男女間で優位が逆転する現象が起こっている。一方で女性は、出産は10ヶ月、かつ働けない時期は
もっと短く、出産時期も自分の意思で限界ギリギリまでは伸ばせる
ゆえ、出産のハンデを限りなく小さくできている現状がある。
そういったことを鑑みても、シンガポールに対して文句言ったら、世界中住むところ無ェっつーことで納得できる。

日本も税金さえ考えなければ良い所と思っているのは、日本人だけではないようで、同意できる。
神戸は行ったことがないから知らないが、横浜は閉鎖的、流れ者が少ないゆえに、確かに東京よりも洗練された部分もあろう。

犯罪率は下げるように操作できる。マカオでは、マネロンと博打と売春は国家産業として合法化してるから、他でやったら犯罪なの
だが、マカオ域内では犯罪にならないということに過ぎない

ただし、シンガポールの環境汚染問題に関しては疑問が残る。海を見ろよ。タンカーが至る所浮いていて、海は油だらけ。これで
環境が良い?

【世界ランキング・比較】
2009.10.19: 世界の大学ランキング 
2009.09.02: 2009年World's BillionairesのPeformance 
2008.08.15: 世界各都市生活費指数 Part2 
2008.07.17: 車業界勢力図 
2008.06.30: World Currency Performance 
2008.04.22: 見ていて楽しいWorld Billionaires 
2008.04.21: 世界各都市生活費指数 
2008.01.25: 年初来の株式指数パフォーマンス比較
2008.01.17: 世界の貿易収支
2008.01.14: またも出た 異なる時価総額ランキング
2008.01.06: 2008年 各国の祝日
2007.12.29: 時価総額の計算方法
2007.11.30: 中国株はチキンレース

六本木の社長が言う
http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10278188892.html

タクシー運転手はロンドンのタクシー「Black Cab」のように市内の全部の道を暗記しているとか、
そういう付加価値をつけない限り、最低賃金レベルの労働となる。車を運転できない人は
ほとんどいないからね。日本とロンドン以外のタクシーは私が知っている限りそうだ。NYのタクシー
運転手は大抵は移民したての英語もロクに話せない外国人が多い。


日本はまだGlobalizationに組み込まれていないということを実生活で例える社長に対し、私は数値のみでそれを示そう。

世界各国通貨の対ドルパフォーマンスのCorrelation Matrix
CcyCorMatrix(Weekly1yrCor).JPG
WeeklyのLog Returnに対して、1年分(52週)分のサンプル数を取って計算している。

少し話はそれるが、左上の6×6行列(EUR~CADまで)をみると、0.5-0.9の範囲にある。
0.8以上の相関ならば、Chartは見た目に区別がつかないくらい同じ
0.5以上ならば、若干の違いはあれど、かなり似たようなChartの印象になる。
つまり、これら先進国通貨は、没個性的で面白くない。多少のVolatilityの違いがあるだけに過ぎず長期的な
トレンドは同じであるということをこのMatrixが示している。。

Matrixで見ると見難いので、このCorrelationの平均値を取って一元化する。
ついでに計算期間1年に、2年、5年、10年加えた。
AverageCor.JPG
ほれ、一個だけすごい変な通貨があるな。我らがJPYである。
CNY、VNDはドルに不完全ペッグしているから、除去しても良いかも知れないが、上記の(1yrが一番露骨で良い)
通貨Correlation平均値こそが、各国のGlobalization指数と言えるだろう。

ついでに仕事の話なんだが、BRICs通貨のAverage Optionの提案が私の目の前を通り過ぎた。
実にくだらん眠いOptionだと思わんか? 最低のセンスの提案だね。はっきり言って。
AverageだよAverage! 正気とは思えないセンス。その根拠を示そう。

直近5年間のBRICs+EUR通貨のパフォーマンスチャートはこのようになる。約1年前の水準を100としている。
(赤がBRICs平均、黄色がEUR)
EURisBRICs.JPG
緑のCNY(中国元)と薄水色のRUBの作為的相場形成はちょっと目立つものの、平均してしまったBRICsの赤
は黄色のEURとなんら変わらない挙動を示している。

流動性は低い、BRICs通貨のOptionの流動性なんかもっと期待できない。
エマ通貨買い型で金利が高いほどFwdが安いが、残念ながらOff-Shore Rateも低い。
世界最大の流動性を誇るEURのオプションに比べて優れる点があるのだろうか。

この欧州人のセンスの無さに対する攻撃はこの程度では許したくないので、上記のBRICs vs EURのChart
に対してこんなタイトルはいかがだろうか?

EUR is emerging.

だって一緒じゃん。

【関連記事】
2009.05.12: FX Optionの 25Deltaって?
2009.03.12: ゆっくり見ると為替(FX)が通貨(Currency)に見えてくる
2008.06.30: World Currency Performance
2008.06.11: BRICs 広がる通貨パフォーマンス

今日は純粋なる株の市場特性についてだが、実はこれもデリバティブに直結している。
だから、俺が株のチャートを見ていたとしても、それは「趣味」ではなく、「仕事」なのであるという一例である。

Variance SWAPのDeltaなんていうものを考えているとCloseの後、次の取引瞬間にDeltaが発生する
Indexの先物に関してはほぼ24時間体制の取引ができるものもあるが、個別に関してはO/Nは取引不可能と考
えてよいだろう。つまり、Closeの次の瞬間までの間は、Over Night(O/N)であり、O/N JumpはHedge
不可能なDelta Riskがある
と感じた熱心な読者の一人が、O/NすなわちClose to Openと
Open to Closeの関係が気になると言い出した。

おっほっほ。それについては既にブログ書いた・・・と思ったのですが、どうも書き忘れていたようで。

答えから言うと、それは市場特性で決まる。

以下のグラフは、アメリカ、欧州、香港、日本の代表的な3銘柄の
C-C:Close to Close Volatility (通常使うのはこれ)
O-C:Open to Close Volatility (ザラ場ボラティリティ)
C-O:Close to Open Volatility (O/Nボラティリティ)
そして、O-C、C-O各々のVarianceをClose to CloseのVarianceで除したものをC-C Ratioとして示した。

COvsOC.JPG

見ればわかるように、アメリカ、欧州、香港、日本の順でO/Nの比率は、低->高となっていることがわかる。
当然のことながらLondonで取引されるHSBCは、香港の中でもO/Nは高いし、日本銘柄であっても最下層に
示したような銘柄は、O/Nが低い傾向にあるという個別性があることは否定しない。
だが、この数値は、一過性の要因や個別性以上に各市場ごとの特性が強いということを物語っているのは明らかだろう。

チャートを見たり、実際に数値を計算したりして、こういった市場特性を知っておくことはデリバティブを扱う上で必要な
プロセスであり、決してサボりではないことも同時に証明していることにお気づきいただけただろうか。

【関連記事】
2009.06.16: VAR SWAPのGamma+VanillaのGammaでGamma Neutralになるか?
2008.08.13: Vanilla基礎 GammaとVolatility
2008.02.01: Skewness(歪度) マーケットの非対称性
2008.01.24: 恐るべしJump DiffusionとVAR-SWAP
2007.12.27: Jump Diffusionと市場効率性

FXいわゆる為替というのは比率であり、常にペアで、単体では意味をなさない概念で、
Asset Classでは無いと考えています。
一方の狭義の通貨は、CashというAsset Classで、単体でも存在しうる概念です。

為替というと日々の何ポイント、何bipsの動きを追うイメージになりましょう。
ゆっくりと為替を見ると、それはあくまで為替ですが

さまざまな国または地域下にある資産の価値を特定通貨で統一して見るための係数

という感覚で見えてきます。伝わりにくいでしょうか?私の気持ち。


この感覚を説明するために、世界の通貨、今年初めからの動きと1年の動きを振り返ってみましょう。

う~ん、エグ過ぎる。たかが為替、されど為替。怖すぎですね。為替はとても重要です。
株だろうが、現金だろうが、国債だろうが、地雷通貨で持ったらアウトって感じ。
worldccyMAR09.JPG
*注 ReturnはLog Return

この1年(右側の%表示)で、ドルに対して勝った通貨は、JPY、CNY、HKDのみ。
見てくださいよ、その他の通貨の下落! 
NZDを筆頭に、KRW、AUD、GBP・・・エマも・・・ほとんど全滅です。
ホント酷い。20%以上の下落なんてざら。

この世の殆どが踏んだらアウトの地雷通貨な中、不思議なことがあるのです。
私の個人PortfolioのCurrency Exposureは、JPYとCNYとUSDで90%占めています。

と自慢話は、そこそこにして自虐話に展開させましょう。

一方、年初来からの動きを見ると、流れが完全に変わっています。
最強通貨JPYで2009年は惨敗しています。(読者諸君もだろ?)
円高に、ハッテいた筆者としては、欲張りすぎて完全にJPYを「利食い」損ねてしまったようです。

おっと!給料がSGDだった。
資産一覧に載ってないから、忘れたわ。これ、でけぇわ。

大まかな投資通貨比率の見通しを、後で参考にするために書いておきましょう。

為替の大きな取引は、しばらくしない。 と思う。

取引しない=SGD Exposureが増え、他が相対的に減る。
CNYは満期とともにHKD->USDへ転換を意味する。

【関連記事】
2008.06.30: World Currency Performance
2008.08.21: 東南アジア横断 ~総括 アジア覇者への道

2009-03-09 00:59:46 アジアの中銀は通貨防衛策を断念-輸出減少に対応し通貨安容認


【記者:Ye Xie、 Bob Chen】
3月9日(ブルームバーグ):アジア各国の中央銀行は6カ月にわたる自国通貨の防衛策を断念し、
輸出の10年ぶりの大幅減少に対応して輸出価格を低下させる方向に政策転換している。

韓国のウォンは今年、米ドルに対して19%下落したが、韓国当局はこれを容認して自国企業の
競争力を高めた。これを受け、インドやマレーシア、台湾の政策当局者も自国・地域の通貨下落を
放置している。ブルームバーグ・データによれば、韓国とインドネシア、台湾、マレーシアの1月の輸出
は17%減の790億ドルと、アジア金融危機で域内経済が3割余り縮小した1998年4月に比べ
て2倍の落ち込みを記録した。

ステート・ストリート・グローバル・マーケッツのストラテジスト、ドワイフォー・エバンス氏(香港在勤)
は「ライバルの韓国ウォンの下落に対抗するため、輸出市場が通貨安を誘導せざるを得ない状況
だ」と指摘した。

モルガン・スタンレーの通貨ストラテジスト、スティーブン・ジェン氏によると、ウォンとインド・ルピー、
台湾ドルは米ドルに対し6月末までにそれぞれ、12%、13%、6%下落する見通し。ゴールド
マン・サックス・グループはシンガポール・ドルが4月までに3%値下がりするとみる。カリヨンは
マレーシア・リンギットが9月末までに5%下落すると予測する。

通貨政策の根本的変化

韓国企業からの攻勢で苦戦している輸出業者にとって通貨安は命綱になる。オッペンハイマー
が先月顧客に配布した調査リポートによると、台湾の友達光電はテレビやパソコン向け液晶表示
装置(LCD)の世界市場でシェアが今年は15%と、昨年の16.8%から縮小する見通しだ。
一方、ライバルの韓国サムスン電子とLGディスプレーのシェアは合計で44.9%(昨年41.9%)
から拡大する見込み。

モルガン・スタンレーのジェン氏は3月2日付リポートで「日本を除くアジアの通貨下落を阻止す
る意味ある介入はもはやないだろう」と述べ、「多くのアジア諸国の通貨政策が根本から変化した。
貿易黒字の急激な縮小がこれらの国でのドルの相対的需給に影響していることは明らかだ」と
指摘した。

マレーシア中央銀行はリンギット買いを実施し、昨年12月に対米ドル相場を4.5%上昇さ
せたが、今月5日にはリンギット相場が「安定」し、「自力で機能している」との見解を表明した。
ただ、リンギットは年初以降6.7%下落し、6日現在1米ドル=3.7175リンギットと、05年
に廃止した1ドル=3.80リンギットでの固定相場制の水準に接近しつつある。

フィリピン中央銀行のギニグンド副総裁は4日、ペソが昨年12月5日以来の安値に接近した
ものの、通貨てこ入れのために介入する考えはないと言明している。

原題:Currency Defense Drops for Rupee, Ringgit, Won as Exports Fall(抜粋)

1.現地通貨中立測度を持っている。
2.現地生まれ、現地育ちの素人女性を食べたことがある。

答えはYes or No。このいずれかを満たす場合、現地化に成功したと言えよう。

1は先日説明したので、今日は設問2について説明する。

素人女性というのが肝心で、プロ・セミプロ、無理矢理、酒の勢いで一回だけとかは、一切ダメ

女性を口説くというプロセスには現地化に必要な全ての項目が含まれていると言っていいだろう。

実際に継続的に関係を続ける、もしくは、相手に一発勝負では無く継続的な関係であると思わせなければ
素人女性は簡単にはDoneしない
わけで、それには英語ではなく、現地の言語(SGPだったらシングリッシュね)で
口説くほうが良いだろうし、現地の文化・習慣、ひいてはイデオロギーや歴史も理解していた方が成功率は
高いし、関係の継続はしやすいだろう。

「イデオロギーや歴史って、そんな大げさな」と反論する貴君に対しては、わかりやすく解説しよう。

香港女性が無愛想。中国女性がワキゲを剃らない。シンガポールはダンプ松本。韓国人とキスしたらキムチくさいのかな?
などという細かい見かけの問題や日本文化との相違に対して不平不満を言い、安易に日本人に走っているようでは、
現地化には程遠いということが、うかがい知れよう。
それらの違いの全てを受け入れることができた時、貴君は現地化に成功という栄冠を手にすることができるというものだ。

これはあくまで一部であるが、いくつかの具体的例を挙げておこう。

香港における韓国人素人女性との関係は、現地化とは言わない。(別に韓国人じゃなくても、ロシア人でもダメよ)
それはOff-Shore同士の傷の舐めあいに過ぎない

「私は女なんで、素人男性でいいですか?」 という質問の答えは残念ながら否である。
結局は、男と女の生物学的非対称性に帰着するが、プロの男というのは、客も男であることからわかるように
男というのは、女性には安易に応じるものなので、女性は男を口説くプロセスなど必要が無い。
よってこの設問は女性読者は適応除外となる。このブログの読者の99%は男性読者であろうからあしからず。

また政治的背景も考慮する必要があり、
香港・台湾における素人中国人女性との関係は現地化とみなすが、中国における香港・台湾人素人女性との
関係は現地化とは言わない。
それは中国人は、香港と台湾は中国とみなしているが、香港・台湾人は、中国とは違うと思っていることに起因する。

同様に、日本における外国人素人女性との関係においても、それは相手が日本の現地化に成功しただけであって
貴君は、彼女にとってのOff-Shoreテンポラリに過ぎないというのも加えておこう。


ちなみに私は、*宗教上の問題で、ある特定の通貨に対する中立測度を持つことができない。
であるから、現地化というためには、自動的に設問2を満たす必要がある。
私は気持ちとしては、現地化するつもり満々なのだが、残念ながら、相手がそれを許さない。
気持ちだけでは、現地化への道はかなり遠そうだ。

*無神論も宗教であり、私は神だけでなく、全てを信じない無信論者である。

あなたのシンガポーリアン度Checkというのがインターネットにある。
http://a-sinletter-2.bom-ba-ye.com/
100問にわたる設問があり、時間がかかる上に、シンガポール在住者では無いとわかりにくい内輪ギャグだ。

ちなみに私は11点/100点。まだまだ現地化できていないようで。

私はグローバルに活躍する忙しい駐在諸君のために、グローバルに通じる現地化度Check試験を考案した。
そして、この試験は日本に住む日本人読者にも、愛国心Checkとして適応可能だ。

設問は2問のみ。答えはYes or Noだ。

1.現地通貨中立測度を持っている
2.現地生まれ、現地育ちの素人女性を食べたことがある

このいずれかを満たす場合、現地化に成功したと言えよう。
2問はあまりにも強い要求のため、"いずれか"一つでも満たしているならば、現地化していると言えるだろう。


まず、説明が簡単な設問1から。

これはこのブログの常連読者にはもはや解説不要な用語であるが、新規Userのためにしつこく解説しよう。

中立測度とは、わかりやすく言えば、中立=リスクが無い、測度は感覚なので、リスクを感じないということ。
現地通貨の保有に対して為替リスクを感じないということである。

海外駐在諸君が、日常生活・消費等で金が動くとき、ついつい円換算してしまうなどという習慣は円中立測度。
USDを買って、100円から120円になって、自分の資産の9割が円で構成されているにもかかわらず喜んでいる読者諸君も円中立。
GBPで給料をもらい、250円から140円になって悲しんでいる日本人駐在諸君も円中立。
すなわち日本円を信奉する愛国者である。

日本に帰り、日本に生活基盤があると思うから悲しいわけで、イギリスでずっと生活しようと思っているならば
1£の価値は1£でしかなく、GBPJPYレートは関係ないわけで、GBPの給料とイギリスの物価だけを気にするはず。

現地通貨中立測度=通貨信奉者こそ、その国の国民、そして現地化のあかしなのである。

長くなったので、設問2は、また次回、解説することにしよう。

世界各国の株式市場Index(銘柄数を少なめにしています)に、各産業セクターのWeightを一覧にしてみました。
なぜ、こんなことをしたかというと、各国のデリバティブネーム、すなわち時価総額Top10-30の企業群は
オイル・銀行・通信などの資源・インフラ系が目立ち、意外に没個性的な国が多い
のです。
そして、世界にその名を轟かし、唯一無二な存在は、製造業の中にあると思ったのがきっかけです。

産業セクターの定義や製造業定義は、いい加減さは目立ちますが、私のイメージは取得できました。

WorldIndustrySector.JPG

セクターのいい加減さの例としては、
新日鉄は、製鉄なのにBasic Materialsで資源株->非製造業扱い。
三菱商事はConsumer, Cyclicalで製造業扱い。
など、具体的に見ると違和感は否めないのですが、そこは目をつぶりましょう。

Consumer, Cyclical
Consumer, Non-cyclical
Technology
Industrial

までを製造業と「近似」して国ごとに和を取ったものをSum of Manufactureとして紫で囲い、3列目に表示しています。
製造業比率の世界平均は31%となります。
50%以上の国はわずか5国で、アメリカ、日本、スイス、台湾、韓国。
40%-50%で見ても、ドイツ、ニュージーランド、ベトナムだけです。
逆に15%以下の国も5国あり、ロシア、香港、フィリピン、中国、カナダです。

モノづくり大国とは呼びたくないスイスが作れるものは所詮、Nestleの"ミロ"とNovartisとRocheの薬です。
一方、近代技術的なお持ち物、例えば、デジカメ、I-Pod、ウォークマンのような小さな機械を作れる国は世界
にそんなに無いということが分かります。

日本だけ見ていると、キャノン、松下、ソニーと、その他沢山あるので、誰でも作れるように思えます。
しかし、対抗できる会社を日本以外で探すとなるとノキア・サムソン・アップル、アメリカはもうちょっと出てき
そうですが、他の国は本当に作れない! そういう技術を日本の製造業は持っている

何も作れない人たちを見るとロシア・カナダは資源偏重、香港と中国は金融です。
世界の工場中国は、実は自分では何も作ることができないと言うことが時価総額ソートで株式指数企業一覧を
見ればわかるはずです。
ジムロジャースが成長すると言っていますが、まだ産業が育っていると言える状態ではなく、
「この産業で中国は成長する!」というメッセージが株式市場から感じられません。

資源は、まだそこで掘れるという物理的制限があるからまだしも、金融立国�。
インフラをより安いコストと税金で近所で提供することはそれほど、製造業に比べ、難しいことではありません。
このようなライバル国の出現、あるいは税制が変わったら、香港やシンガポールには何の価値もありません。
その虚弱な金融産業にインフラを提供する会社にもまた投資をする気になれないのは私だけでしょうか?

ある国の経済に強気=通貨も株も買うべき という図式が成り立ちます。

ところが
日本人である我々は体感的に、株が下がると円は上がる(為替が下がるとか言わないように!!)
ということを知っています。

Global MarketにおけるWeekly Correlationを実際に計算してみました。
IndexCurCorr.JPG
通常は正の相関で、エマージングほど、強相関。
明確な逆相関が見られるのは、日本、スイス、中国だけです。

ベトナムは、為替管理しているにもかかわらず、政府が弱小なので、やはり、操作しきれず正相関。
中国は巨大だから、操作しきって、逆相関。(これ中国をほめているんじゃありませんよ。自慢話です!!)

欧州は、最近は、体感的に株と共に通貨も下がっている気がしますが、数値上はマイナスが出ました。
何度も確認しましたが、計算は、あってるっぽい。間違ってたら教えてください。


国際投資的観点では、いわゆる株の純投資で利益が得られるのは正相関のMarketだけ

我がマザーマーケット日本は、そこが難しい。
日本株が安いときには、円が高く、日本株が高い時には円が安い。
となれば、ドルベースリターンは小さくなる傾向が明確です。

すると答えは、どうしたいね??

前回書いた記事(世界各都市生活費指数)はUBS調べ。
今回はマーサーという会社らしいですが、数値は前回のほうが体感に近いです。

シンガポールがニューヨークより高い??本当かね??
Frankfurt・・・、シンガポールより高いと思うけどなぁ~。

皆さんどうとらえるでしょうか??


東京が生活費の高さで2位に浮上、ロンドンを抜く-1位はモスクワ


【記者:Bei Hu、Zoya Shilova】
  7月24日(ブルームバーグ):コンサルティング会社マーサーによると、
東京は生活費の高さでロンドンを抜き2位に浮上した。1位は3年連続でモス
クワだった。調査では、ドル安と高インフレでインドの各都市の生活費が上昇
したことも示された。

  マーサーのウェブサイトに24日掲載された資料によれば、東京は昨年の4
位から2位に上がった。インドのニューデリーは55位と昨年の68位から順位
を上げ、ムンバイは4位前進して48位となった。

  マーサーの調査マネジャー、イボンヌ・トレーバー氏は発表資料で「東欧と
ブラジルとインドの都市が徐々に順位を上げている」とし、「生活費の上昇が
成長率の高さと連動している場合がある」と指摘した。

  マーサーは多国籍企業や政府が海外の従業員の報酬を決定する際に目安と
できるように、生活費調査を実施している。食料、住居費、交通費、衣料、日
用品、娯楽など200以上の品目について、6大陸の143都市で調査し、ニュー
ヨーク市を基準に指数を算出する。調査は3月に実施した。

  ソウルの生活費は今年5位と、昨年の3位から低下した。香港は6位(昨
年5位)に後退。生活費が最も安いのはパラグアイのアスンシオンだった。

  生活費の高い50都市は以下の通り。

===========================================================================
  08年     2007年                                       2008年     2007年
  順位      順位  都市                国                  指数        指数
     1        1   Moscow            Russia                142.4      134.4
     2        4   Tokyo             Japan                 127.0      122.1
     3        2   London            U.K.                  125.0      126.3
     4       10   Oslo              Norway                118.3      105.8
     5        3   Seoul             South Korea           117.7      122.4
     6        5   Hong Kong         China                 117.6      119.4
     7        6   Copenhagen        Denmark               117.2      110.2
     8        7   Geneva            Switzerland           115.8      109.8
     9        9   Zurich            Switzerland           112.7      107.6
    10       11   Milan             Italy                 111.3      104.4
    11        8   Osaka             Japan                 110.0      108.4
    12       13   Paris             France                109.4      101.4
    13       14   Singapore         Singapore             109.1      100.4
    14       17   Tel Aviv          Israel                105.0       97.7
    15       21   Sydney            Australia             104.1       94.9
    16       16   Dublin            Ireland               103.9       99.6
    16       18   Rome              Italy                 103.9       97.6
    18       12   St. Petersburg    Russia                103.1      103.0
    19       19   Vienna            Austria               102.3       96.9
    20       20   Beijing           China                 101.9       95.9
    21       22   Helsinki          Finland               101.1       93.3
    22       15   New York City     U.S.                  100.0      100.0
    23       38   Istanbul          Turkey                 99.4       87.7
    24       26   Shanghai          China                  98.3       92.1
    25       25   Amsterdam         Netherlands            97.0       92.2
    25       29   Athens            Greece                 97.0       90.6
    25       62   Sao Paulo         Brazil                 97.0       82.8
    28       26   Madrid            Spain                  96.7       92.1
    29       49   Prague            Czech Republic         96.0       85.6
    30       37   Lagos             Nigeria                95.9       88.0
    31       31   Barcelona         Spain                  95.2       89.2
    31       64   Rio de Janeiro    Brazil                 95.2       82.5
    31       23   Stockholm         Sweden                 95.2       93.1
    34       24   Douala            Cameroon               95.1       92.9
    35       67   Warsaw            Poland                 95.0       82.4
    36       64   Melbourne         Australia              94.2       82.5
    37       39   Munich            Germany                93.1       87.6
    38       45   Berlin            Germany                93.0       85.9
    39       44   Brussels          Belgium                92.9       86.5
    40       40   Frankfurt         Germany                92.5       87.4
    41       33   Dakar             Senegal                92.2       89.0
    42       28   Kiev              Ukraine                91.7       91.4
    43       43   Luxembourg        Luxembourg             91.3         87
    44       30   Almaty            Kazakhstan             90.7       89.6
    45       31   Bratislava        Slovakia               90.6       89.2
    46       45   D?sseldorf        Germany                90.4       85.9
    46       72   Riga              Latvia                 90.4       81.5
    48       52   Mumbai            India                  90.3       84.9
    49       59   Zagreb            Croatia                90.0       83.5
    50       57   Hamburg           Germany                89.9       84.2
===========================================================================

出展:マーサー

原題:Cost of Living Climbs in Tokyo, Mumbai; Moscow Top, Mercer Says

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